バスケットボール部

DATE:2023.09.06バスケットボール部

今大会初敗戦 次戦に向けて"切り替え"

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今試合最多得点・最多出場時間の石山(撮影:中西真雪)
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チームを声で鼓舞することが多い星

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦の第5節青学大戦が9月5日にとどろきアリーナで行われた。結果は以下の通り。

●駒大 70-82 青学大〇
1Q 18-18
2Q 14-20
3Q 19-18
4Q 19-14
OT1(延長戦) 0-12
スターティングメンバー
PG #3 田中晴瑛(営3)
SF #18 大矢隼(経4)
SF #30 末永昂士(法4)
PF #31 石山威月(G4)
PF #35 星健太朗(営3)

ここまで負けなし4連勝中の駒大は、昨年度は1部リーグに所属していた強豪青学大との一戦に臨んだ。
第1Qは先制点を青学大に奪われると、そこからずるずると青学大のペースに。ゴール下でシュートを落とすシーンも続き、厳しい状況だったが、打開したのは30番末永。エンドラインすれすれでフェイクを入れた鋭いドライブからシュートを決め、会場を盛り上げた。第2Qも厳しい立ち上がりに。#11齊藤雄都(市3)が流れをつなぎとめるが、一気に10点差をつけられる。6:24にたまらずタイムアウトを取り、形勢を立て直すと、#11齊藤、#22斉藤綸太郎(経3)を中心に得点し、6点差で持ちこたえた。第3Qは#11齊藤と#31石山が活躍。石山は今試合39分の出場時間とほとんどフル出場ながら、献身的にゴール下でリバウンドに絡み、チーム最多の20得点を記録した。第4Qは#18大矢が、スリーポイントシュートを2本決め、流れを掴むが、あと一歩点差が縮まらず、5:51で駒大のタイムアウト。勝利へ向けて切り替え#31石山が同点、そして逆転のシュートを決めると69-65のまま硬直状態に。このまま勝利かと思ったが、青学大がスリーポイントシュートを決め、一気に1点差に迫られる。#3田中がフリースローを1本決め、2点差にするが、残り0.8秒で駒大のファール。青学大が張り詰めた緊張感の中、落ち着いてフリースローを2本沈め、70-70の同点で、試合は延長戦に突入した。延長戦は主力選手の出場時間が軒並み長かったことも影響し、完全に青学大ムードに飲まれ、得点することができず、そのまま敗戦。悔しい結果となったが、試合後には主将の#19大熊純平(経4)や前田ヘッドコーチからも「青学大とここまでやれたことには自信を持っていい。切り替えていこう」と前向きな言葉があった。

◆前田祥太ヘッドコーチ

――今日の試合を振り返って
「最初は重い展開になってしまったが、後半頑張って70点以下のゲームを作ってくれて、力はすごくあるチームということを実感した」

――延長戦の戦い方はどうだったか
「第4Qまでで、主要メンバーの出場時間がかなり長くなってしまったので、その交代の部分で足が止まってしまった」

――留学生選手がいないという点ではチームのメンバー構成としては似ていると思うが、青学大との差はどこにあったか
「差は正直ない。それくらいうちのチームは強いと思う。青学大の方がタレントは揃っているが、チーム一丸となって戦えばこういうゲームができるっていうことは自信になった」

――今後の試合の戦い方は
「昨年度のリーグ戦で1敗したところで、とても雰囲気が落ちて、連敗したり、負けをこうむったりというのがあったので、しっかり切り替える」

――今日(9/5)に発表になったが、#3田中晴瑛選手が9/23~10/8に行われるアジア競技大会の代表選手になったことで、田中選手抜きでの試合があると思うが
「4試合いない。こちらとしては前々から分かっていた。いない時にどうするのかというのはずっと言ってきているので、確かに痛い部分はあるが、うちのチームはみんなでやるようなチームだと思っているので、そこをカバーしてやっていきたい」

執筆者:中西真雪

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