前半シーズンラスト、4試合ぶりの白星を挙げる!!
JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第13節・関東大戦が8月3日に開催された。結果は以下の通り。
スコア | |
---|---|
駒大 2-1 関東大 |
得点者 | |
---|---|
61分 | [関]堀金 峻明 |
82分 | [駒]オウンゴール |
85分 | [駒]崎山 友太 |
公式戦3連敗中の駒大は前半戦最後の試合となる関東大との一戦に臨んだ。前半はオープンな展開で両チーム多くのチャンスをつくる。20分に右サイドから突破されてシュートを撃たれるもGKが冷静にセーブする。駒大も27分CKから田邊がシュートを放つなど追撃するが決定力に欠きスコアレスドローで折り返す。
後半に入ると徐々に主導権を握られチャンスをつくられる。16分、ハーフラインでボールを奪われるとそのまま繋がれ失点を許す。先制を許した駒大は崎山など攻撃的な選手を投入して流れを取り戻そうとする。後半38分、相手GKのミスを見逃さず、仁科が冷静に押し込み同点に追いつく。尚も攻め立てる駒大は40分に途中出場の崎山がロングボールからのこぼれ球を押し込み逆転に成功する。その後何度かチャンスをつくられたがゴール前でシュートを許さずそのまま試合終了。
終盤の猛攻で逆転に成功した駒大は4試合ぶりの勝利を飾った。
◆秋田浩一監督 |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「勝ててよかったと思う。リーグ戦が中断するので、いろんなことを修正できればと思う」
ーー前半シーズンを振り返って
「予定よりは負けが多かった。残念というか、これからやり直しをしなければならないと思う」
ーー中断期間でどのようなところを完全すれば良いか
「切り替えの速さや速くボールをつなぐこと。ダイレクトやツータッチ、ボカンと蹴らなくてもできるように。もっと速く切り替えてやれればもう少し相手を追い込めるかなと思う」
ーーリーグ後半戦に向けて
「上位になんとかなれるようになりたいので、それを目標にやりたいと思う」
◆鈴木心月(仏4) |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「3連敗でチームとしても苦しい状態だったが、今日の試合では弱みである前半の入りをクリアできた。先に失点してしまったことが自分たちの改善点であるが諦めずに2点取り逆転できたことで成長したと感じた」
ーー3連敗中であったが、どのように試合に臨んだか
「学生らしく自分たちから主体的にやってほしいと監督から言われていたので主体性を持ち、強い気持ちで戦った」
ーー前半シーズンを振り返って
「良くない試合が多かったが、強い相手に勝てたことを自分たちの強みにしていくべき。もっと勝ち点を積み重ね、自分たちの自信に繋がるといい」
ーー中断期間の取り組み
「1ヶ月ほど中断期間があるので四年生が主体となって動きチーム力を高めていかなければいけない期間だと思う。学年関係なく高め合って一人ひとりライバルだと思い切磋琢磨していきたい」
ーーリーグ後半戦に向けて
「リーグ全体で見ると勝ち点差が詰まっていてまだまだチャンスがある。なのでもっと一人ひとり強い意思を持って戦っていきたい」
◆﨑山友太(G4) |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「チャンスはあって、相手も同じくらいチャンスがあったが、ディフェンスラインが集中集中してくれて前半は無失点を貫けたことが自分たちのよかったところ。失点をしてしまい点を取ることはできなかったが、そこからみんなが気持ちを落とさずにより一丸となった」
ーー3連敗の中での試合だったが、試合開始から振り返って前節までと試合の雰囲気に違いはあったか
「3連敗という記録の中で、自分たちのサッカーを見直して、やるべき事を前半の最初から見直してできたことがこれまでと違うことだと思う。みんながチームを背負って戦えたことが1番大きいと思う」
ーー途中出場となったが、どのような気持ちで試合に挑んだか
「点を取ることだけだと思っていたので、味方のボールをずっと信じて走り続ける事を意識した」
ーー前半シーズンを振り返って
「やはり得点力不足がいちばんの原因だと思っている。その中で、自分は攻撃としてずっと出ているので、やはり点はもっと取れたなという責任もあった。今回それを一つずつ返していけたと思う」
ーー後半シーズンに向けて
「中断期間を利用して1段階、2段階と成長していって、チームとしてもやるべき事を徹底して、絶対このチームのために残留していけるように頑張りたい」