投手陣踏ん張るも打線沈黙で連勝続かず
東都大学野球2部秋季リーグ対立正大2回戦が9月12日、大田スタジアムにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
チーム/回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
立正大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
駒大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
◆打者成績 | |||||
---|---|---|---|---|---|
順 | 守備位置 | 選手 | 打 | 安 | 点 |
1 | (D) | 渡邉 | 5 | 1 | 0 |
2 | (2) | 岩本 | 3 | 0 | 0 |
3 | (9) | 西田 | 2 | 0 | 0 |
H7 | 出村 | 2 | 1 | 0 | |
4 | (3) | 神宮 | 3 | 1 | 0 |
5 | (8) | 大森 | 3 | 1 | 0 |
6 | (7) | 三浦 | 3 | 2 | 0 |
R | 橋口 | 0 | 0 | 0 | |
7 | 網治 | 0 | 0 | 0 | |
R9 | 増見 | 1 | 0 | 0 | |
7 | (5) | 工藤 | 3 | 1 | 0 |
8 | (6) | 髙田 | 3 | 1 | 0 |
H | 百瀬 | 1 | 0 | 0 | |
9 | (4) | 角田 | 2 | 0 | 0 |
H | 原 | 1 | 0 | 0 |
◆投手成績 | ||||
---|---|---|---|---|
投手 | 回 | 打 | 被安 | 自責 |
松村 | 5 | 20 | 3 | 0 |
●山川 | 2 | 8 | 3 | 1 |
本間 | 1 | 6 | 0 | 0 |
仲井 | 1 | 3 | 0 | 0 |
先発はエースの松村青(商3)で臨んだ第2試合、勝ち点獲得のためにも連勝したい試合。初回に満塁の好機を演出するも無得点。その後も何度か好機を作るも、6回まで互いに譲らない展開となった。しかし、7回に均衡を破る犠飛を許すと課題の決定力の無さが露呈し7、9回に2度の満塁の場面を作るもそのままスコアボードに0を刻み続け1-0で敗戦した。先発の松村は5回無失点と試合を作るも、あと1本が出なかった。
◆戦評
連勝で迎えた立正大2回戦、勝ち点を獲得し早期1部復帰を狙いたい駒大はエースの松村をマウンドに送り込んだ。
松村は初回から得点圏に走者を背負い、立ち上がりに課題を残すも、無失点に抑える投球内容で試合をスタートさせた。打線は初回から四死球3つで1死満塁とするも⑤大森廉也(法4)の併殺打で得点を奪えず、課題の得点力を欠きチャンスをものにできない。
その後も互いに走者を出し合うも得点に結びつくことなく、投手戦となった。
先制し、試合を有利に進めたい駒大打線は4回に1死から⑤大森が三塁打を放つも、チャンスで一本が出ずこの回も無得点となる。
先発の松村は、5回を72球、被安打3、四死球3でまとめるも打線の援護がないまま降板となり、6回に2番手の山川大輝(営3)に交代した。しかし、連投で疲れもあったのか初回は無失点で抑えるも、続く7回に無死から二塁打を浴び犠打で三塁まで走者を勧められると、この日両者通じて初得点につながる犠飛を献上し、先制を許してしまう。
なんとか得点を奪い試合を振り出しに戻したい駒大打線は、直後の7回裏に⑥三浦颯斗(法4)の左安、⑦工藤波音(法3)の遊安、⑨角田蓮(法3)の死球で1死満塁とするも、後続が倒れ無得点。その後も9回に再度2死から①渡邉旭(現2)の中安、②岩本皓多(経4)の四球、③出村夢太(法2)の中安で満塁を演出。しかし、最後の打者④神宮隆太(市4)が空振りの三振で、またしても無得点で点を奪うことができず、1-0で敗戦。勝ち点を奪うことができなかった。