陸上競技部

DATE:2024.10.13陸上競技部

第36回出雲駅伝 いよいよ明日号砲!

第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)が10月14日(月)、出雲大社正門鳥居前(勢溜)から出雲ドームを結ぶ6区間計45.1キロで行われる。前日となった今日、暫定の区間オーダーが発表され、主将の篠原倖太朗(地4)や、大学入学から5000メートルの自己ベストを20秒以上更新しているルーキー、桑田駿介(経1)らがエントリーした。大会を前に行われた監督会見で藤田敦史監督(47)は、チームの要として活躍する佐藤圭汰(経3)がけがによりエントリーから外れたことを「チームとしては非常に痛手」と話す一方、「圭汰が抜きの中で勝つことができれば、その後に向けての大きな弾みとなる」と話し、3連覇への挑戦を改めて誓った。
その後行われた開会式では、篠原と金谷紘大(政4)が優勝カップの返還を行い、篠原が選手宣誓を行った。

暫定区間オーダー、藤田監督のインタビューは以下の通り。

駒澤大 区間オーダー(10月13日現在)
1区 (8.0km)
桑田駿介(経1)
2区 (5.8km)
帰山侑大(現3)
3区(8.5km)
山川拓馬(営3)
4区(6.2km)
伊藤蒼唯(政3)
5区(6.4km)
島子公佑(営2)
6区(10.2km)
篠原倖太朗(地4)
補員
金谷紘大(政4)
補員
谷中晴(経1)

※当日、2名までのメンバー変更が認められている。

インタビュー

◆藤田敦史監督

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(撮影:大塩希美)

ーー今大会への意気込み、注目選手は
「出雲は2連覇しており、今大会は3連覇を目標に掲げている状態だが、エース格の佐藤圭汰(経3)が故障でエントリー出来なかったというところで、チームとしては非常に痛手。しかし、圭汰がいないことで逆に『圭汰なしでも戦えるチームを作ろう』ということで、主将の篠原倖太朗をはじめ、選手達は一生懸命ここまで頑張ってきた。そのおかげもあり、非常に良い状態のチームをここまで作ることができたのではないかと思う。圭汰抜きの中で勝つことができれば、今後の全日本、箱根に向けて非常に大きな弾みとなるのではないかと思っている。今日の調整練習も、全選手が非常に良い状態で明日に臨めるような状況。3連覇、非常に大きな気持ちで目指していきたい」

ーー区間配置の意図は
「今回は佐藤圭汰が使えない。過去2大会は圭汰を軸に据えて、前半が強くなりいい形で優勝できていた。今回はそれができない。事前に分かっていたため、準備をしていった。
 1区は確実に前に来ないと勝負にならないだろうということで、1年生ではあるが、桑田俊介(経1)を抜擢した。桑田は5000mの自己ベストが13分30秒台にきたため、今着実に(力を)つけている。何より、桑田は試合を外さない強さを持った選手でもあるので、信頼をおいて1区に据えた。
 青学大の原晋監督も『3区に黒田(朝日、青学大)君をおいて勝負』と言っていたが、駒大も3区に昨年3区を好走した山川拓馬(営3)を据えた。夏合宿では一時足の不調もあったが、練習はしっかりと積めてきたため、状態は非常に良い。私も青学大がどんなオーダーで来るか予想しながら配置したが、黒田君が来ると踏んで、山川をあえてぶつけた。山川は黒田君に勝負を挑んでほしい。
 駒大も1区と3区の完成度がこの駅伝のカギになると思っている。そこで好走できれば、6区に絶対的なエースの篠原倖太朗(地4)を置いているため、勝つ確率が非常に高くなる。1区と3区を重要視して区間配置をした」

第36回出雲駅伝は、明日13時05分にスタートする。

執筆者:大塩希美

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