2戦連続の4ゴールで2連勝!!
JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・早大戦が6月11日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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駒大 4-2 早大 |
得点者 | |
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15分 | [駒]浅倉 勇翔 |
17分 | [駒]鈴木 心月 |
45分 | [駒]鈴木 心月 |
49分 | [早]平野 右京 |
57分 | [早]植村 洋斗 |
58分 | [駒]小林 栞太 |
メンバー | ||
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スタメン | ||
ポジション | 背番号 | 名前 |
GK | 22 | 永田 陸[2年=大成高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[4年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高] | |
5 | 坂田 陸[2年=岡山学芸館高] | |
14 | 後藤 康介[2年=相洋高] | |
MF | 6 | 小林 栞太[2年=鹿島Y] |
7 | 﨑山 友太[3年=米子北高] |
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10 | 小島 心都[4年=湘南工科大附高] | |
17 | 浅倉 勇翔[2年=相洋高] | |
FW | 9 | 鈴木 心月[3年=三浦学苑高] |
19 | 松本 ケン チザンガ[4年=浦和東高] | |
サブ | ||
GK | 1 | 亀井 一起[1年=長崎総科大附高] |
DF | 20 | 亀井 大和[1年=滝川二高] |
27 | 平山 歩夢[2年=広島県瀬戸内高] | |
MF | 2 | 藤田 和也[3年=長崎総科附高] |
8 | 佐藤 大晴[2年=名古屋U-18] | |
24 | 積 歩門[1年=神村学園高] | |
26 | 松村 大也[3年=浦和Y] | |
FW | 12 | 佐藤 智隆[4年=浦和南高] |
23 | 今井 拓人[1年=岡山学芸館高] |
選手交代 | |
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63分 | 鈴木 心月→亀井 大和 |
71分 | 小林 栞太→松村 大也 |
79分 | 松本 ケン チザンガ→佐藤 智隆 |
83分 | 﨑山 友太→佐藤 大晴 |
90+1分 | 後藤 康介→平山 歩夢 |
第8節の相手は早大。昨季は1部で戦った古豪との一戦だ。
15分、松本がドリブルで右サイドを駆け上がりクロス。小林が折り返し、浅倉が左足でグラウンダーのシュート。これが決まり先制に成功。浅倉がリーグ戦初のスタメン起用に結果で答える形となった。立て続けに17分、永田のゴールキックに反応した鈴木がGKとの1対1を決めて追加点。その後早大の猛攻を受けるも体を張った守備で無失点に抑える。前半終了間際の45分、こぼれ球に反応した松本が頭でペナルティエリア付近にボールを落とす。鈴木が最後は体勢を崩されながらもゴールを挙げ、この日自身2点目。3-0で前半を終えた。
後半は早大が攻勢を強める。49分に得点を挙げ3-1とすると、57分には獲得したPKを成功させ、僅か12分で1点差に。しかしその1分後、小林が左足であげたクロスがそのままゴールに吸い込まれて4得点目。結果的にこのゴールがとどめとなり、4-2で勝利。2戦連続での4得点となった。
次節は6月18日、日体大との一戦となる。
◆秋田 浩一監督
――今日の試合を振り返って
「まあ前半は言った通り、言った通りでもないけど、角度変えていっぱい入れて、色んなやり方を何回もやって見せていたりした。それをやろうとしていた。ボールは回されるけど、良かったのではないか」
――前半の立ち上がりが良かったが
「良かったと思うが、早大のミスがあって助かったところもいっぱいあったから、そこが後半はちょっと。でもうちの選手も頑張ったから。早大も最後は疲れていたみたいなので。一応ボールは支配されていたけど走り勝ちかな。(小林)栞太のまぐれのシュートがなければわからなかった。あれが効いたのではないか」
――2戦連続4得点での勝利となったが
「たまたまじゃないか。ただ今日は初めて出た浅倉が動いてやっていたので。うちはハードワークすることと、速くボールを回してゴール前に行くことを徹底すれば点数は取れる。早稲田みたいなサッカーでは無理だけど、駒大らしくやっていけばチャンスはあると個人的には思っている。選手に届くかは別問題。もちろん口酸っぱく言っていますけど」
――次節に向けて
「次節、日体大さんなので、ここを大事にしっかりやっておけば、少し先が見えるかなと思うので勝利にこだわってやりたいと思うけど。けが人やら何やらで大変だけど我慢しながらやろうと思う」
◆小針 宏太郎(経4)
――今日の試合を振り返って
「今まで課題だった前半の立ち上がりを、いい立ち上がりでチームとして迎えることができて、前半3点取ったのは良かった。けど後半の立ち上がりで2失点くらってしまって、ゲームが落ち着かない展開になって。そこの立ち上がりの強度は、前半後半変わらずやらなきゃいけないことなので。そこはチームで出た課題。そこは突き詰めないと上にいくのは厳しいと思うので、この1週間で突き詰めていきたいと思う」
――前半は無失点で後半は立ち上がり2失点だが課題は
「前半に3点とっていたから、受け身受け身に少なからずなっていたと思うので、そこの3-0でスコアを終えていても、試合の運び方は変わらないものでなきゃいけないし。一応後半の立ち上がりでも、0-0の気持ちで行こうという入り方はしたが、自分含めてチームが後手後手になってしまった結果が後半2失点に繋がったと思う。勝っている状況での試合の運び方が課題だと思う」
――早大は後ろから細かくパスを繋いでくるサッカーだが対応は
「前々節の関東大も、前節の産能大も、後ろから繋ぐのが上手いチームなので。メンタル的にも回させているっていうメンタルで、まずは守備から入ろうと今週ずっと継続していた。そこで守って、アタッキングサードまで運ばれても、ディフェンスラインや中盤の選手がからだを張って、シュートなどのブロックができたのが今日の良かったところだと思う」
――次節に向けて
「今回、早大に勝てたことで上にも引き離されずに済んだ。でもやっぱりここで負けてしまうと、安定しない戦いはリーグ戦を通して上にいけない理由になってしまうので。ここで安定して勝ち続けるっていうのが今年のチームの目標でも課題でもあるので。自分含めてしっかり今週1週間の過ごし方を考えて、次の日体大戦もしっかり勝って3連勝できるように頑張りたいと思う」
◆浅倉 勇翔
――今日の試合を振り返って
「今日初めて監督に使ってもらえて、そこで先制点出せて、結果出せたのは良かったと思うが、後半チーム全体で立ち上がりが良くなくて、2失点したのはこのチームの課題かなと思う」
――リーグ戦の初スタメンが決まった時の心境は
「紅白戦から使ってもらっていたので今週あるかなと思っていた。まさか使われるとは思わなくて。嬉しい気持ちだったが、けが人や4年生とかで出てない人もいるので、そこのプレッシャーはあったが得点に絡めて良かった」
――得点シーンを振り返って
「練習のときから前に関わったりはしていた。左サイドの(小林)栞太が上手くボールくれたので当てるだけだった。変なシュートになってしまったが、しっかり決められて良かった」
――今日は小島選手と共に中盤でフル出場だったが手応えは
「心都くんは自分の憧れの選手なので。任せっきりになってしまったところもあるが最後まで一緒に戦って走れたのは、神奈川の先輩でもあるので良かったと思う」
――次節に向けて
「来週も負けられない試合なので、試合に出て絡んで、ゴールを決めて、チームに貢献できたらなと思う」
(執筆者:岩渕隆悟)