国士舘大に敗戦...リーグ戦も残り2戦のみ!
第99回関東大学バスケットボールリーグ戦の第20節国士舘大戦が10月22日に国士舘大学多摩キャンパスで行われた。結果は以下の通り。
●駒大 62-79 国士舘大〇 | |
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1Q | 15-22 |
2Q | 11-21 |
3Q | 19-24 |
4Q | 17ー12 |
スターティングメンバー | |
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PG #3 | 田中晴瑛(営3) |
SG #12 | 野口竜真(法2) |
SF #30 | 末永昂士(法4) |
PF #31 | 石山威月(G4) |
PF #35 | 星健太朗(営3) |
駒大はリーグ戦無敗中の国士舘大と対戦。
第1Qは31番石山の先制点から始まる。30番末永は積極的にドライブからシュートを放ち、12番野口、35番星がスリーポイントシュートを沈め得点を重ねる。
第2Qは相手のスリーポイントシュートが多く決まり、点差が開かれる展開に。積極的にリバウンドに参加するも、留学生の高さには敵わず、国士舘大が攻め続ける時間が続く。
第3Qからシュートが決まり始める。11番齊藤は立て続けにバスケットカウント、ファウルを取り、フリースローをしっかりと沈める。しかし、相手のゴール下シュートやジャンプシュートを止められず点差が開いていく。
第4Qが始まってすぐに昨日の青学大戦から復帰した大矢がスリーポイントを沈める。齊藤は第3Qからの勢いに乗り、第4Qでも4連続でシュートを決め、本日チーム最多得点。点差を縮めるも、62-79で敗戦。
リーグ戦も残り2戦。同日の試合で2位の法大が勝利したため、駒大の入れ替え戦出場はなくなった。
しかし、コーチ陣からは「あと2戦を勝って終わるのか、負けて順位を落として終わるのかでは全然違う」との言葉もあり、次戦は駒大と同じ日本人チームである順大と対戦!
インタビュー
◆前田祥太ヘッドコーチ×松本大地学生コーチ
――今日の試合を振り返って
前田「今日は全勝中の相手だったので、まずは勝って全勝で終わらせないようにというのを掲げてやっていた。あとは、勝たないと入れ替え戦に行くのが厳しいというのがあり、みんなが気合いを入れて臨んだ試合だった」
――相手の10番の対策などはあったか
前田「入った時にはダブルチームでいこうというのはあったが、31番の石山が早々にファールを取られて、なかなか思うような展開にできなかった」
――守備面、攻撃面での課題はあるか
前田「守備面は、リバウンドのところがとれず、セカンドチャンスで相手の選択肢を広げてしまったところ。身長差が敵わない分はどうしてもあるので、フィジカルの部分やコンタクトの仕方、みんなでこぼれ玉に反応するとか、そういうところが今後の課題だと思う」
松本「スリーポイントとゴール下は点を取られるだろうと思っていたが、想定以上に相手のジャンプシュートが入っていた。ジャンプシュートを止めて、逆に他の2つのところが疎かになってしまった。相手が上手かったというところが大きい」
前田「攻撃面は、相手の体の強さやディフェンスの圧の強さで、ボールをもらいたいところでもらえなかったり、もらっても前を向けない状況になってしまったところ。ディフェンスにも共通するが、この強度の高さに慣れていかないと、1部で戦うのは厳しい」
――残りの2試合をどう戦うか
前田「残り2試合どっちも勝って、2位もしくは3位を狙いたい。相手の結果次第な部分はあるが、そこを諦めずに僕はやりたい。ここで連敗して5位、6位で終わるのと、2位を目指して3位で終わるのは全然違う。まだまだ2位を目指してやっていく」
松本「残り2試合は日本人チーム同士の戦いなので、よかったと思う。日本人の中でどこのチームが1番強いかっていうのを決める戦いだと思って、頑張りたい」
前田「4年生と4年間やってきたので、最後4年生にしっかり活躍してもらって、いい形でこのリーグ戦を締めくくってほしい。思い入れの強い学年なので、頑張って残り2試合やっていきたい」
※なお、取材は法政大対東洋大の勝敗が分かる前に行われていたため「2位もしくは3位を狙いたい」というコメントがあるが、その後、法政大が勝利したため、残り2戦を残して勝ち点で法政大を上回ることができないことが決定した。