最終回に追い上げを見せるも 3連敗で4位転落
東都大学野球秋季2部リーグ対東洋大1回戦が10月6日、駒沢公園硬式野球場で行われた。
結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
チーム/回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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駒大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
東洋大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | × | 2 |
◆打者成績 | |||||
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順 | 守備位置 | 選手 (学年=出身校) | 打 | 安 | 点 |
1 | [8] | 三方 (4年=創志学園) | 4 | 1 | 0 |
2 | [7] | 小林 (3年=豊川) | 3 | 1 | 0 |
3 | [9] | 知花 (1年=日大三島) | 4 | 2 | 0 |
4 | [5] | 原 (3年=中京大中京) | 2 | 0 | 0 |
PH | 三次 (3年=駒大苫小牧) | 0 | 0 | 0 | |
[5]→[3] | 平井 (4年=日本航空) | 2 | 0 | 0 | |
5 | [4]→[5] | 永野 (1年=日大三島) | 4 | 1 | 0 |
6 | [D] | 廣田 (2年=向上) | 2 | 0 | 0 |
7 | [3] | 柳野 (4年=大阪桐蔭) | 1 | 1 | 0 |
PR | 鈴木 (2年=大阪桐蔭) | 0 | 0 | 0 | |
[4] | 角田 (4年=昌平) | 1 | 1 | 0 | |
8 | [6] | 武富 (1年=向上) | 2 | 0 | 0 |
PH | 工藤 (4年=弘前南) | 1 | 1 | 1 | |
9 | [2] | 渡邊怜 (1年=相洋) | 2 | 0 | 0 |
PH | 出村 (3年=星稜) | 0 | 0 | 0 | |
[2] | 服部 (3年=三重) | 0 | 0 | 0 |
◆投手成績 | |||||
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投手 (学年=出身校) | 回 | 球数 | 打 | 被安 | 自責 |
●仲井 (2年=下関国際) | 6 2/3 | 105 | 27 | 6 | 4 |
山川 (4年=広陵) | 1/3 | 1 | 1 | 0 | 0 |
東田 (4年=西脇工業) | 1 | 20 | 3 | 1 | 0 |
緊迫した投手戦。先発仲井慎(法2)は安定したピッチングで5回までを無失点に抑える。6回裏四球と犠打で2死二塁とされると、暴投と内野安打で先制される。打線は6回までに4度迎えたチャンスを活かしきれない。7回裏2死から右二塁打を浴びると、左安打で追加点を奪われる。なんとか追いつきたい打線は9回表代打⑦角田蓮(法4)が左二塁打で出塁すると、続く代打⑧工藤波音(法4)が左安打に放ち、1点を返す。2つの死球と犠打で1死満塁となるも、後続が倒れ敗戦。1部復帰に向けた大事な初戦を落とした。
◆戦評
前節の立正大戦で勝ち点を落とし、1部復帰へ1つの勝ち点も落とすことのできない駒大。相手は昨年の春、秋の入替戦で激戦を繰り返したした東洋大。
先発は毎試合安定したピッチングを見せる仲井。初回に四死球でピンチを迎えるも先制を許さず、5回まで無失点に抑える。
6回裏四球と犠打で2死二塁とされると、暴投で相手走者が三塁へ進塁し、ピンチが拡大。後続に左適時打を許し、先制される。
反撃したい打線は2、3、4、7回に走者を二塁まで進め、チャンスとなるもあと一本が出ず、得点を奪えない。
7回裏2死から右二塁打を許すと、後続に左適時打を浴び、1点を追加されリードを広げられる。ここで仲井に代わり山川大輝(営4)がマウンドへ。次の打者を投ゴロに打ち取り、さらなる得点を許さない。
なんとか追いつきたい打線は9回表、2人の4年生が意地を見せる。代打⑦角田が痛烈な左二塁打で出塁すると、続く⑧工藤が左適時打を放ち1点を返す。追い上げムードが漂い始める中、途中からマスクを被った⑨服部優成(法3)が顔面に死球を受け、無死1、2塁とすると①三方陽登(心4)が犠打で送り、走者がそれぞれ進塁する。続く②小林伶斗(法3)が死球を受け、1死満塁となるも、③知花慎之助(法1)が捕邪飛、④平井友弥(法4)が三振に倒れ、万事休す。
1部復帰を目指す駒大にとって痛い敗戦となった。
◆インタビュー
◆香田誉士史監督
ーー終盤よく責められていたと思うが
「中盤は攻めた振りができた。結果的には残塁が多かったので、決め切る力を各々が持たないといけないと思う」
ーー仲井はよく投げていたが
「予定では6、7回100球で様子をと見ようと思った。1点取られて代えるか迷ったが、2点でしっかり抑えてくれた」
ーー仲井の成長をどう感じるか
「体の部分は特に、集中してトレーニングしている。先発を多くやっての、経験値をどんどん上げてくれた。先発と中継ぎは違うので。その辺りをどんどん吸収して成長したと思う」
ーー知花は残念な結果だったが、今日は2安打を放ったが
「勝負強いので経験を積んで、成長していってほしいと思う」