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関東バレー1部リーグ 法大相手に惜敗を喫する
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2024年度、関東大学秋季1部リーグ戦の対法大戦が10月13日に小田原アリーナで行われた。結果は以下の通り。
駒大 2-3 法大
第1セット 25-27
第2セット 25-23
第3セット 25-20
第4セット 21-25
第5セット 11-15
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第1セット
お互い譲らず、強気な攻撃が続く。セッターの樋口響(政3)は序盤から積極的に速攻を使い、ブロックを揺さぶる。中盤に効果が現れ、サイドの攻撃が有効に決まるも3点を追う展開に。平田和聖(現4)が2本連続でレフトから点をもぎとり、1点差まで詰め寄る。中島右京(経4)とのコンビで勢いに乗ると、西尾紀一郎(法4)をワンポイントブロッカーで勝負に出る。三浦一真(法4)が22-23の場面でサービスエースを決め同点に。25点までお互い譲らず、サイドアウトが続く。平田のスパイクがギリギリサイドラインを超えアウトに。25-27で1セット目を落とす。
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第2セット
出だしから流れをつかんだ駒大。相手のミスも重なりリードする。さらに、三浦がバックアタック、ライト攻撃を2本連続シャット。雄叫びと共にチームを盛り上げ、一気に5点差をつける。法大に2点連続得点を許すが、樋口のトスワークでレフトブロックを一枚に。期待に応えるようにストレートに平田が叩き込んだ。3点差のリードのまま試合中盤を終えるが、途中1点差まで詰め寄られる。しかし、駒大エースの力を見せつけた平田が再び3点差まで広げる。そこから攻めの姿勢を崩さず駒大が逃げ切り、2セット目を25-23で終えた。
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第3セット
両チームとも一歩も譲らないラリー戦が展開。駒大は、水島琉之介(英3)がワンタッチのフォローから攻撃のリズムを作り、6-4とリード。その後も中島のサービスエースなど4点連続得点を奪う。さらに、樋口が法大の狙いを見抜き得点。ブロックポイントも合わさり14-7と大幅にリードする。しかし、法大のセッターの交代から勢いに乗られ、焦りがみられたものの平田をはじめチーム全員で立て直し、元山桜介(歴4)の巧みなブロックアウトで決め切り25-20でセットをとる。
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4セット目
互いに一歩も譲らない激しい攻防が繰り広げられる。序盤から両チームともに高い集中力を見せ、点の取り合いとなった。だが、法大の攻撃に苦戦し、連続得点にリードを許してしまう。平田にボールが集まり、高いブロックを破るスパイクや声がけをしてチームを鼓舞。さらに点差を縮めるべく、多田來生(経2)と尾﨑大洋(経1)がコートに入る。果敢に点を取りにかかるが、法大の堅い守りに阻まれ、3点差のまま終盤へ。最後まで諦めず戦うも21-25という惜しい結果となった。
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5セット目
駒大はスタートから多田と尾﨑を投入し、積極的な攻撃で試合の主導権を握ろうと試みる。しかし、相手の勢いに押され、序盤から苦しい展開に。粘りを見せながらも、なかなか流れをつかめず、リードを許してしまう。尾﨑は多彩な攻撃を仕掛けるが、なかなか攻撃が噛み合わない。樋口がコートに戻り、駒大は再び粘りを見せるも、点差を詰め切ることができない。攻めの姿勢で追い上げを見せるが、サーブミスやレシーブの乱れをきっかけに、連続失点。ブロックが効果的に働くが、最後は相手のレフトからのスパイクが決まり、11-15と惜しくも敗れた。
国士大との秋季リーグ最終戦は10月27日に日体大健志台キャンパスにて行われる。
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