粘り強さを見せ、リーグ戦初勝利
第100回関東大学バスケットボールリーグ戦の第2節順大戦が8月27日武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた。結果は以下の通り。
◯駒大 69-62 順大● | |
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1Q | 19-16 |
2Q | 17-15 |
3Q | 21-13 |
4Q | 12-18 |
スターティングメンバー | |
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PG #3 | 田中晴瑛(営4) |
SG #12 | 野口竜真(法3) |
SF #11 | 齊藤雄都(営4) |
PF #20 | 古島輝(経3) |
PF #35 | 星健太朗(営4) |
リーグ戦2戦目の相手は2年連続でリーグ戦の対戦成績を1勝1敗の五分としている順大。
第1Qは互いに譲らぬ展開が続く。順大はアウトサイドからのシュートを確率よく沈める。駒大は全員が積極的にリバウンドに絡みセカンドチャンスを多くものにする。このクオーターだけで10得点をマークした35番星を中心にインサイドで得点を重ね、リードした状態で第2Qへ。
第2Qも一進一退の攻防が続く。駒大はゴール下でのリバウンド争いやタイトなディフェンスを粘り強く継続し、相手に主導権を握らせない。前半ラストのオフェンスでは、オフェンスリバウンドから最後は34番荒井がブザーとともにねじ込み、流れを引き寄せて前半を5点リードで折り返す。
第3Qでは11番齊藤の先制点から始まる。しかし、その後なかなか点差を広げることができず、激しい攻防戦となる。順大に攻められる流れが続くも、粘り強いディフェンスを見せ、リードのままゲームが進む。35番星が立て続けに得点を決めたことで、再び流れに乗る。一時は点差が縮まるも守り切り、最終的には8点差をまで点差を広げ第3Qを終える。
最終第4Qでは、再び順大から攻められる展開となり、なかなかシュートを決められない状態が続く。8番中島や35番星がシュートを決めるもなかなか攻めることができず、守り切る形で試合終了。
最後まで粘り強さを見せ、今リーグ初勝利を収めた。
インタビュー
◆星健太朗(営4)
――今日の試合を振り返って
「昨日負けてしまったので、今日は絶対に勝とうとチーム全体で話し合って円陣を組んだ」
――今リーグ初勝利することができたが、今の心境は
「まず1勝できてほっとしている」
――ディフェンスで粘り強さを見せていたが、チームとして意識していたことは
「相手選手の中でもスリーポイントの成功率が高い選手を常に警戒していた。スタートの選手もそうだが、セカンドから入ってくる選手もディフェンスなどそれぞれの役割を果たしてくれたため、このような点差で勝つことができたと思う」
――シュート率が高かったが、何か個人として意識していたことは
「シュート練習はしていたので、とにかくリラックスをして打とうと意識していた。"決めてやろう"という気持ちで一本一本打っていた」
――次戦に向けての意気込み
「これからまだまだリーグ戦が続くので、怪我をせず勝ちにこだわってハッスルしていきたい」
◆齊藤雄都(営4)
――今期初勝利となったが、今日の試合を振り返って
「昨日負けてしまったが、しっかりと切り替えて今日勝てて良かった。内容は2日とも良かったので来週に向けてもいいゲームになったと思う」
――昨日今日とスタメンで出場したが、その中で意識して取り組んだことは
「1番は自分の役割である点を取りに行くというところ。また、2年生3年生でも試合に出ていた経験を活かしてプレーでチームを引っ張っていきたいと思っている」
――前からのディフェンス、リバウンドに飛び込むところやボックスアウトなどかなり徹底されていたように感じるが、ディフェンスに関して意識したことやコーチからの指示などはあったか
「特にリバウンドは普段からチームとして意識している。今日で言えば、控えから出た #8 中島や #55 清水がたくさんリバウンドを取ってくれたところはチームの勝利につながった要因の1つだと思う」
――来週は立大戦、明星大戦と続くが、両校の印象と来週への意気込み
「両チームともこれまで2部で戦ってきた相手で、サイズは大きくないが、速さが武器という印象がある。ディフェンスやリバウンドのところは来週も継続、徹底して勝ちにこだわってやっていきたい」