サッカー部

DATE:2022.05.23サッカー部

守護神・深澤の好セーブ連発むなしく国士大に完敗

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第5節・国士大戦が5月22日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

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ゴール前で奮闘した深澤 (撮影:三塚結衣)
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今季初のスタメンとなったウォー
スコア
●駒大 0-2 国士大○
得点者
44分 [国] 高橋 尚紀
45分 [国] 東條 敦輝
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 30 藤田 和也[2年=長崎総科大附高] (→79分:3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y])
4 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
33 小林 栞太[1年=鹿島Y]
MF 2 塚原 舜介[4年=前橋育英高] (→83分:13 辻 稔貴[4年=静岡学園高])
7 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→66分:25 欠畑 魁星[2年=盛岡商高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
36 ウォー モハメッド[4年=三浦学苑高]
FW 19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高] (→62分:9 本吉 利安[3年=千葉U-18])
14 髙橋 優斗[4年=前橋育英高] (→66分:24 近藤 稜真[3年=岡山学芸館高])
SUB 31 GK 永田 陸[1年=大成高]
6 DF 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高]
12 DF 細川 竜征[4年=駒大高]
35 DF 後藤 康介[1年=相洋高]

前節今季初となる勝利を挙げた駒大は、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた国士大との代替分の試合に臨んだ。

国士大は中3日、駒大は中7日での一戦。勝利を手にした前節からの変更は2人。いずれも今季初スタメンとなるウォー、髙橋をそれぞれ左サイドハーフとFWに入れた。前半は終始国士大のペース。15分、コーナーキックの流れから1対1で国士大DFにヘディングシュートを許すも深澤がビッグセーブ。36分、またもや1対1でシュートを打たれるも深澤がここもビッグセーブ。スコアレスのまま前半を終えたい駒大だったが、44分に自陣左サイドを崩され、グラウンダーのクロスを流し込まれて先制を許すと、45分にも同様の形で失点。0-2で前半を終えた。

攻勢に出たい駒大だったが、後半も防戦を強いられる展開。53分には、塚原のクロスに松本が合わせるもシュートはGK正面。その後はシュートすら打てない時間が続く。セービングの冴える深澤を中心になんとかゴールを守り続け、86分に後半2本目となるシュートを近藤が放つも枠外へ。90分で合計シュート数3本に抑え込まれ、0-2での敗戦となった。

次節は5月29日、明大との一戦に挑む。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「残念。走れなかったし、戦えなかった」

――2トップの組み合わせは色々試しているのか
「そういうわけではないが、この間出た飯野(智也)は前十字靭帯断裂してしまって出られないので。それと相手の3番(望月 海輝)が脅威なので、そこでやれるのはウォーモハメッドかなと思って彼を左サイドに置いた。FWにはドリブラーの髙橋(優斗)を置いてハマればと思った。今日はダメだったが、可能性はあるかなと思った」

――国士大にフリーでシュートを打たれるシーンが目立ったが
「ディフェンスが下がってしまう、ラインコントロールできなかったのと、中盤の2枚が後ろにいる割には(プレーを)はっきりさせなかったのが原因だと思う。ボールウォッチャーになって(マークに)つききれなかったのが最大の原因ではないか」

――セカンドボールの回収に苦しんだように見えたが
「やはり徹底できなかった。こちらはボールを1タッチ2タッチで捌く、それがマイボールにならなかったとしてもそれをやり続けて欲しいと言っていたが、学生はボールを人、足元に入れてしまう。スペースに入れて欲しかったが。相手DFも後ろを向いて走るわけだから仮に追いつかなくても押し込んでいける。それが上手くいかなかった」

――次節に向けて
「ちょっと負けが込んできたので、選手も考えながらなんとかやっていきたいと思う。とにかくディフェンスがちゃんと出来ないと厳しい。先に失点してしまうと。先週は先に点がとれたが」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「相手が連戦の中で本来であれば自分たちが走って戦ってというのをやっていかなければならなかったが、そういう部分で相手に負けたのが0-2という結果に繋がったと思う」

――国士大にボールを握られ走らされる時間が続いたように思うが
「相手にプレスをかけるのかセットするのかをチーム全体で共有して主導権を握っていかないと、後手後手になってしまうのでそこが良くなかったと思う」

――前半終了間際に2失点した原因は
「最初のところでセンターバックが楔やFWへのパスに対して下がってしまうというのがここ数試合で見られる課題。今日の失点も元はと言えば最初のところで潰せていれば失点には繋がらなかったのかなと思う」

――チーム全体で間延びしていたように見えたが
「ファーストボールをFWが競ったところやセカンドボールを意識していかないと。今日、ルーズボールを相手に拾われる確率が高かったのはやはり間延びしていたからだと思う。そこは次節に向けて改善していきたい」

――次節に向けて
「今回は走れない戦えないという自分たちがやるべき最低限のとこから出来ていなかったので、そこをしっかり徹底して突き詰めて、自分たちのサッカーを再確認してやって勝利を目指したいと思う」

◆藤田和也 (市2)

――今日の試合を振り返って
「試合が始まる前に前半0-0で行けば後半絶対にチャンスがあるとチームで話をしたが前半終了間際に失点してしまったことがチームの反省点。攻撃の面では後半の数少ないチャンスを決めきれず、球際や五分五分の所を強く行けたらもっと自分たちの時間が作れたと思う」

――前節に続いてのスタメンについて
「前節の前の週までずっとBチームだった。Aサブの方で試合に出ていたがチャンスが来て掴むことが出来た。前節から緊張することもなく自分のプレーを落ち着いてすることが出来たが失点のところで自分の判断が悪くてやられてしまって気持ちのゆるさが出てしまったと思う」

――監督やコーチから求められているタスクは
「簡単に相手の背後を狙うということをサイドバックとして意識してやっている」

――ストロングポイントは
「周りの選手みたいに能力は高くないが落ち着いた判断、背後へのボールの配給だと思う」

――次節に向けて
「監督から今日の試合が1番大事と言われたがどの試合も大事だと思うので次は失点せず勝ちたいと思う」

執筆者:岩渕隆悟・三塚結衣

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