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DATE:2024.10.29サッカー部

残留争いに暗雲、3失点の完敗で追い込まれる苦境に...

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第19節・桐横大戦が10月27日に開催された。結果は以下の通り。

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スコア
駒大 0-3 桐横大
スコア
22分 [桐]渡邊 啓吾
45+1分 [桐]池田 柚生
62分 [桐]池田 柚生

自動降格圏から抜け出すために1つでも勝ち点を積み上げたい駒大。今節は勝ち点差2で9位につける桐横大との残留争い直接対決だ。

駒大は序盤からロングボールを多用するもセカンドボールを桐横大に回収される回数が多く主導権を握ることができない。22分、左からのCKをファーに飛び込んできた渡邊(湘南ベルマーレ内定)に合わせられ先制を許す。その後も桐横大の右サイド遠藤(横浜FC内定)を起点に多くのチャンスを作られ苦しい展開が続く。45+1分、ボックス内でドリブル突破されるとグラウンダーのクロスをゴールに流し込まれ点差が2点に広がる。

後半に入っても主導権を握るのは桐横大。62分、左サイドからのクロスをフリーで合わせられ3点を追う展開に。76分、今井の左サイドからのクロスに髙橋が右足で合わせるもゴールの右に逸れる。その後も途中出場の鈴木を中心にゴールに迫るもネットを揺らすことはできなかった。

秋田浩一監督

ーー今日の試合を振り返って
「とても残念というか悔しい」

ーーセカンドボールを拾われて相手の流れになった印象だが監督の目からどのように映ったか
「今日はまず走れなかったし戦えなかった。今日は大事な試合だったが、そこで思うように力を発揮できなかったことは残念。でもメンバーを選んだのは僕で、全ての選手が悪いわけじゃないが大事な試合を頑張ってほしかったなと正直思う。全体的に言えばやはり0-3で完敗だったので仕方ないかと思う。この辺を奮い立たせることが私の仕事だったが結果が見られず本当に残念」

ーー松永(仏4)をFWで起用した意図は
「これはいつでもやっていることなので、多分勝ってても同じように使ったと思う。4年生でやはり僕と一番やっている時間が多く、信頼関係の部分もあるので今回は点数を取ってほしい。先に1点取ることができれば、まだ少し分からなかったかなという思いもあったがしょうがない。でも受け止めないといけないと思う」

ーー次節に向けて
「技術や戦術だけじゃなく、やはり勝つことが大事。勝つんだという強い意志で戦ってほしいし4年生にとってもあと何試合しかないが、大学生活の締めとして4年間やってよかったというようなサッカーをやってほしいと思う」

鈴木心月(仏4)

ーー今日の試合を振り返って
「前節のように最初の時間で悪い流れになってしまい、自分たちの流れがつかめないところが正直改善できていなかった。それが今日の試合の一番の敗因につながったと感じた」

ーー途中出場だったが、前半ベンチから見てどう感じたか
「前節も3失点し、その後追い付けたので失点しても追い付くチャンスがあると思った。自分がベンチだからこそピッチ内の選手にゲームを崩さないように前向きな声かけをした」

ーー後半は前半と比べて決定機を多く作れていたが、途中から試合に実際に入り何を意識していたか
「攻撃の起点となる前で自分がボールを収めなければいけないと意識したが、点につながらないのは課題であると感じた」

ーー次節に向けて
「常に切羽詰まった状態で次勝たないとと言ってきたが、その前にメンタルの部分を作りあげていくところが足りなかった。次節はそこは意識して臨みたい」

仁科星哉(商3)

ーー今日の試合を振り返って
「3連敗していた中で今日は落としてはダメな試合だった。自分のところで3失点もしてしまったため非常に申し訳ない気持ちが強い」

ーー相手のビルドアップ時に前線の選手に多く声かけしていたが
「練習でもこちらからサイドに誘導して奪うということをよくやっていたため、前から奪うことを意識してやっていた」

ーー試合の後のミーティングの内容は
「暗くならずに前を向いてやるしかない切り替えてやるという内容だった」

ーー次節に向けて
「負けたら終わりと何回も言っているため勝つしかない。試合に出てない人や怪我をしている選手、応援してくれる人が満足できるように死ぬ気で頑張りたい」

執筆者:山谷駿太

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