硬式野球部

DATE:2024.10.17硬式野球部

3安打無得点で打線沈黙 1部最短復帰へは痛い敗戦を喫する

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9回表に安打を放った工藤(撮影・廣岡良祐)
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完璧な投球を披露したエーアン(撮影・前田琴音)

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三振を奪う好投を見せた山川(撮影・前田琴音)
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3イニングを無失点に抑えた鯉川(撮影・廣岡良祐)

東都大学野球秋季2部リーグ対専大1回戦が10月16日、等々力球場で行われた。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
駒大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
専大 1 0 1 0 0 0 0 0 × 2

◆打者成績
守備位置選手 (学年=出身校)
1 [8] 知花 (1年=沖縄尚学) 3 0 0
PH 倉重 (2年=福岡工大城東) 1 0 0
[D] 三方 (4年=創志学園) 0 0 0
2 [7] 小林 (3年=豊川) 3 1 0
3 [9] 西田 (2年=享栄) 3 0 0
PH 渡邉旭 (3年=仙台育英) 1 0 0
4 [D] 原 (3年=中京大中京) 2 0 0
PH→[D] 工藤 (4年=弘前南) 1 1 0
5 [5] 永野 (1年=日大三島) 3 0 0
PH 平井 (4年=日本航空) 1 0 0
6 [3] 柳野 (4年=大阪桐蔭) 3 1 0
7 [4] 角田 (4年=昌平) 2 0 0
8 [6] 武富 (1年=向上) 2 0 0
PH 三次 (3年=駒大苫小牧) 1 0 0
[6] 水畑 (2年=岡山理大附) 0 0 0
9 [2] 渡邊怜 (1年=相洋) 1 0 0
PH 出村 (3年=星稜) 1 0 0
[2] 服部 (3年=三重) 0 0 0

◆投手成績
投手 (学年=出身校)球数被安自責
●髙井 (4年=広島商業) 3 55 16 6 2
鯉川 (1年=福岡大大濠) 3 39 9 0 0
山川 (4年=広陵) 1 6 3 0 0
エーアン (4年=向上) 1 13 3 0 0

先発の髙井駿丞(経4)は初回、安打と四球で2死満塁のピンチを作ると、投前適時打で先制を許す。打線は2回表に⑥柳野友哉(社4)が2死から二塁打で出塁。相手の捕逸の間に進塁し2死三塁のチャンスを作るもあと一本が出ず追いつくことができない。髙井は3回裏も先頭打者に安打を許し、2死一、二塁から中前適時打で更に1点を失う。髙井が降板した4回以降は駒大投手陣が相手打者に出塁を許さない完璧なピッチングを見せる。一方で2回以降安打がない駒大は9回表に代打④工藤波音(政4)が2死から左安で出塁するも、次の打者が倒れて追いつけず、3安打完封負けを喫した。

◆戦評

打線は1回表、1死から②小林怜斗(政3)が中安で出塁するも③西田翔哉(法2)が二直に倒れ、一塁走者も走塁死となり先制点を奪えない。

先発は前節で9回を5安打1失点に抑えた髙井。初回先頭打者の①小柴(専大)に右安を許し、犠打や四球、安打により2死満塁のピンチを作ると⑥西里(専大)の投手強襲適時打で1点を先制される。なおもピンチは続くが、⑦宮崎(専大)を三振で仕留めて最少失点で抑える。

追いつきたい打線は2回表に2死から⑥柳野が二塁打を放つ。相手の捕逸の間に三塁へ進み、⑦角田蓮(法4)が四球で出塁するも⑧武富航佑(市1) が中飛に倒れ、追いつくことができない。

髙井は3回裏にこの回先頭の②吉水(専大)に中安で出塁され、犠打と内野安打、三ゴロで2死一、二塁のピンチを作る。続く⑥西里に中前適時打を許し、さらに1点追加される。

反撃したい打線は4回表、無死から④原尚輝(営3)が四球で出塁する。⑤永野陽大(仏1)が二ゴロで走者を進め⑥柳野の打席の間に相手の捕逸により、三塁まで走者を進める。しかし⑥柳野は二ゴロ、⑦角田蓮(法4)は右飛に倒れ、この回も得点を奪えない。

4回裏から継投策に出た駒大は鯉川晴輝(法1)が6回裏までの3イニングを、7回裏は山川大輝(営4)、8回裏はエーアンリン(現4)が専大打線を無安打無四死球に抑え、追加点を許さず味方の反撃を待つ。

後がない9回表。3回表から8回表まで安打のない打線は2死から代打④工藤が左安で出塁し、意地を見せる。しかし代打⑤平井友弥(政4)が左飛に打ち取られ、試合終了。相手投手陣に3安打に抑えられ、打線が沈黙。1部最短復帰は、痛い敗戦となった。

執筆者:森山蒼斗

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