終了間際で逆転され敗戦...
2024年度東京都バスケットボール秋季選手権大会第2試合目MMF戦が11月2日有明スポーツセンターにて行われた。結果は以下の通り。
●駒澤大学 66ー69 MMF 〇 | |
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1Q | 14-17 |
2Q | 15-18 |
3Q | 21-15 |
4Q | 16-19 |
スターティングメンバー | |
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PG#27 | 本多瞬(仏4) |
G#15 | 根本然(営2) |
SF#26 | 石井息吹(政1) |
PF#17 | 大石英昇(文4) |
F#70 | 仲里叶(法3) |
今節の相手は杉並区を中心に活動している社会人チームMMF。
第1Qでは相手の先制点からスタート。駒大の攻撃は15番根本がシュートを決め、26番石井と17番大石が後に続き一気に逆転。その後一進一退の展開となり、14対17と3点差をつけられ1Qを終えた。
続く第2Qでは、17番大石が再びスリーポイントを決めるも、相手に流れを掴まれてしまい一気に15点差が開いてしまう。残り2分でようやく15番根本がシュートを決め点を返していくが、29対35で折り返した。
流れを掴みたい第3Qでは、27番本多と26番石井がスリーポイントを決め、その後相手のディフェンスに苦しみつつも点を重ねていく。互いに一歩も譲らぬ攻防戦が続き、50対50と同点で最終第4Qへ。
同点で迎えた第4Qでは、駒大の先制点から始まり、相手との点差を広げていく。しかし、中盤で再び追いつかれてしまいタイムアウトをとる。タイムアウト明けも点を重ねていくが試合終了間際に逆転されてしまい、66対69で試合終了。
インタビュー
◆根本然(営2)
ーー今日の試合を振り返って
「相手チームが強いということは、トーナメント戦決定時から分かっていて、今日の試合が山場だということは意識していた。先週の試合で大差をつけることができ良い流れだったが、今日の試合で上手くいかない時間が多く、離されたり流れが掴めなかったりした。4Qで最初のポゼッションを決められてしまい、交代明けから最後まで力を出し切れなかった」
ーー相手選手が社会人なこともあり、体格差があった中でどのような対策をしていたか
「身体の大きい選手がいることは分かっていて中のディフェンスを強化していたが、守り切れた部分とそうでない部分があった。相手のフィジカルが強い中でもオフェンスでファウルをもらいにいくなど、アタックメンタルを持てた。一人ひとりが勝つ気持ちでシュートを決められたと思う」
ーー今日の試合でよかった点は
「1年間を通して、勝っていても後半で追いつかれてしまう展開が多くあったが、今日は後半でペースを上げることができた。自分たちは学生なので相手よりも走れると分かっていたが、途中の交代も含めチーム全体で速攻をとるなど、課題であった後半の走りができた」
ーー今日の試合で改善したい点は
「このチームは終わってしまうが、チームとしては今回のように相手が中を中心で攻めてきた時に、早い段階で改善をして相手の攻めどころを潰していきたい。個人としては4Qの終盤で1対1の場面でスリーポイントシュートをエアボールしてしまったため、チームの勝利を決定づけるプレーができるようになりたい」
ーー今日の試合で意識していたことは
「今日の試合で負けたら4年生が引退だということもあり、出場時間はしっかり責任を持つことを意識し、自分が弱気になるとチームの雰囲気も下がってしまうと思った。今日の試合で途中で逃げ腰になってしまい、パスミスや4Qでスリーポイントを決められなかった部分もあるが、強い気持ちで挑んだ」