神宮、岩本、工藤が猛打賞 計14安打でカード初戦快勝
東都大学野球2部秋季リーグ対大正大1回戦が9月19日、UDトラックス上尾スタジアムにて行われた。
昨季の2部・3部入替戦で勝ち上がった大正大とのカード。打線は初回、②岩本皓多(経4)が中安打を放ち、2死三塁とすると④神宮隆太(市4)が、左適時安打を放ち先制。先発の髙井駿丞(経3)は、得点圏に走者を置くと適時安打とエラーで逆転を許す。2回表、すぐさま逆転すると、8,9回にも追加点をあげ7-2で快勝した。
結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
チーム/回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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駒大 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 7 |
大正大 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
◆打者成績 | |||||
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順 | 守備位置 | 選手 | 打 | 安 | 点 |
1 | (D) | 渡邉 | 4 | 1 | 2 |
2 | (2) | 岩本 | 4 | 3 | 0 |
3 | (7) | 出村 | 3 | 0 | 1 |
H | 原 | 1 | 0 | 0 | |
7 | 網治 | 0 | 0 | 0 | |
H | 柳野 | 0 | 0 | 1 | |
9 | 西田 | 0 | 0 | 0 | |
4 | (3) | 神宮 | 5 | 3 | 2 |
5 | (8) | 大森 | 3 | 1 | 0 |
6 | (9)7 | 三浦 | 3 | 1 | 1 |
7 | (5) | 工藤 | 4 | 3 | 0 |
8 | (6) | 髙田 | 3 | 0 | 0 |
9 | (4) | 角田 | 4 | 2 | 0 |
◆投手精機 | ||||
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投手 | 回 | 打 | 被安 | 自責 |
〇髙井 | 5 2/3 | 21 | 3 | 1 |
本間 | 2 1/3 | 7 | 0 | 0 |
東田 | 1 | 4 | 0 | 0 |
◆戦評
前カードの対立正大戦で勝ち点をあげた駒大。その勢いを今カードでも見せたいところ。
打線は初回、②岩本が中安打で出塁すると、盗塁と暴投の間に進塁し、2死三塁の場面で④神宮が左適時安打を放ち先制に成功。
先発は3カード連続カード初戦登板の髙井。髙井はいきなり1死二、三塁のピンチを招くと、④福岡(大正大)に左適時安打、内野ゴロを二塁手の角田蓮(法3)が送球ミスし、2点を献上。逆転を許す。
2回裏、打線はすぐさま反撃に出る。先頭の⑦工藤波音(政3)が左安打、⑧髙田祐輝(法4)の犠打、⑨角田の中安打で1死二、三塁のチャンスを作ると➀渡邉の中適時打で2点を奪い再び勝ち越し。さらに後続も続き③出村夢太(法2)の二ゴロの間にもう一人生還しこの回3点を追加する。
髙井は2回以降立ち直り、変化球主体の投球で被安打1、9奪三振を奪う好投をみせる。6回裏、ピンチを招いた場面で本間葉琉(法1)にスイッチ。第1打席で適時打を浴びた④福岡(大正大)を中飛に抑え無失点で切り抜ける。
7回まで無得点に抑えられた打線は8回表、内野安打や暴投で1死三塁とすると、今季打撃好調の⑥三浦颯斗(法4)が左適時打を放ち追加点。9回表にも代打柳野友哉(社3)の犠飛と、④神宮のこの試合3安打目となる右適時打を放ち7-2とリードを広げる。
9回裏には東田健臣(商3)が登板し無失点に抑え、カード初戦を快勝した。