前季首位相手に6失点...無得点のまま大敗......
JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第4節・明大戦が5月4日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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駒大 0-6 明大 |
得点者 | |
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10分 | [明]熊鳥谷 一星 |
19分 | [明]藤森 颯太 |
56分 | [明]藤森 颯太 |
78分 | [明]熊鳥谷 一星 |
84分 | [明]中村 草太 |
90分 | [明]中村 草太 |
メンバー | ||
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スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 1 | 古屋 潤一[4年=高川学園高] |
DF | 5 | 飯田 晃明[4年=丸岡高] |
6 | 小林 栞太[3年=鹿島Y] | |
8 | 池田 健将[1年=鹿島Y] | |
27 | 平山 歩夢[3年=広島瀬戸内高] | |
MF | 7 | 浅倉 勇翔[3年=相洋高] |
10 | 﨑山 友太[4年=米子北高] | |
11 | 久慈 勇仁[4年=野洲高] | |
20 | 仁科 星哉[3年=神戸U-18] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[4年=三浦学苑高] |
17 | 今井 拓人[2年=岡山学芸館高] | |
サブ | ||
GK | 21 | 亀井 一起[2年=長崎総科大附高] |
DF | 3 | 福田 隼士[4年=滝川二高] |
12 | 亀井 大和[2年=滝川二高] | |
14 | 後藤 康介[3年=相洋高] | |
MF | 2 | 松村 大也[4年=浦和Y] |
16 | 川口 太誠[2年=西武台高] | |
23 | 松原 智[2年=駒大高] | |
FW | 18 | 渡邊 幸汰[2年=東北学院高] |
24 | 田邉 望[1年=岡山学芸館高] |
選手交代 | |
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HT | 久慈 勇仁→松原 智 |
57分 | 今井 拓人→松原 智 |
70分 | 﨑山 友太→渡邊 幸汰 |
82分 | 池田 健将→後藤 康介 |
82分 | 仁科 星哉→松村 大也 |
前節の日大戦で今季リーグ初の白星を挙げた駒大。第4節は前季に1部リーグを優勝した明大。格上相手に、縦につなぐサッカーでハードワークをみせた。
前半の立ち上がり、コーナーキックからのセットプレーで鈴木が頭で合わせるも、惜しくもボールはゴールの上を通過。得点を逃す。前半10分、相手がスピード感のあるドリブルで上がってくる。駒大はDF陣の間を突かれ、ボールをゴール右下に沈められる。先制を許すこととなる。さらに前半19分、GKがゴール前で取りこぼしたボールをそのまま押し込まれる。これで2失点目を喫する。このまま終始押し込まれる展開が続く中0-2で前半が終了。
後半も相手の猛攻に応戦する展開が続く。56分、相手の左右に流れるパス回しから隙を突かれて失点。また78分、センターラインを突破されると、そのままDF陣を置いていくスピードを見せられ、一瞬にしてゴールを奪われる。点数が欲しい駒大は、後半に4人の選手交代を行い、攻めの姿勢を崩さない。しかし、84分にも強弱のあるスピードに対応できず失点。また試合終了間際の90分にもダメ押しの追加点を撃たれる。明大はシュート数17本の中、駒大はシュート数3本。コーナーキックなどのチャンスをうまく活かせない展開の中、0-6で大敗した。
次節は5月19日、筑大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督 |
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――今日の試合を振り返って
「得点取られすぎ。がっかりと残念と寂しい気持ち」
――6失点という結果は
「1点取ろうと攻めた結果でもあるので、守っていても3点、4点でいいよという守り方ではなかった。これは自分の責任」
――日大戦と同じような試合展開を予想してたと思うが、1週間どんな準備をしてきたか
「選手たちも日大戦のイメージは残っていると思う。その勢いでいたと思うが、2点目の失点が大きく響いた。その時に鈴木や飯田がもう少し盛り上げられれば3失点くらいで抑えられたのではないか。総合してみてもまだ弱い。選手たちが謙虚に受け止めて這い上がってくれればまだ可能性はあると思っている。今回の結果はポジティブに捉えてやっていきたい」
――相手のスピードに追いつけない様子や、ボールキープをあまりできない試合展開について
「いろいろな条件下ではあったが、それを言い訳にせず、そのくらいの力の差がある。今は素直に認めたい」
――次節に向けて
「前半は何がなんでも守る意識でやらないと、同じように大量失点してしまうのではないかと思う。諦めずに来週も勝つつもりで挑む」
◆鈴木 心月(仏4) |
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――今日の試合を振り返って
「自分たちの前からマンツーマンついて相手を抑えるサッカーが、前半からあまりいい形で入れなかった。それがこのような結果になった」
――前半すぐにコーナーキックからディングをしていたが、そのような惜しい場面について
「コーナーキックやセットプレーに関しては、結構な頻度で練習していたので、それが上手くいったのかなと思う」
――終始相手DFに阻まれるような場面が多かったと思うが、課題は
「自分がボールを受ける前に周りを見れていないのが1番課題。しっかりみんなで連携していけば、もっと簡単なプレーで前に行けると思う」
――試合中どんな声かけを意識してたか
「前半から入りが悪かったので、みんな気持ちの部分的には辛かったと思う。それをみんなに『声出してやろう』とか、『もっと前向いてやろう』と声かけをした」
――次節に向けて
「筑大も上位で、力強いプレーをしてくる。そのため、自分たちがどう戦うのかこの2週間でしっかりつめて、いい結果に持っていけるように頑張りたい」
◆池田 健将(歴1) |
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――今日の試合を振り返って
「前半、立ち上がりから良くない入りをして、2失点してしまって難しい試合にしてしまった」
――2試合連続のスタメンになった心境は
「もっと自分がやらないと、出ていない人の分もやらないとだと思う。まだまだこれから」
――スタメンは1年生1人だったが、それについてはどう思うか
「正直、緊張はしたが試合前や試合中に先輩が声をかけてくれ、だんだんと馴染めた」
――同じDFで鹿島Yで一緒だった小林とのプレーについて
「かんくん(小林)はユースの頃も一緒にやってたので、コーナーキックなどは信じて、プレーしていた」
――今日は失点が多かったと思うがDFとして課題は
「連続失点が多く、前半はもったいない失点だった。駒大の粘り強いサッカーで次は戦いたい」
――次節に向けて
「次の筑大は明大と同じくらい強いと思う。この1週間でいい準備をして勝ちたい」
(執筆者:赤川理子)