4年丸最後の大会 インドア2回戦敗退
12月14日から全日本学生室内テニス選手権大会(本戦)が有明テニスの森公園で行われた。女 子ダブルス丸(歴4)・稲葉(英2)ペアが出場し1回戦突破果たしたが、2回戦で筑波大ペアに敗れ2回戦で敗退となっ た。
結果とインタビューは以下の通り
女子ダブルス1回戦 | |
---|---|
○丸希星・稲葉梨莉 2(7-6,5-7,10-7)1 ●山口花音(関西大)・石川こころ(姫路大) |
女子ダブルス2回戦 | |
---|---|
●丸希星・稲葉梨莉 0(4-6,6-7)2 ○吉本菜月・櫻田しずか(筑大) |
◆戦評(1回戦,2回戦)
本戦からの出場となった丸・稲葉ペア。
「序盤から強気に攻められた」と全国からきた強豪にも持ち前のプレーでポイントを稼ぐ。序盤はサーブの調子が上がらなかったが、稲葉の強烈なショットなで試合を有利に進める。終盤では、丸がサービスエースを奪って第1セット目を13ゲームまでもつれる熱戦のなか勝利する。第2セット目は、相手に押される展開が続き、落としてしまうが第3セット目では再び強気なプレーで相手を圧倒し見事初戦を白星で飾った。
2回戦は筑波大ペアと対決。序盤から激しいラリー戦を展開していく。中盤には丸の強烈なバックハンドが決まり、流れを引き寄せたかったが、相手に圧倒され第1セット目を落とす。第2セット目は安定した試合運びで試合を有利に進めていくが、あと1ゲームを取り切れず、勝負は13ゲーム目までもつれる。ここを勝利して第3セット目につなげたかったが、最後は力で押し切られ2回戦で姿を消した。
◆インタビュー(1回戦)
◆丸希星(歴4)・稲葉梨莉(英2)ペア
--今日の対戦相手の印象は
丸「関西の中でもトップの選手たちだった。関東ではあまり見ないプレーをしていた。試合前からどうやってプレーするかを考えてはいたが実際に試合で戦ってみないと分からないことが多いのでシンプルに考えて試合に入った」
稲葉「今日のペアのではないが個人でのプレー動画がネットにあったのでそれを見て相手をイメージした。あとは試合の中で戦略を組み立てた」
--プレーを振り返って
丸「序盤から強気に攻められた。競り始めた時やミスが続いた時に少し引いてしまった」
稲葉「強気で行った時は勢いのままに行くことができた。競り始めた時に決めるところでミスをしてしまった。ミスが続いた時にそのままの流れでいってしまった」
--全国から選ばれた選手しかいない大会で初戦を勝てたことは
丸「大きな自信となった」
稲葉「接戦を勝ちきれたのでこれを自信にして思いっきってやっていきたい」
--次の試合に向けて
丸「泣いても笑っても大学最後の大会なので後悔しないようにプレーしたい。全力で挑んで上位を狙いたい」
稲葉「自分のできることをしっかりとやって勝ちにつなげたい」
◆インタビュー(2回戦)
◆丸希星(歴4)・稲葉梨莉(英2)ペア
--今日の対戦相手の印象は
丸「ペアは違うが勝ったことのある相手だった。インカレの時は接戦で勝ったので長期戦を覚悟していた。相手のシングルスの強さをそのままダブルスにも出されてしまった」
稲葉「ペアの片方はインカレの時に接戦で勝ったことがあった。もう1人は小学校から高校まで同じテニスクラブだった。2人ともシングルスが強いイメージで試合に挑んだ。ストローク戦になった時にミスをしてしまい個人の力の差を感じた」
--試合を振り返って
丸「接戦になった時に1回戦ではひいてしまった部分があったがこの試合は強気に攻めることができたのは良かった。ノーアドバンテージになった時に取り切れなかったのが負けにつながった」
稲葉「ストロークが強いということで前でボレーでとるという戦略で挑んだ。速い球でも臆せずに前に出ることができたのは良かった。ノーアドバンテージで攻めることができなかった
--ここまでペアを組んできて
丸「心強いペアだった」
稲葉「前衛が得意でどんなボールでも対応してくれる希星さんが後衛にいると心強かった。短い期間だったが一緒にダブルスができてよかった」
--稲葉に向けて
丸「まだ2年生なのでこれからもっと力をつけてさらに上位を狙って欲しい」
--今後の目標
稲葉「次の春関でベスト4に入ってインカレに出場し今年のインカレベスト8を超えたい」