サッカー部

DATE:2024.11.05サッカー部

残留争い痛恨の逆転負け、残り2試合で後がない11位

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第20節・東海大戦が11月2日に開催された。結果は以下の通り。

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先制点を決めた今井(撮影:直井琴花)
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先発でチームを引っ張る鈴木
スコア
駒大 1-2 東海大
得点者
16分 [駒]今井 拓人
76分 [東]松橋 啓太
86分 [東]桑山 侃士

出場選手やポジションを大きく変更し新たな動きが見られる駒大。
現在10位の東海大と残留をかけた直接対決。
勝ち点1差のため、この試合に勝てなければ自動降格の可能性が一段と高まる重要な一戦。

前半 16 分、鈴木が見事なポストプレーで決定機を演出すると今井が冷静に沈め先制に成功する。そして主導権を握ったまま前半戦終了。
勢いに乗った駒大がリードしていきたいところだったが、後半 30 分東海大の鋭いシュートによって得点を奪われてしまう。その後惜しくも PK で逆転を許し、悔しさの残る敗戦となった。

◆秋田浩一監督

ーー今日の試合を振り返って
「悔しいというか残念です。これを落としてしまうとダメだったので、悔しいです。1年間一生懸命やってきたので、なんとか勝ってほしかったなと思う」

ーー前節と出場選手や選手のポジションが大きく変わったがどのような意図か
「まず走れる選手から使うということと、それからこの雨が降るんじゃないかなと思っていた。点数を取らなきゃ勝てないので、FW経験者を前に並べた」

ーー前期の対戦では敗れている相手だったがどのようなことを意識して試合に臨んだか
「技術的なことよりもメンタル的なことかな。
仲間のために戦うとか、チームのために戦うとか、諦めないでやるとか、技術や戦術以外の部分をみんなでやりましょう。過去を見るとチームワークを構築するのが一番の勝利への近道だった」

ーー次節に向けて
「4年生にとっては後2試合しか残っていないので、彼らもやっぱり、駒大で4年間やったという証を覚えていてほしいので、ぜひ勝ちたいと思う」

◆鈴木心月(仏4)

ーー今日の試合を振り返って
「立ち上がりに関しては自分たちがやりたいようにできた。前半先制できたのは良かった。最後は自分たちに足りてない粘り弱さが出てしまって、なるべくしてなった結果だったのかなと思う」

ーー1点を先制しハーフタイムに入ったがチームにどのような声掛けをしたか
「後半も変わらずにプレーを続けることや一人一人がしっかり背後に狙いを持ったプレーをするよう声掛けをした」

ーー1点を追いかける展開だったがどのような気持ちで見ていたか
「後期に入ってからそのような惜しい試合が多く1点で泣くという部分がある。自分は仲間を信じるしかなかった。やっぱり自分たちの爪の甘さが出てしまったなと思った」

ーー次節に向けて
「まだ1部に残留できる希望はあるのでまたみんなで突き詰めていって勝つしかない」

今井拓人(経2)

ーー今日の試合を振り返って
「今日の試合を落としたら降格に近づくというか、降格になるということは分かっていた。1週間、みんなで全力で命をかけて練習してきたつもりだった。前半はみんなでいいプレーができたと思うが、後半は自分たちの甘さが出て最後の寄せのところだったり、そこを追求できず失敗して逆転されたのが悔しい」

ーー3試合ぶりのスタメンでの出場だったがどのような思いでピッチに入ったか
「この3試合負け続きで、正直自分が出たらという気持ちがあったが、練習のコンディションを考えた時にも、全然いいパフォーマンスはできていなかったので、そこはやっぱり受け入れていた。今日は出て絶対点を取ってやるぞという強い気持ちを持っていた」

ーーゴールを決めた時の心境
「前半から守備陣がしっかり体を張って守ってくれた。前線で何としても点を取りたかった。前線の2トップも2枚で相手のバッグを抑えてくれていたので、自分のところにボールが流れたら思い切ってシュートを入れようと思った。ダイレクトに入れていいところに入れることができたのでよかった」

ーー1点を追いかける展開だったがどのような気持ちで挑んだか
「いつも失点した後は落ちてしまうが、今日は命がけでやってきたので、落ちている時間はなかった。絶対にもう2点ひっくり返してやろうという気持ちがあった」

ーー次節に向けて
「今は正直切り替えることができるか分からないが、やっぱり今日1日しっかり今日の試合を振り返って、次の2試合を切り替えて、勝てるように頑張りたい」

執筆者:直井琴花

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