先制するも3失点......アミノバイタルカップ3回戦敗退
「アミノバイタル🄬」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会 3回戦・国士大戦が6月23日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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駒大 2-3 国士大 |
得点者 | |
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31分 | [駒]松本 ケン チザンガ |
45分+1 | [国]古川 真人 |
54分 | [国]望月 海輝 |
73分 | [国]大西 悠介 |
85分 | [駒]小島 心都 |
表全体の見出し | ||
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スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 22 | 永田 陸[2年=大成高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[4年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高] | |
24 | 亀井 大和[1年=滝川二高] | |
32 | 久慈 勇仁[3年=野洲高] | |
MF | 10 | 小島 心都[4年=湘南工科大附高] |
18 | 小林 栞太[2年=鹿島Y] | |
29 | 松村 大也[3年=浦和Y] | |
33 | 浅倉 勇翔[2年=相洋高] | |
FW | 13 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] |
19 | 松本 ケン チザンガ[4年=東浦和高] | |
サブ | ||
GK | 1 | 亀井 一起[1年=長崎総科大附高] |
DF | 2 | 藤田 和也[3年=長崎総科附高] |
5 | 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高] | |
26 | 福田 隼士[3年=滝川二高] | |
30 | 秋元 朝陽[2年=実践学園高] | |
FW | 12 | 佐藤 智隆[4年=浦和南高] |
16 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] | |
23 | 今井 拓人[1年=岡山学芸館高] |
選手交代 | |
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62分 | 松村 大也→鈴木 心月 |
68分 | 小林 栞太→今井 拓人 |
76分 | 亀井 大和→福田 隼士 |
勝ち進んで行けば、全国大会である総理大臣杯の出場権を獲得出来る本大会。駒大にとって初戦となる3回戦は国士大との一戦となった。国士大は前回大会王者であり、駒大が昨季の同大会で負けた因縁の相手でもある。
前半から激しくプレスをかけて行く駒大。31分、小林のコーナーキックに松本が頭で合わせゴール。現在1部に所属する国士大相手に先制点を挙げた。このままリードで終わるかと思われたが、アディショナルタイムにPKを与え失点。1-1で折り返した。
後半は国士大が主導権を握る。54分に逆転となるゴールを決められると、73分にも失点。最低でも2点が必要となった駒大は、85分に途中出場の今井が打ったシュートが相手のペナルティエリア内でのハンドを誘い、PK獲得。これを小島が決めて1点差とするも、1歩及ばず。2-3での敗戦となった。
次の試合は関東リーグ戦に戻り、第10節・立正大戦となる。
◆秋田 浩一監督
――今日の試合を振り返って
「もう少しやれるかなと思ったけど、まあ徹底してやっていた分だけ前よりはマシかなと。これも経験だね」
――今日はベンチメンバーが1人足りない中でのスタートとなったが
「けが等色々あって、Aチームが少なくなっている。実際にやれているのは20人くらい」
――先制点を挙げ、良い立ち上がりに見えたが
「あれを90分間やれるだけのスタミナが身につけられれば、もうちょっとリーグ戦でも楽しみになると思う。今日は両サイドバックが初めてだったし、(それを踏まえても)よく頑張ったと思う」
――約3週間の中断期間に入るが
「勝つためにやらなくてはいけないことを徹底的にやれるように、仮にそれで負けたとしてもそれをやり続けられる強さがあれば、最終的に勝てると思う」
――次節に向けて
「是非上位2チームに追いついていけるように頑張っていきたい」
◆小針 宏太郎(経4)
――今日の試合を振り返って
「チームとして高いモチベーションを持って先制するというところまでは出来たが、自分のいらないミスで失点をしてしまい、本当に申し訳ないという気持ちしかない」
――今季の公式戦初となる連敗となってしまった
「連敗に関しては自分のところでミスがあった。アミノバイタルカップは終わってしまったので、リーグ戦しか後輩達に残せるものがない。自分がチームの先頭に立ってやっていくしかない」
――全国大会への道が閉ざされてしまったが
「試合に出られない4年生が多くいるなかで、大臣杯に出て4年生とプレーする時間を少しでも延ばしたいと思っていた。今日スタンドで応援してくれていた4年生や下級生達に申し訳ないという気持ち」
――次節に向けて
「自分達が後輩に残せるのは1部という舞台だけなので、その舞台を絶対に残せるように頑張っていきたい」
◆松本 ケン チザンガ(商4)
――今日の試合を振り返って
「今シーズンのリーグ戦は入りが悪く、そこで失点して試合全体を苦しくしてしまうというのが多かった。それを改善できたのに、終わり方の部分や入りの自分達の良い時間帯に得点出来なかったところに課題があり、終盤の苦しい時間や結果につながってしまったのだと思う。やはりFWとして、苦しい時間帯にゴールを決めてチームを助けなくてはいけないと思う」
――初戦から昨季の同大会で負けた相手との一戦となったが
「練習試合や昨季のリーグ戦でも多く対戦していて、お互いにもう戦い方は分かっているので、チームとしての戦い方を貫いてやれるかどうかみたいな感じだったと思うが、まあ自分達の甘いところや終盤に集中が切れてしまうところが出てしまったと思う」
――山田裕翔(国士大)とは特に多くマッチアップしているが
「高校の頃から知っているし、ヘディングが強くて今年はキャプテンもやっている。自分がそこの部分で負けていたら相手も勢いづくし、自分もヘディングにストロングポイントを持っているので、そこで負けてはいけないと思って臨んだが結果に繋がらなかった。そこは自分の課題だと思う」
――自身にとっては関東リーグ第3節・立大戦(4月16日)以来のゴールとなった
「コーナーキック含めセットプレーというのは多く練習しているなかで、良いボールが入ってきたので、前で(鷹啄)トラビスなどが潰れてくれたので、久しぶりのゴールになったが決められて良かったと思う」
――次節に向けて
「さっき小針も言っていたが、自分達が出来ることは後輩達に1部という舞台を残してあげて、大学サッカーのトップリーグでやらせてあげることだけだと思う。残りの大学サッカー、そこだけにフォーカスしてやっていきたいと思う」
(執筆者:岩渕隆悟)