硬式野球部

DATE:2024.10.06硬式野球部

最終回に追い上げを見せるも 3連敗で4位転落

241006 1-1
先発として試合を作った仲井 (撮影・廣岡良祐)
241006 1-5
2安打を放った知花(撮影・廣岡良祐)

241006 1-3
中継ぎとして1回無失点に抑えた東田 (撮影・廣岡良祐)
241006 1-6
代打として1打点を挙げた工藤 (撮影・廣岡良祐)

東都大学野球秋季2部リーグ対東洋大1回戦が10月6日、駒沢公園硬式野球場で行われた。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
駒大 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
東洋大 0 0 0 0 0 1 1 0 × 2

◆打者成績
守備位置選手 (学年=出身校)
1 [8] 三方 (4年=創志学園) 4 1 0
2 [7] 小林 (3年=豊川) 3 1 0
3 [9] 知花 (1年=日大三島) 4 2 0
4 [5] 原 (3年=中京大中京) 2 0 0
PH 三次 (3年=駒大苫小牧) 0 0 0
[5]→[3] 平井 (4年=日本航空) 2 0 0
5 [4]→[5] 永野 (1年=日大三島) 4 1 0
6 [D] 廣田 (2年=向上) 2 0 0
7 [3] 柳野 (4年=大阪桐蔭) 1 1 0
PR 鈴木 (2年=大阪桐蔭) 0 0 0
[4] 角田 (4年=昌平) 1 1 0
8 [6] 武富 (1年=向上) 2 0 0
PH 工藤 (4年=弘前南) 1 1 1
9 [2] 渡邊怜 (1年=相洋) 2 0 0
PH 出村 (3年=星稜) 0 0 0
[2] 服部 (3年=三重) 0 0 0

◆投手成績
投手 (学年=出身校)球数被安自責
●仲井 (2年=下関国際) 6 2/3 105 27 6 4
山川 (4年=広陵) 1/3 1 1 0 0
東田 (4年=西脇工業) 1 20 3 1 0

緊迫した投手戦。先発仲井慎(法2)は安定したピッチングで5回までを無失点に抑える。6回裏四球と犠打で2死二塁とされると、暴投と内野安打で先制される。打線は6回までに4度迎えたチャンスを活かしきれない。7回裏2死から右二塁打を浴びると、左安打で追加点を奪われる。なんとか追いつきたい打線は9回表代打⑦角田蓮(法4)が左二塁打で出塁すると、続く代打⑧工藤波音(法4)が左安打に放ち、1点を返す。2つの死球と犠打で1死満塁となるも、後続が倒れ敗戦。1部復帰に向けた大事な初戦を落とした。

◆戦評

前節の立正大戦で勝ち点を落とし、1部復帰へ1つの勝ち点も落とすことのできない駒大。相手は昨年の春、秋の入替戦で激戦を繰り返したした東洋大。

先発は毎試合安定したピッチングを見せる仲井。初回に四死球でピンチを迎えるも先制を許さず、5回まで無失点に抑える。

6回裏四球と犠打で2死二塁とされると、暴投で相手走者が三塁へ進塁し、ピンチが拡大。後続に左適時打を許し、先制される。

反撃したい打線は2、3、4、7回に走者を二塁まで進め、チャンスとなるもあと一本が出ず、得点を奪えない。

7回裏2死から右二塁打を許すと、後続に左適時打を浴び、1点を追加されリードを広げられる。ここで仲井に代わり山川大輝(営4)がマウンドへ。次の打者を投ゴロに打ち取り、さらなる得点を許さない。

なんとか追いつきたい打線は9回表、2人の4年生が意地を見せる。代打⑦角田が痛烈な左二塁打で出塁すると、続く⑧工藤が左適時打を放ち1点を返す。追い上げムードが漂い始める中、途中からマスクを被った⑨服部優成(法3)が顔面に死球を受け、無死1、2塁とすると①三方陽登(心4)が犠打で送り、走者がそれぞれ進塁する。続く②小林伶斗(法3)が死球を受け、1死満塁となるも、③知花慎之助(法1)が捕邪飛、④平井友弥(法4)が三振に倒れ、万事休す。

1部復帰を目指す駒大にとって痛い敗戦となった。

◆インタビュー

◆香田誉士史監督

ーー終盤よく責められていたと思うが
「中盤は攻めた振りができた。結果的には残塁が多かったので、決め切る力を各々が持たないといけないと思う」

ーー仲井はよく投げていたが
「予定では6、7回100球で様子をと見ようと思った。1点取られて代えるか迷ったが、2点でしっかり抑えてくれた」

ーー仲井の成長をどう感じるか
「体の部分は特に、集中してトレーニングしている。先発を多くやっての、経験値をどんどん上げてくれた。先発と中継ぎは違うので。その辺りをどんどん吸収して成長したと思う」

ーー知花は残念な結果だったが、今日は2安打を放ったが
「勝負強いので経験を積んで、成長していってほしいと思う」

執筆者:澁谷海衣

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