1部リーグ校に善戦も敗北「概ね合格点」
第63回関東大学バスケットボール新人戦の2戦目、早大戦が6月8日に大田区総合体育館で行われた。
結果と戦評、インタビューは以下の通り。
●駒大 72-97 早大〇 | |
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1Q | 20-18 |
2Q | 22-28 |
3Q | 19-21 |
4Q | 11-30 |
スターティングメンバー | |
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G #29 | 本家灯(心1) |
PG #12 | 野口竜真(法2) |
SF #8 | 中島駿介(営2) |
PF #2 | 朝日海安(G2) |
PF #20 | 古島輝(経2) |
新人戦2試合目の空いては、1部リーグに所属する格上の早大。
2番朝日のスリーポイントが先制点となった第1Q。続けて29番本家、12番野口もスリーポイントを決め、出だしは上々。駒大優勢に試合が進む。第2Qは、両者の点の取り合いに。終盤、早大が点数を重ねて、逆転を許してしまう。第3Qは、再度の逆転を狙い2番朝日を中心にペイントエリア内で得点を積み重ねる。最終第4Qは6点差で開始。しかし、早大の圧倒的なシュート決定率を前に一気に差を広げられ、25点差で試合を終える。目標のベスト8入りとはならなかった。
インタビュー
◆前田祥太ヘッドコーチ
――今日の試合を振り返って
「早大が1部のチームで、(駒大の)1、2年生は(大学での試合)経験がないメンバーがほとんどなので、思いっきりチャレンジャー精神でやろうという話はしていた。結果的には負けたが、内容としてはやろうとしていたことには概ね合格点は出してあげたいと思う」
――オフェンス面での評価
「早大のディフェンスが結構中を小さく守ってくるディフェンスだったので逆サイドにボールを打ってシュートを外から狙っていくということを最初言っていた。それを最初すごく実行できていたので良かった。後半は中にカットしてシュートというケースが多くペイントエリアでの得点も増えてたのですごく良かったと思う」
――ディフェンス面での評価
「逆にスピードのミスマッチで結構やられたところはあったが、みんなでカバーして守ろうと言っていてそこは最初すごい良かったと思う。最後に最初言っていたとこが崩れて、続けてどんどんスリーポイントを打たれたので徹底力に課題はあったが前半は良かった」
――リーグ戦に向けて
「リーグ戦は昨年4位だったので、もちろん選手も僕も優勝を考えて1部に上がりたいと考えてやっている。そこの目標をぶらさずに夏しっかり走ってやっていきたいと思う」
◆野口竜真
――今日の試合を振り返って
「1ヶ月前から、昨日の試合に標準を合わせていた。チームの目標は、早大に勝ってベスト8に入ることだった。今年は、1年生も能力が高く、ベスト8に入るチャンスはあったのかなと思う。勝ちきれなかったことが悔しい」
――新人戦を振り返って
「個人的には、昨日はインサイドが頑張ってくれたため、『今日は自分が』という気持ちで頑張ったが上手くいかなかった」
――スリーポイントをたくさん決めていたが、どんな気持ちだったか
「前半で3本決めれたため、前半は自分のプラン通りだった。後半は1本も決めれず、点を取るという自分の役割だったため、申し訳ないなと思った」
――リーグ戦に向けて
「今までは、3、4年生にたくさん引っ張ってもらっていたが、新人戦を終えて、自分も引っ張っていくことも大切かなと思った。リーグ戦も先輩関係なく自分ももっと声出していきたいと思う」