強豪相手に敗れるも、失点をわずかに抑える
第100回関東大学バスケットボールリーグ戦の第16節早大戦が10月14日駒澤大学玉川キャンパスにて行われた。結果は以下の通り。
●駒大 50ー63 早大〇 | |
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1Q | 14-12 |
2Q | 14-11 |
3Q | 10-20 |
4Q | 12-20 |
スターティングメンバ― | |
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PG#3 | 田中晴瑛(営4) |
SG#12 | 野口竜真(法3) |
SF#11 | 齊藤雄都(市4) |
PF#20 | 古島輝(経3) |
PF#35 | 星健太朗(営4) |
今節の相手は、試合前時点で首位と勝ち数差無しの3位に付ける早大。1巡目では30点差の大敗を喫している相手でもあり、リベンジしたいところだ。
第1Qは序盤から激しいディフェンスの応酬。両チームともに簡単なシュートを許さない。
流れを作ったのは、途中出場の4番石川昂(G4)。タフショットを連続で沈めると、1Q最後のオフェンスでは左コーナーからスリーポイントを決め、リードを奪うなどオフェンスを牽引する。
第2Qに入っても、ディフェンスの強度は落ちず。互いに粘り強く戦う中、終了間際に29番本家灯(文2)がオフェンスリバウンドをもぎ取ると、ゴール下で11番齊藤が決めてリードを5点に広げた。
第3Qは序盤から相手のスリーポイントが確率良く決まり、0対9のランを作られるなど流れを奪われる。しかし、粘り強いディフェンスから持ち直し、5点ビハインドで最終第4Qへ。
逆転したい第4Qだったが、ダブルチームなど相手のディフェンスの仕掛けからミスを連発してしまい、リードを広げられてしまう。12番野口のスリーポイントなどで食い下がるも逆転とはならず、50対63で試合終了。惜しくも3連戦3連勝とはならなかった。
次戦は10月19日上武大学伊勢崎キャンパスにて行われる国士大との一戦となる。
インタビュー
◆前田祥太ヘッドコーチ
ーー今日の試合を振り返って
「前回、早大と戦った際に30点差を付けられて負けてしまったことから、2巡目に入りオフェンス中心に様々なところをもう一度見直した。前回のリベンジマッチということで、3連戦でかなり疲労は溜まっていたが頑張って気合いを入れて戦った」
ーー良かった点は
「前半の失点を20点台に抑えられ、オフェンスもリズム良く点数を重ねられたところは良かった」
ーー悪かった点は
「タイムシェアが偏りすぎてしまい、後半疲労がきてしまったところは私の反省点。チームとしては大事なところで相手に何本か気持ちよくスリーポイントを打たれ、決められてしまったところは反省すべき点」
ーー前回負けてしまった際に相手のシュート力にやられてしまったと仰っていたが、チームとしての対策あったか
「ゲームプランとして、前回対戦でスリーポイントを12本も決められていたので、簡単に打たせないように厳しく伝えた。また、リバウンドに関してもオフェンスリバウンドを16本ほど取られ、相手の攻撃回数がかなり増えてしまっていたので今日はやられないようにしようということは話した。結果として相手のスリーポイントを8本に抑えられたので、前回よりは良かったと思う」
ーーOBの選手たちも大勢駆けつけていて、会場内もかなりホーム感があって雰囲気が良かったが、それは選手たちにも伝わっていたか
「元々、選手たちもOBのメンバーと連絡を取っていて今日来るのは知っていたので、そっちの方が気合いが入るし、もちろんいつも練習しているコートなのでやりやすさはあると思う」
ーー次節、国士大戦に向けて
「国士大は前回勝っているが、すごく力のあるチーム。今は下の順位にいるため、何がなんでも勝つという気持ちでくると思うが、気持ちで負けず受け身にならないようにやりたい。2巡目はオフェンスのところで自分たちらしく速い展開にもっていこうとやっているので、そこは継続してやっていけるようにしたい」