サッカー部

DATE:2022.07.25サッカー部

後半ATに追い着かれPK戦の末に敗戦...

「アミノバイタル®」カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会 準決勝・国士大戦が7月20日に開催された。

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先制点を挙げた小島(撮影:岩渕隆悟)
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追加点を挙げた須田

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
●駒大 2-2(PK戦:3-4) 関学大○
得点者
3分 [駒]小島 心都
9分 [駒]須田 晃輝
29分 [国]古川 真人
90+1分 [国]菊池 駿斗
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 30 藤田 和也[2年=長崎総科大附高]
32 山本 修平[4年=札幌U-18]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
6 小林 栞太[1年=鹿島Y] (→77分:13 辻 稔貴[4年=静岡学園高])
MF 24 後藤 康介[1年=相洋高] (→58分:33 松村 大地[1年=浦和Y])
7 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→90+4分:10 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
23 上野 正騎[3年=熊本Y]
FW 17 阿部 輝仁[2年=専大北上高] (→66分:2 塚原 舜介[4年=前橋育英高])
19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高] (→84分:18 上野 正騎[3年=熊本Y])
SUB 22 GK 永田 陸[1年=大成高]
12 DF 細川 竜征[4年=駒大高]
15 DF 飯田 晃明[2年=丸岡高])
14 FW 髙橋 優斗[4年=前橋育英高]

準決勝の対戦相手は国士大。関東1部に所属する大学との対戦は今大会初となった。

3回戦と同じく試合が動いたのはロングスローから。3分、小林のロングスロー。ボールは相手ディフェンスにクリアされるも、こぼれ球に反応した小島が右足でシュートし先制に成功。立て続けに9分。右サイドから藤田のクロス。これも相手ディフェンスにクリアされるもいち早く反応した須田が右足のボレーシュート。シュートはポストにあたるも、GKに跳ね返りゴールへ。幸先の良い出だしとなった。しかし29分には国士大のミドルシュートで1点を返され、2-1で前半を終えた。

後半はシュートを1本も打てないほど防戦一方。それでも無失点で耐え続けたが、アディショナルタイ-ムに突入した90+1分。自陣右サイドを突破されクロスからシュートを浴び、土壇場で同点にされる。勝負は延長戦へ。

2-2で迎えた延長戦は何とかスコアを維持してPK戦に突入。先攻となった駒大は1本目・相澤、3本目・仲田、3本目・小島がそれぞれ成功。負けじと国士大も3本目まで成功。4本目・山本が失敗するも、国士大も4本目を失敗。3-3で迎えた5本目・深澤が失敗し、国士大は5本目を成功。3-4でPK戦を終え、敗退が決定した。

準決勝に敗れた駒大は3位決定戦に進出。明大に敗れた法大と対戦する。
(※法大の新型コロナウイルスの感染確認の報告及び棄権により試合は中止。駒大の不戦勝となった。)

◆岡田誠史コーチ

――今日の試合を振り返って
「入りは2点とれて良かったけれど、やっぱり自分たちの甘さが出て、最後はトレーニング不足だったかなと思う。走り込んで、夏本番の戦いでは、国士大と戦った時に勝てるようにしたいと思う」

――阿部輝仁(営2)を起用したが
「けが人が続出していて、連戦だったので、元気なやつを使った方がいいのかなと思った」

――序盤から2点入ったが狙いなどは
「不思議と入っちゃったって感じだと思う。ただやられたのは、1点はすごいシュートだったけど詰めないからああなっちゃうわけだし、最後あの時間でやられたのも駒大の甘さが出たからだと思う」

――3位決定戦に向けて
「まあやるからには3位の方が良いと思うので、頑張ってやりたいと思う」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「幸先良くセットプレーからの流れも含めて2点取れたのは良かったが、ここ数試合と同様に押し込まれる展開の中でバイタルエリアのところから失点してしまい、前半を0で終えることが出来なかったことと、後半走れずに球際も強く行けなかった。そういった自分たちの弱いところが出てしまったゲームだったかなと思う」

――ここ数試合とは違い耐え切れなかった要因は
「やはり相手選手の強度が違うし、1回戦から3回戦とは違い相手も関東1部所属のチームなので。その部分で自分たちが厳しく行けなかったと思う」

――前からのプレスを剝がされてしまうシーンが散見されたが
「前半はハメに行くという共通意識のなかでやったが、中盤以降では行くのか引くのかの意識が曖昧になってしまった。そこを自分がもっとオーガナイズ出来れば良かったが、自分的にもチーム的にも足りなかった部分かなと思う」

――3位決定戦に向けて
「決勝に行くことはできなかったが、最後勝って3位という結果で終われれば、8月の3連戦や総理大臣杯に向けて良い流れが出来ると思うので、短い時間だがチームで良い準備をしていきたい」

◆小島心都 (歴3)

――今日の試合を振り返って
「前半の最初に先制できたのは良かったが、前半の半分を過ぎてから相手のペースになってしまい押し込まれていく状況が続いていくなかで、前半を0で抑えられずに流れが悪くなったかなと思う」

――ゴールシーンを振り返って
「こぼれ球に対しての練習を普段からしているし、リーグ戦でも決めているので、難しかったが上手く枠に入れることができて良かったと思う」

――連戦の中で出場が続いているがコンデションは
「結構キツいが、出させてもらっているので、そこはチームの代表として頑張りたいと思う」

――3位決定戦に向けて
「勝って全国大会に繋げたいので、次の法大戦は勝ちたいと思う」

執筆者:岩渕隆悟

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