3ゴールを挙げて快勝!前半戦を4位で終える
JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第11節・順大戦が7月23日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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駒大 3-1 順大 |
得点者 | |
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4分 | [駒]今井 拓人 |
49分 | [駒]松本 ケン チザンガ |
72分 | [駒]鷹啄 トラビス |
87分 | [順]梶原 豊 |
メンバー | ||
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スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 22 | 永田 陸[2年=大成高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[4年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高] | |
18 | 小林 栞太[2年=鹿島Y] | |
20 | 亀井 大和[1年=滝川二高] | |
MF | 7 | 﨑山 友太[3年=米子北高] |
10 | 小島 心都[4年=湘南工科大附高] | |
14 | 浅倉 勇翔[2年=相洋高] | |
23 | 今井 拓人[1年=岡山学芸館高] | |
FW | 17 | 加茂 隼[1年=駒大高] |
19 | 松本 ケン チザンガ[4年=東浦和高] | |
サブ | ||
GK | 1 | 古屋 潤一[3年=高川学園高] |
DF | 2 | 藤田 和也[3年=長崎総科附高] |
5 | 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高] | |
13 | 奥野 奨太[2年=高川学園高] | |
16 | 福田 隼士[3年=滝川二高] | |
MF | 6 | 欠畑 魁星[3年=盛岡商高] |
15 | 松村 大也[3年=浦和Y] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] |
12 | 佐藤 智隆[4年=浦和南高] |
選手交代 | |
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69分 | 加茂 隼→奥野 奨太 |
76分 | 鷹啄 トラビス→福田 隼士 |
76分 | 﨑山 友太→松村 大也 |
85分 | 今井 拓人→鈴木 心月 |
リーグ前半の最終節である第11節の相手は順大。
前半は前節同様、松本・加茂を中心に攻める。試合は開始早々に動いた。4分、駒大はスローインを獲得。鷹啄の距離と高さのあるスローイングに松本が頭で合わせる。これを今井が左足でシュート。先制点を獲得する。終始攻めの姿勢を崩さず前半を終えた。
後半開始直後にチャンスが到来。49分、駒大は左サイドからのコーナーキックを獲得。小島の蹴り出したボールに松本が合わせ、ヘディングシュートを決め得点。さらに72分、小島がシュートを放つ。しかし相手GKに弾かれる。このこぼれ球を鷹啄がゴールに押し込み得点。3点目を獲得する。勝負は3-0で決まったかと思われた87分、相手が細かなパス回しとスピードで中央から抜け出す。ここからシュートを決められ失点。駒大は、無失点とはならなかったが、3-1で貴重な勝ち点3を手に入れた。
今節をもってリーグ戦の半分が終了。7勝1分3敗で勝ち点22とした駒大は4位での折り返しとなった。
次節は7月30日、青学大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督
――今日の試合を振り返って
「勝ちにこだわったことは良かった。最後の1失点は残念だったが、全体的には良かったと思う」
――相手にセカンドボールを拾われる場面が多かったが
「中盤の選手が下りすぎで、FWと中盤の間を取られたのが嫌だった。相手の方が上だった」
――攻めきれない場面が多く見られたが
「役者不足なのが1つと、もうちょっと継続して走れなかったことが原因。テクニックがある選手が多いわけではないので走って勝つしかない」
――後半に一気に選手交代を行ったが、その意図は
「3点取っていたのでイエローカードをもらった選手を全員変えた。いいリズムで連勝しているのでこの流れでいきたい」
――今回がリーグ前半最終戦だが、前半戦を振り返って
「勿体無いのは亜大戦と作新戦。もっともう少し上手く戦っていれば、もう少し勝ち点が上だったが、それも実力なので受け入れてやっていくしかない」
――後半戦なども含めた次節に向けて
「青学大、日体大、亜大戦全部勝つつもりでやりたい」
◆小針 宏太郎(経4)
――今日の試合を振り返って
「先制点を取れたことは良かったが、相手のシステムへの対応が少し遅れて後手後手になったが、0で守れたのは良かった。後半2点3点取れたことも良かった。メンバーが変わったりして気の緩みがあったことが最後の失点につながったと思う。得失点にもこだわっていかないと上に行くのは難しいと感じた」
――相手のスピード感ある攻撃への対策は
「順大さんは個のレベルが高い選手が揃っているので、そこへの対応は一週間かけて準備してきたので対応できた部分もあったが、相手の個のところにやられてしまう部分も多かったので、もっと追求していきたい」
――試合終了間際の失点について
「相手へのプレスの寄せが一瞬緩くなったところから失点してしまった。ボックス内での守備対応というのは駒大の課題でもあるので、突き詰めていきたい」
――前半戦振り返って
「2連勝で来ているので、この5連戦もしっかり5連勝で終えて、10月の8連戦にいい形ではいっていきたい。夏の時期をチーム全員で乗り越えていくことが必要だと思うので、まず試合に出た選手はリカバリーをして次の試合に向かっていきたい」
――次節に向けて
「青学大はボールを持つのが得意な相手なのでそこで焦れずにやれるかが、鍵を握ってくると思う。しっかり0で抑えつつ、点をとって3連勝したい」
◆今井 拓人(経1)
――今日の試合を振り返って
「開始早々自分の得点で先制できたことは良かったが、左サイドのプレーとしては弱気なプレーが続いていたので、次はもっと積極的にプレーしていきたい」
――前節に引き続きスタメンとなったが
「自分の特徴を理解し、思いっきりプレーすることで掴んでいるスタメンなので、たくさんライバルがいる中で自分の特徴を出しながら結果を残していきたい」
――ゴールシーンを振り返って
「自分はそこまで背が高くなくファーストで競るプレイヤーではないので、競った後のセカンドボールを狙っていて、体のどこかに当てようと思って飛び込んだ」
――次節に向けて
「2試合連続で点が取れているので、得点も意識しながらチームにいい結果を残せるように頑張る」
(執筆者:赤川理子)