バスケットボール部

DATE:2024.05.02バスケットボール部

1部相手に健闘するも敗戦...

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今年度主将を務める石川(撮影・坂元采夏)
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身長2m越えの選手につく荒井

第73回関東大学バスケットボール選手権大会の山梨学院大戦が5月1日に武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた。結果は以下の通り。

●駒大 59 - 76 山梨学院大〇

1Q

12 - 29

2Q

11 - 8

3Q

17 - 22

4Q

19 - 17

スターティングメンバー

PG #3

田中晴瑛(営4)

SG #12

野口竜真(法3)

SF #11

齊藤雄都(営4)

PF #2

朝日海安(G3)

PF #20

古島輝(経3)

前日の千葉商科大戦の快勝で勢いに乗る駒大。今日は1部リーグに所属する山梨学院大が相手となった。

第1Qは11番齊藤がシュートを決め、その後12番野口、20番古島がフリースローを決めるが、しばらく点が決まらない時間進む。このような状況の中で主将の4番石川が出場し、シュートを決めるも、なかなか点差を詰めることができず第1Qを終えた。

第2Qは、広がった点差を縮めようと11番齊藤や34番荒井など4年生メンバーを中心に喰らいつくもシュートがなかなか決まらず苦しい展開となった。

第3Qでも、徐々に点差を広げられてしまい苦しい展開が続く。第1Qに続き11番齊藤がフリースローを決め、その後6番畔上がシュートを決めて勢いに乗る。4番石川も2本連続でシュートを決めチームを引っ張る。

最終第4Qでもなかなか点差を縮めることができず、一時は30点差まで広げられてしまう。しかし、11番齊藤や34番荒井を中心にシュートを決め、徐々に点差を縮める。最後までシュートを決めようと喰らいつくも、シュートがなかなか決まらず、56対76で試合終了。チームの目標であったトーナメント戦ベスト16を達成することができず、悔しい敗戦となった。

インタビュー

◆前田祥太ヘッドコーチ

――今日の試合を振り返って
「言い訳もないぐらいの負けだった。準備していたことを出せずに負けてしまった」

――準備していたこととは
「相手のオフェンスに対しても守り方だったり、ディフェンスに対しての攻め方だったりを準備していた。しかし、そこに至る前のディフェンスの強度やオフェンスの攻撃回数が少なく、準備していたことを発揮できなかった。チームの持ち味や基盤の部分でいえば速い攻撃をしていこうと話していたが、できなかった」

――今回のトーナメント戦に対する思いや目標
「対戦相手の組み合わせが決まり、相手が1部リーグの相手だったので、中期目標としては1部の相手を倒すことと、トーナメントでベスト16に入ることを掲げていた」

――昨年度のチームとの違いは
「昨年度のチームは今年卒業した4年生が試合の出場回数もベンチ入りの回数も多く、プレー面でも精神でも全体を引っ張ってくれていた。新チームでも昨年度から試合へ出場していた選手は多いが、インサイドの高さや精神的な面では昨年度とは異なる部分が多い」

――新チームの雰囲気は
「チームの雰囲気としては、学年隔てなく、チーム全員が前向きにプレーをしている。毎年のことではあるが、学生が主体となって活動をできており、良い雰囲気だと感じている」

――新チームの課題や強化したい点
「強化したい点でいえば、リバウンドをどう取っていくかという点。課題の部分でいえば、ディフェンスの強度やリバウンドのボールプッシュ、オフェンス展開の速さといった点だと思う。これらがチームの基盤となっていくので、これからも基盤は崩さずその上で対戦相手の対策をしていきたい」

――これから開幕する新人戦、リーグ戦への意気込み
「新人戦では今回ベンチ入りしていない1年生が出場するため、よりフレッシュな雰囲気で挑めると思う。初出場のメンバーも多いが、実力のある選手が多いため、あくまで基盤を崩さず出場選手によって色々な点を変え、今のチームとはまた違う雰囲気でプレーをしていきたい。
リーグ戦では、ここ2、3年は2部の中でも上位にいるものの、今のチーム状態だったや2部にいる他のチームを踏まえると、簡単にはいかないと感じている。これからの練習ではより強度を高め、チームを全体を底上げすることで今年こそは入替戦にいきインカレに出場をしたい」

執筆者:坂元采夏、志村采美

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