リーグ戦を黒星で終える
第100回関東大学バスケットボールリーグ第22節法政大学戦が11月3日順天堂大学佐倉キャンパスにて行われた。結果は以下の通り。
●駒澤大学 56ー72 法政大学〇 | |
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1Q | 12-19 |
2Q | 11-13 |
3Q | 12-16 |
4Q | 21-24 |
スターティングメンバー | |
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PG#3 | 田中晴瑛(営4) |
SG#12 | 野口竜真(法3) |
SF#11 | 齊藤雄都(市4) |
PF#34 | 荒井元汰(経3) |
PF#35 | 星健太朗(営4) |
リーグ最終節の相手は昨年同様法大と対戦。
第1Qは34番荒井のツーポイントで駒大が先制点をとる。今節で4年生選手が引退試合ということもあり、序盤からより一層熱量のあるプレーが繰り広げられ、12対19で第1Qを終える
。
第2Qでは両チームのディフェンス力開始3分で決まった3番田中のスリーポイントが先制点となった。しかし、着実に点数を重ねられ、一時10点差まで引き離される。23対32で前半を折り返す。
第3Qでは、相手のディフェンスに苦しめられ、なかなか点を入れられず23対38まで点差が広がる。残り3分で、3番田中がスリーポイントを決め、駒大第3Q初得点。怪我から復帰した6番畔上樹音(地4)は仲間からの「おかえり!」という声を力に、スリーポイントを決め35対48で第3Qを終える。
最終第4Qでは、復帰明け6番畔上の磨きぬかれたシュート力により、このQだけで4本のスリーポイントシュートを決める。一時は9点差まで迫るが点差を縮めることは出来ず、56対72で敗戦となり、今大会を8位で終えた。
インタビュー
◆田中晴瑛(営4)
ーー今日の試合を振り返って
「勝って終わろうとチームで話していたが、結果は悔しいものとなった。しかし、4年生全員で点数を決めて最後までプレーできたのでよかった」
ーー今日で引退だが、どんな気持ちで挑んだか
「プレッシャーとかはなかった。最後にみんなで楽しくバスケしようという気持ちで挑んだ」
ーー良かった点は
「ベンチから出てきた4年生が点差を縮めてくれた。一緒に4年間やってきた仲間が途中からコートに入って頑張ってくれたのが良かった」
ーー改善したい点は
「大きく変えたい部分はない。今年で言えばリバウンドを取れなかったり、ディフェンス守りきれなかったり細かい部分のつめが甘いところを改善したい」
ーーチームを引っ張っていく立場だったが、今までを振り返って
「ちゃんと引っ張ってこれたかは分からないが、コートの中では必死に声をかけて少しでもチームのためになればと思ってやってきた。最終的に良い順位になれず、結果は伴わなかったが、チームを引っ張ってこれて良かった」
◆野口竜真(法3)
ーー今日の試合を振り返って
「昨日もそうだが、4年生選手が多く出場し、4年生の背中をみてプレーすることができた」
ーー良かった点は
「相手は強敵で、チームではインサイド陣はリバウンド頑張って、ガード陣はゾーンでプレッシャーをかけられた点」
ーー改善したい点は
「たくさんあるが、チームとしては4年生が引退した分の力の差が劣ってしまう点」
ーー今大会を通してスタメンでの出場だったが、意識していたことは
「控えにも4年生がいたので、自分は気負いすることなく自分の役割であるシュートのところをしっかり全うしようとした」
ーーオフシーズンをどのように過ごしていきたいか
「チームを1から作らないといけないので、チーム内のルールを徹底や自分の役割を見直していきたい」
ーー来年度は最上級生になるが、来年度に向けて
「自分たちの代はどうしても人数が少ないので、一人ひとりの役割がとても重要になる。個人の役割としてはチームを引っ張っることだったり、プレーでもちゃんと自分が点をとることだったりを意識してやっていきたい」