硬式野球部

DATE:2023.10.06硬式野球部

大森 決勝の走者一掃の左適時二塁打放ち、勝ち点を3に

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決勝打を放つ大森(撮影・小川裕貴)
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勝利投手になった髙井

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安打を放ち笑顔をみせる西田(撮影・東海圭起)
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バントを決める角田

東都大学野球2部秋季リーグ対専大2回戦が10月4日、等々力球場にて行われた。

初戦から約一か月空けての試合となった対専大2回戦。先発はここまで3回先発登板している髙井駿丞(経3)。髙井は6回を投げ、初回以外は走者を許すも、要所を締める投球で無失点。打線は3回、2死満塁のチャンスの場面で⑤大森廉也(法4)が走者一掃の左適時二塁打を放ち3点を先制。これが決勝点となり今カードを連勝し。勝ち点を3に伸ばした。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
専大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
駒大 0 0 3 0 0 0 0 0 × 3

◆打者成績
守備位置選手
1 (5) 工藤 5 1 0
2 (D) 渡邉 4 0 0
3 (9) 西田 4 2 0
4 (3) 神宮 2 0 0
5 (8) 大森 4 1 3
6 (7) 三浦 4 1 0
7 (2) 薩美 3 1 0
8 (4) 角田 2 0 0
9 (6) 髙田 3 2 0

◆投手成績
投手被安自責
〇髙井 6 5 0
山川 1 2/3 0 0
東田 1 1/3 1 0

◆戦評

前試合の勝利で勝ち点を2とし、2部単独1位に立った駒大。連勝の勢いで、入替戦への出場権を確保したところだ。

駒大の先発は髙井。初回を三者凡退に抑える。その後は走者を許しながらも、ストレートとスライダーを織り交ぜ、要所を締める投球で6回を無失点の好投をみせる。

髙井を援護したい打線は、ドラフト上位候補と言われる西舘(専大)に対する。3回裏、先頭の⑨髙田祐輝(政4)が、投安打で出塁すると、③西田翔哉(法1)の中安打、④神宮隆太(市4)の四球で2死満塁のチャンスとする。ここで打席には前の打席では見逃し三振に抑えられた⑤大森。3球目の甘く入ったスライダーをレフトへ運び、これが走者一掃の適時二塁打となり3点をあげる。

7回からは山川大輝(営3)、東田健臣(商3)の投手リレー。9回表にピンチを招くも後続を打ち取り完封リレー。3-0で快勝し、今カード連勝。勝ち点を3に伸ばした。

次戦は10月8日(日)にUDトラックス上尾スタジアムにて、対国士館大1回戦が行われる。

◆インタビュー

◆大倉孝一監督

ーー4連勝6勝1敗勝ち点3で、ここまでのところは思い描いていた通りか
「思い描いていた通りというか、全部勝ち点は取らなければいけないので、2勝1敗であろうと2連勝であろうと自分たちのやらなければいけないことを一個づつ潰しながらやって行く、来る、来た、行きたというところ。まだ途中」

ーー西館投手(専大)を3回で集中打というか、フォアボールもあり3得点と捉えたが、西館選手対策としては何か特別なことはしたか
「去年の入替戦から今年(も含めて)3試合で、彼のピッチングがどういうスタイルなのかわかっているし、力があるのもわかっているし、いいピッチャーであることもわかっているから、それに対してコンパクトにセンター中心に打ち返していく。基本的なこと」

ーー前の試合から2週間くらい空いたが、その間に何か特別に力を入れてきたことはあるか
「ない。特別は何もない。やらなければいけないことをいつもずっとやっている」

ーー好調の中だが、エーアン投手が開幕から外れているのは怪我か
「頭を怪我している。頭の中がちょっと。もう少し時間がかかる。長引いている(笑)」

ーー心の面で自信を無くしているか
「自信をなくすということだけではないが、何に取り組まないといけないのか、どういう精神状態でやらなければいけないのか、続けていく、辛抱していくというのが色々。それが影響して、指先から離れていくボールが思うように操れないということだと思う。大きく成長してみなさんの前に出てくると思うので、期待していてください」

ーー岩本キャプテンがスタメンを外れていたが
「この間の大正大戦のデットボールで骨折」

ーーベンチには入っていたが
「ベンチに入れて、キャプテンの役割だと思ってるんですけど、あんまり働いてなかった(笑)」

◆大森廉也(法4)

ーータイムリーを放った打席ではどう言った気持ちで入ったか
「バッティングの状態はすごく良かった。自信を持って入った」

ーー打ったコースの球種は
「真ん中に来たスライダー」

ーー前の試合から2週間くらいだがその間に何か特別に力を入れてきたことはあるか
「毎回振り込みなどが、試合が近づくとできなくなってくるので、この2週間しっかり振り込みをやった」

ーー打者陣全体でということか
「そうですね」

ーーそれもあってバッティングは自分の中でよかったということか
「はい」

ーー相手がドラフト候補に入る選手だったがそういう意識はあったか
「全然ない。同じ4年生その面ではレベルは対等なので」

ーー勝ち点3を取れて今4連勝ということで、チームの全体の雰囲気としては盛り上がってる感じか、締まってる感じか
「両方」

執筆者:東海圭起

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