バスケットボール部

DATE:2023.04.24バスケットボール部

初戦快勝!次戦、因縁の明大戦に燃える

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前線へボールを運ぶ大矢(撮影:中西真雪
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大学初試合となった1年山﨑

第72回関東大学バスケットボール選手権大会の初戦、学習院大戦が4月23日に千葉工業大学新習志野キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

〇駒大 85―57 学習院●
1Q 27-8
2Q 14-21
3Q 21-7
4Q 23-21
スターティングメンバー
PG #3 田中 晴瑛(営3)
SG #22 斎藤 綸太郎(経3)
SF #18 大矢 隼(経4)
PF #31 石山 威月(G4)
PF #2 朝日 海安(G2)

初戦の相手は学習院大。
開始2分でようやく点が動いた第1Q。先制点を決められたが、18番大矢のスリーポイントを皮切りに、駒大が試合を優勢に進める。第2Qは主に控えの選手が出場。相手のスリーポイントが決まり、点差が詰まる場面もあったが、リードを守り抜いた。第3Qは30番末永昂士(法4)、31番石山を中心に得点を獲得。最終第4Qは相手のミスをシュートに繋げ、着々と点数を重ねる。結果、28点差をつけ快勝となった。

◆前田祥太ヘッドコーチ(26)

――昨年度あまり出場機会のなかった2番朝日海安、22番斉藤綸太郎をスタメンに起用した理由は
「昨年度スタメン出場していた松本アイクバリー(23年卒)が抜けたので、身長が大きくて外もできる朝日を起用した。22番の斉藤は、元々20番の齊藤雄都(市3)がスタメンの予定だったが、けがをして、いなかったので、変更しての出場になった」

――唯一1年生で出場した24番山﨑成隆(G1)はどのような選手か
「身長が大きいが、外からもプレーできる。高校時代はサンロッカーズ渋谷というプロチームの練習に参加していたこともあって、面白い選手。期待している」

――試合を振り返って
「入りは良かったが、控えの選手が出たタイミングで点差を詰められたりした。簡単なミスが多くて、少し残念な部分が多かった」

――次戦が明大戦になるが
「昨年度の1部2部入れ替え戦では、わりといい試合はできたと思うので、勝ちたい。今年度のチームは1部リーグ校に勝つという中期的な目標を立てている。トーナメント戦ということで、1部リーグ校とやれる機会もあるので、そこを勝つ。ベスト16に落ちてから結構経ってしまったので、またベスト16に戻るというところ、16シードを取りに行くというところが目標になっている」

◆大熊純平(経4)

――今日の試合を振り返って
「入りは良かったが2Qで控えのメンバーが出た時に、スタートのメンバーの流れを悪い意味で切ってしまった。そこは改善点」

――主将になった経緯は
「3年次に副キャプテンをやらせてもらっていたので、今年度は自分的にもキャプテンになってチームをまとめて1部リーグに上がれたらと思っているという気持ちをかってもらって、選んでくれたと思う」

――どのように選ばれるのか
「監督からと新4年生のミーティングの中で」

――現在のチーム状況は
「新1年生が入ってくる前は、入れ替え戦が終わって12月くらいに練習試合があったが、全然まとまっていなかった。毎年勝っている相手に負けて、不安な1年になると思ったが、年が明けてみんなでミーティングをして、チームの目標を統一したあたりから(良くなっていった)。逆を言えば、マイナスからのスタートで、伸び代のあるチームだと思う。成長面で言ったら昨年度より成長のスピードは早い」

――期待している選手は
「たくさんいるが、引っ張って欲しいのは4年の大矢隼と石山威月。2人は1年次から試合に出て活躍してきている。2人を中心に雰囲気も上げてもらって、1部リーグに昇格できたらと思っている」

――次戦の明大戦への意気込みは
「昨年度の入れ替え戦で負けて、4年生が引退しているので、トーナメント戦でリベンジして、先輩にいい報告ができるように、あと1週間弱、練習を頑張っていきたい」

――今年度の目標
「2部リーグ優勝、インカレ出場、1部リーグ優勝というのと、インカレで1勝というのが目標」

◆山﨑成隆(G1)

――大学に入学し初の試合となったが、試合を振り返って
「急遽自分がベンチに入り、ミスや緊張で先輩たちの足を引っ張ってしまった。高校の時と比べ、試合の強度やディフェンスの強度、相手のオフェンスが違うためまだ慣れていないところもあった。点を取れたことは良かったが、ディフェンスやターンオーバーがあったのが反省点」

――高校時代にプロチームの下部組織でプレーをしていたが、大学の練習と違いはあるか
「上手い人たちが集まり、ある程度経験はできた。体の当たりやスピードなどが大学とは違い、そこにいち早く慣れ、試合で活躍したい」

――駒大を選んだきっかけ
「他の大学も回ったが、自分のプレースタイルと駒大のオフェンス、ディフェンスどちらとも頑張るというところが一緒だった。ちゃんとしたオフェンスの攻め方やディフェンスの守り方などがしっかりしていて、駒大でプレーしたいと思った」

――自分の強みは
「自分はスモールフォワードというポジションで、そのポジションにしたら小さくはない方(身長は188cm)。チームは外からのドライブやスリーポイントの確立を上げていきたいが、自分は打てるため、そこが自分の強み」

――明大戦の意気込み
「今日の自分のプレーは総合的に見たら良くなかった。明大は今日の相手よりも格上であるため、気持ちを切り替えて、新しくやることを考えてプレーしたい」

(執筆者:坂元采夏、中西真雪)

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