相手のスピードやサイズの大きさに翻弄され敗北...
第100回関東大学バスケットボールリーグ戦の第5節早大戦が9月7日明星大学日野キャンパスで行われた。結果は以下の通り。
●駒大 54-84 早大〇 | |
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1Q | 13-21 |
2Q | 18-26 |
3Q | 9-20 |
4Q | 14-17 |
スターティングメンバー | |
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PG #3 | 田中晴瑛(営4) |
SG #12 | 野口竜真(法3) |
SF #11 | 齊藤雄都(営4) |
PF #20 | 古島輝(経3) |
PF #35 | 星健太朗(営4) |
今節の相手は昨季1部に所属し、今季はこの試合の前まで4戦全勝と勢いに乗る早大。
第1Qは相手のインサイドの強さに苦しめられリードを許す展開ながらも、激しいディフェンスから粘り強く戦い、相手についていく。しかし、クオーター最後の相手のオフェンスでスリーポイントを決められ、8点差で第1Qを終えた。
第2Qは相手の激しいディフェンスからミスを連発、連続得点を許してしまう。
開始2分で18点差に広がり、流れを切るべくタイムアウトを要求。
タイムアウト明けはオールコートディフェンスを展開し流れを引き戻しにかかるが、相手の確率の高いシュートで思うように点差は縮まらず。前半を16点差で折り返した。
後半はいい形でシュートを放つが決め切れない展開が続く。
4番石川や20番古島などが個人技から得点しつなぐも、終始相手のスピード感ある攻撃やサイズの大きさに翻弄され、徐々に点差が開いていった。
結果54―84のスコアで敗戦。84失点、30点差はともに今シーズン最多となってしまった。
次戦は9月8日、明星大学日野キャンパスで青学大と対戦する。
インタビュー
◆前田祥太ヘッドコーチ
――今日の試合を振り返って
「序盤は粘れていて、内容としては悪くなかったが、徐々に相手の圧に負けてしまい点差を付けられてしまった」
――高さのある早稲田に対して、どのような対策をしたか
「高さというよりはシュート力などに対して対策をしていた。選手間で『ピックアンドロールのところは強めにショウディフェンスしよう』と話してそのような戦術でいったが、寄らなくていいところで寄ってフリーを作られてしまい簡単なスリーポイントを許してしまう場面が出てしまった」
――今試合の良かったところ
「先週の反省を踏まえ、トランジションから速い展開に持っていこうというテーマを持って試合に望み、それが体現できたこと。ノーマークを多く作り、いい形でシュートまでいけたところは良かった」
――今試合の改善点
「トラベリングや簡単なミスでターンオーバーしてしまったり、メンタル的に沈んで消極的なプレーが目立ってしまったりしたところ。 また、ベンチ(首脳陣)としては、相手のスリーポイントが入りだしたところでアジャストできなかったのが反省点」
――1勝4敗の苦しいスタートになったが、今後に向けて
「メンタル的に苦しい時期だが、いつまでも下を向いていても変わらないので、しっかりと前を向いてまずは次の1勝を掴みたい。今年の2部リーグは接戦になることが多くどこも実力が均衡していると思うので、まだ始まったばかりという気持ちで切り替えて明日また臨みたい」
――青学大戦に向けて
「去年の対戦成績は1勝1敗だったが、青学大は力のあるチーム。(負けが続いて)下向きなムードになってしまっているが、それを打開できるようにどんどん速いテンポで攻め、いい形でシュートを決める。それがどれだけできるかだと思う。点数をたくさん取って勝ちたい」