バスケットボール部

DATE:2024.11.03バスケットボール部

埼工大に1点差で敗れる

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喜びを分かち合う石川と内山(撮影・坂元采夏)
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第100回関東大学バスケットボールリーグ戦の第21節埼玉工業大学戦が10月26日に駒澤大学玉川キャンパスにて行われた。
連敗中の駒大は埼工大と対戦。

駒大○78ー79埼工大●
1Q 17ー19
2Q 22ー31
3Q 23ー13
4Q 16ー16
スターティングメンバー
PG#3 田中晴瑛(営4)
SG#12 野口竜真(法3)
SF#11 齊藤雄都(市4)
PF#34 荒井元汰(経3)
PF#35 星健太朗(営4)

第1Qは34番荒井、35番星を中心に点を重ねるも埼工大の身長2メートルの留学生を起点に攻められる。長い時間シーソーゲームが続き17ー19で第1Qを終える。
第2Qはメンバーをガラリと変え、1.2.3年生で戦った。18番梅田晄希(経1)は積極的にシュートを打ち、第2Qだけで5本のシュートに成功。
しかし、31点の失点を許しディフェンス面の課題が残った。
第3Qは相手の先制から始まるも、そこから相手に一切のシュートを許さず39ー52から一気に15ポイントを稼ぎ逆転に成功。再び同点に追いつかれると両チーム一歩も譲らない激しい点の取り合いが続き、62ー63と一点差で第3Qを終える。
最終第4Qも点の取り合いが続く。またも相手に先行される駒大。試合時間残り2分で11番齊藤がスリーポイントを決め見事同点に追いつくがすぐに離されてしまいスコアは76ー79に。残り1分半で34番荒井がフリースローを決め残り一点まで点差を縮めるも残り1本を決めきれず78ー79で敗戦となった。
明日はリーグ戦最終節、法大戦だ。

インタビュー

◆前田祥太ヘッドコーチ

ーー今日の試合を振り返って
「チームとしては、下も上も入れ替え戦がないのが決まっている状態で、あと2試合どう戦うかというところで今日は下級生も使いながらやろうと決めていたが、そこで点差が離され難しい戦いになってしまった」

ーー今日の試合で良かった点は
「下級生で言えばオフェンスでは良いプレーが多く楽しみだなと思う反面、ディフェンスでエラーが起きたりチームルールが遂行できていなかったりというのが多く、そこが良くなかったと思う。4年生は頼りになると思った」

ーー改善点は
「留学生に45点取られてしまったので、そこをもう少し減らしたかったのと、第2Qでは日本人にもスリーポイントを3、4本決められてしまったのでディフェンスの面で言えばそこが改善点だと思う。下級生に攻め気をなくしてパスばかりを探してターンオーバーするというのが多かったので、そこも改善して欲しいと思う」

ーー第2Q以降1、2年生が多く出場していたが何か意図はあったのか
「順位が変わらないというのもあり、下級生の公式戦の場数がない状態だったのでまとまった時間を使って動けるかというのを見たかった」

ーー実際に見てみてどうだったか
「全然やって行けると思う。ポテンシャルもあるし、バランスも良い。梅田晄希(経1)は第2Qの10分だけで11点取っているし、良い所は認めたい。ただ、31失点しているというのはチームのルールが下級生に浸透していない部分があったのかなと個人的には思う」

ーー相手チームの留学生への対策は
「守り方でトラップに行ったりなど決めていたが、少し遅れてファールになってしまったりなどが多かった。もう一歩早く、もう一個ポジションをずらしておくというのが今日は弱かったと思う」

ーー明日の試合に向けて
「明日はリーグ戦最後で4年生にとっても最後の試合。去年と同じく法大との試合で、相手は入替戦がかかっているので本気で来ると思う。去年は相手の入替戦が決まっている状態で、ある程度心に余裕がある状態での試合だったからこそ勝てた部分があると思うので、4年生を入れながら勝ちに行きたい」

◆石川昂(G4)

ーー今日の試合で良かった点は
「2Qは相手に31点取られたが、下級生も23、4点取っていて点数自体は良かった。本家灯(心2)が早い展開からドライブでアーリーオフェンスを出せたところが良かった」

ーー改善点は
「もう少し角度を変えれば入るようなパスも留学生にカットされることがあった。ターンオーバーを減らすことを徹底しないといけない。日本人だけのチームはシュート回数を増やさないといけないと思うので、パスミスなどの簡単なミスを減らすことは課題だと思う」

ーー明日の試合に向けて
「4年間やってきたチームルールは変わっておらず、基盤はあるのでそこをしっかり出し切れれば絶対にいい試合になると思う。試合に勝つか負けるかはその日の調子に左右されると思うので、自分たちがやってきたディフェンスのルールやオフェンスの攻め方をしっかり確認して出し切れれば見ていて楽しいバスケットボールが出来ると思うので、4年生は楽しんでやることをブレずに意識して試合に臨みたい」

執筆者:坂元采夏

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