先制に成功も4失点......未だ勝ち点0
JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第2節・流経大戦が4月13日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
---|
駒大 1-4 流経大 |
得点者 | |
---|---|
10分 | [駒]浅倉 勇翔 |
25分 | [流]松永 颯汰 |
27分 | [流]清水 蒼太朗 |
34分 | [流]川畑 優斗 |
49分 | [流]松永 颯汰 |
メンバー | ||
---|---|---|
スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 1 | 古屋 潤一[4年=高川学園高] |
DF | 2 | 松村 大也[4年=浦和Y] |
5 | 飯田 晃明[4年=丸岡高] | |
12 | 亀井 大和[2年=滝川二高] | |
28 | 坂田 陸[3年=岡山学芸館高] | |
MF | 7 | 﨑山 友太[4年=米子北高] |
8 | 藤田 和也[4年=長崎総科附高] | |
15 | 浅倉 勇翔[3年=相洋高] | |
23 | 松原 智[2年=駒大高] | |
FW | 17 | 今井 拓人[2年=岡山学芸館高] |
18 | 渡邊 幸汰[2年=東北学院高] | |
サブ | ||
GK | 21 | 樋口 燿大[3年=浦和Y] |
DF | 3 | 福田 隼士[4年=滝川二高] |
16 | 明石 梓希[3年=三浦学苑高] | |
27 | 平山 歩夢[3年=広島県瀬戸内高] | |
MF | 10 | 欠畑 魁星[4年=盛岡商高] |
11 | 久慈 勇仁[4年=野洲高] | |
20 | 仁科 星哉[3年=神戸U-18] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[4年=三浦学苑高] |
24 | 田邉 望[1年=岡山学芸館高] |
選手交代 | |
---|---|
56分 | 松原 智→鈴木 心月 |
69分 | 藤田 和也→欠畑 魁星 |
79分 | 﨑山 友太→田邉 望 |
86分 | 渡邊 幸汰→久慈 勇仁 |
第2節の相手は流経大。初戦に負けた駒大は、なんとしても勝ち点がほしい戦いであった。
試合は開始早々に動く。10分、左サイドから上がってきていた今井が中央にボールを送る。これを浅倉が冷静にゴール右下へ流し込み得点。駒大が先制に成功した。
しかし25分、相手の強弱のあるスピードでディフェンスラインを突破され失点。試合は振り出しに戻る。続け様に27分にも相手が縦に出したボールへの対応に苦戦し失点する。また34分、こぼれ球を前に運ばれゴールに押し込まれる。わずか10分ほどの間に3失点。これで1-3となり、追う形で試合を折り返した。
後半、なんとしても得点したい駒大は、果敢に攻めるも阻まれる場面が続く。49分、相手の細かなパスからのシュートに対応できず失点。1-4となる。79分には、田邊(経1)が公式戦初出場となるなどFW、MFを中心にメンバーチェンジし攻撃のチャンスを伺う。しかし追加点とはならず、1-4のまま試合が終了。第2節終了時点で、リーグ戦の勝ち点は0。
次節は4月27日、日大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督 |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「ちょっとがっかりというか、残念でした」
ーー先制点をとったことについて
「狙い通りでよかった。押されながらでも走った人を使ってやっていけば、なんとかチャンスを掴める。そのうちの1つ2つ取れればいけるかなという思いがあったが、それが外れてしまった」
ーー前半で3失点したが、後半でどう変えようとしたか
「2人のセンターバックにどちらかがついていかないと。2人行く必要はないが、1人がついて行きそこに飛んでくるボールに対するプレッシャーをかける。もう少し余さないで行くということ。そうすると、相手の抑えなければならない壁がもっと治るし、うちのディフェンスがそこにいるから。その後、中盤の子が走られたら止まるけど、それはしっかりと中盤がついていけばいいわけでっていう話」
ーー後半は選手交代が多かったが、田邊選手を起用した理由は
「点数が欲しかった。そこまでチャンスはなかったから彼には可哀想だったと思うが、スピードもあるしシュート力もある。小さいけれど。本当は外ではなく中でFWとして使いたかった。今日はみんなできるだけ点数を取れそうな人を前に残しておいた。キャプテンは怪我をしてたので」
ーー次節に向けて
「厳しいが、ディフェンスをしっかり立て直して、少ないチャンスをものにする。ただ2週間空くので、少し調整できるような時間はあるかなというふうに思っている。選手がどこまで理解するかですかね」
◆鈴木 心月(仏4) |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「全体的には前回の試合よりは立ち上がりがしっかりていて、いい流れとは言えないが先制点が取れたのは良かった」
ーー途中からの出場となり、プレスなど多く見られたが監督からの指示などはあったのか
「特に何もなかったが、1-4の状況で点数がほしいというのは理解していた。FWとして前から行って、チームに少しでも良い流れを持って行けたらいいと思って入った」
ーー駒大らしいサッカーをさせてもらえなかったが課題は何か
「自分たちのやりたいことが共通理解になっておらず、一貫したサッカーができていないのが課題」
ーー次節に向けて
「2週間後の試合までにしっかり話し合ってチームが一丸となって勝ち点を掴めればいいと思う」
◆田邉 望(経1) |
---|
ーー今日の試合を振り返って
「リーグ戦デビューできたことは嬉しい」
ーーリーグ戦初メンバー入りで、初出場となったが今の気持ちは
「負けている状況で出るということは何か結果を出さないといけないと思った。その中で結果を出せなかったのは悔しい。今日で終わらずに、出続けることが大切だと思うので、日頃の練習からアピールしてもっと出れるように頑張っていきたい」
ーー今井選手(経2)などと同じ岡山学芸館高であるが普段からのアドバイスなどはあるか
「(今井)拓人さんとは高校の頃からずっとアドバイスをもらっていた。普段寮生活を一緒にしている中ですごく可愛く面倒を見てくれる。負けないように自分ももっと結果を残さないといけない。拓人さんと出会えたことは嬉しい。拓人さんと同じように信頼されるような人になりたいと思う」
ーー攻撃に関して監督からの指示などはあったか
「あまりなかったが、自分はやるだけだと思った。ゴールに近づいたりするプレーで自分の特徴をもっと出さないといけないと思う」
ーー次節に向けて
「次はもっと長い時間出場したいと思う。そのために日頃の練習からアピールしないといけないと思う。自分にベクトルを向けて頑張りたい」
(執筆者:赤川理子)