駒澤大学考古学研究室とは
駒澤大学考古学研究室は、日本考古学を専門とする酒井研究室と寺前研究室、東洋考古学を専門とする角道研究室の3つの研究室から成り立っています。考古学研究会生の活動日は基本的に火、水、木曜日の週3回、16~18時となっていますが、研究室はほぼ毎日開放しています。
主な活動内容は夏期の考古学発掘実習への参加ですが、発掘後の整理作業や発掘遺跡の報告書作成、雑誌『駒澤考古』の編集作業など、その活動は授業の枠を超えて幅広く及んでいます。
駒澤大学考古学研究室の歴史
研究室の歴史は1965年、倉田芳郎が非常勤講師として着任したことから始まります。この時には考古学専攻はまだありませんでした。
その後1967年、考古学専攻の誕生とともに倉田も専任講師に着任し、さらに1968年文学部助教授に、1974年文学部教授になりました。
そして1997年に退任するまで、学内での講義をはじめ学外での発掘調査なども数多く指導し、多くの教え子が各地で文化財に関わる仕事に携わり活躍しています。
1980年に飯島武次、1997年に酒井清治、2004年に設楽博己がそれぞれ就任したことで3人体制となりました。2010年度からは飯島、酒井の2名の体制で成り立っています。
2011年に寺前直人が着任して再び3人体制となりました。
2013年に飯島武次が定年を迎え退職し、2014年からは角道亮介が就任しました。
2019年に酒井清治が定年を迎え退職し、2020年からは藤野一之が就任しました。
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“平成9年『倉田芳郎先生古希記念祝賀会-倉田芳郎先生と駒澤大学考古学研究会32年の歩み-』”koukorekisi.PDF/1.1MB(4p)