硬式野球部

DATE:2024.04.17硬式野球部

4年生初本塁打が出るも勝ち点を落とす

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2回表リーグ戦初本塁打を放った角田(撮影・廣岡良祐)
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3安打を放ち好調の網治(撮影・廣岡良祐)

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5回表リーグ戦初本塁打を放った工藤(撮影・廣岡良祐)
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3安打を放ちチャンスメイクをした平井(撮影・廣岡良祐)

東都大学野球春季1部リーグ対日大1回戦が4月16日、明治神宮野球場で行われた。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
駒大 0 1 0 0 1 0 2 0 0 4
日大 0 0 1 4 0 2 0 0 × 7

◆打者成績
守備位置選手 (学年=出身校)
1 [7] 渡邉旭 (3年=仙台育英) 5 1 0
2 [D] 工藤 (4年=弘前南) 5 1 2
3 [3]→[5] 平井 (4年=日本航空) 5 3 0
4 [5] 原 (3年=中京大中京) 3 0 0
H 大谷 (4年=昭和学院) 1 0 0
[3] 程原 (3年=駒澤大学) 1 0 0
5 [9] 網治 (2年=筑陽学園) 4 3 0
6 [4]→[6] 角田 (4年=昌平) 4 3 1
7 [8] 三方 (4年=創志学園) 3 1 0
8 [2] 服部 (3年=三重) 2 0 0
H 柳野 (4年=大阪桐蔭) 1 1 0
R 太田陽 (4年=日大櫻丘) 0 0 0
[2] 真鍋蒼 (3年=履正社) 1 0 0
9 [6] 水畑 (2年=岡山理大附) 2 0 0
H 林 (3年=日大三) 0 0 1
[4] 小林 (3年=豊川) 0 0 0

◆投手成績
投手 (学年=出身校)被安自責
●東田 (4年=西脇工業) 6 26 6 2
仲井 (2年=下関国際) 1 4 0 0
中山 (4年=筑陽学園) 1 0 0
髙井 (4年=広島商業) 1 3 0 0

2回表、角田蓮(法4)の先制本塁打が飛び出し先制するが、3回裏1死三塁のピンチでスクイズを決められ同点に追いつかれる。4回表、2死三塁のピンチでまたしても三失で逆転を許し、適時打と本塁打でこの回4失点。5回表に①工藤波音(政4)の本塁打が飛び出すも、6回裏にまたしても三失で走者を許すと、1死一、二塁にピンチを広げられ、左越二塁打で追加点を献上。7回表に集中安打と併殺崩れの間に2点を追加するも逆転できず敗戦。

◆戦評

前日失策を多発し、大敗した駒大。なんとしてでも勝利し、第3戦目まで持ち越したい試合だ。

2回表、1死⑥角田のリーグ戦初の左本塁打が飛び出し先制する。

先制してもらった先発の東田健臣(商4)は3回裏、先頭に左越二塁打を浴びると、犠打で1死三塁のピンチにスクイズを決められ、同点に追いつかれる。

4回裏、先頭の③谷端(日大)の当たりはカバーが遅れ、内野安打に。2死までこぎつけるも、三失で逆転を許す。その後連打と本塁打でこの回4点を失う。

5回表、2死①工藤波音(政4)のこちらもリーグ戦初本塁打で反撃を開始する。

追加点を阻止したい6回裏、先頭の④今井(日大)をまたしても三失で出塁を許すと、犠打と死球でピンチを広げ、左越二塁打を浴び、さらに2失点。

ここで終われない打線は7回表、先頭の⑦三方陽登(心4)が左安で出塁すると、代打⑧柳野友哉(社4)が左安で繋ぎ、無死一、三塁で代打⑨林夢人(法3)の右犠飛で1点を追加。①渡邉旭(現3)が左安で続き、1死一、三塁の好機で②工藤の併殺崩れの間に、さらに1点を追加する。

追加点を取らないと勝ち点を落としてしまうが、8回、9回走者を出すものの、得点できず敗戦。前回の1回戦に引き続き失策絡みの失点が多く、次戦の青学大戦までに克服できるかが注目だ。

◆インタビュー

◆香田誉士史監督

ーー守備のミスから失点を重ねたが
「昨日同様、負けるべくして負けているが、受け入れて、これから先強くなっていくために時間かかっても強くなっていくための肥やしにしたい。みんなわかっていると思うので」

ーー打順と捕手を替えて流れを変えようと思ったのか
「守備の面でミスが少なくなることも想定してというところもあった。投手のリードもしっかりしながらと思って」

ーー相手の2倍近く安打を放ったが守備で流れを作れてないと思うが
「いい感じの流れにはなるが、最終的には流れが来ない。打撃の良さは出ているので、この良さが今後に繋がればと思っている。このような試合展開だと自分たちにいい流れがこない。投手も含め1つのミスをカバーし合うチームにしたいと思っているが、まだまだ。先のことを考えてそこを受け入れて強くなっていく材料にしたい」

ーー東田の投手力があればミスを帳消しにすることも可能だと思うが、東田に関して思うこと
「今日は最初から良かったと思う。いつもより良い入りをしている。去年から球数も多く投げていないし、話はしていないが一喜一憂してしまったり。自分もミスに乗じて便乗してしまったりしているので、粘り強い投手になってほしいが今までよりは良い投球だった」

ーー今日2本本塁打が出たが、強く振る意識をしているのか
「打撃に関して、何が正しいかはわからないが、強く振ろうとはチーム全体に言ってきた。カット打法という感じではなく、強く振っていこうということを声かけしてきた。良いところも出ているが、その反面課題も出てきていると思うが」

◆柳野友哉(社4)

ーー連敗を避けたい試合で、選手同士での意思の統一は
「監督も仰ったが、昨日ミスで負けたので神宮球場でこのような試合をしていては勝てないということがミーティングでも話をしていたので、そこを覆すではないが根性を見せようとしたが、今日も同じような展開で負けたので、力がないというか、ここで出せる能力が足りなかったということを受け止めて、次やっていきたいなと思っている」

ーー今日は代打で出場し安打で繋いだが、どのような意識をしていたか
「主将として、プレーでチームを引っ張っていけてなかったので、どうしても繋ぎたかった。その気持ちが今日の安打という結果に繋がった」

ーー次戦まで1週間空くが、チームとしてどのようなところを修正していきたいか
「ピンチでの守備はやるしかないので、この1週間空くことをラッキーだと思って練習していきたい」

ーー自身の状態は
「万全の状態できている」

執筆者:武藤亘輝

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