陸上競技部

DATE:2024.04.07陸上競技部

トラックシーズン開幕-第1回世田谷陸上競技会 《前編》

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(撮影:梅川岳飛)

第1回世田谷陸上競技会が4月6日、世田谷区総合運動場陸上競技場で行われた。駒大からは2種目に計7名が出場。1500メートルでは工藤信太朗(地2)と金谷紘大(政4)が、5000mでは小牧波亜斗(現4)がそれぞれ自己ベストを更新した。
結果、インタビューは以下の通り。
(今回は1500メートル出場者のインタビューを掲載。5000メートル、監督インタビューは後編へ)

結果

◆男子1500m 3組
着順
名前
タイム
3着
工藤信太朗
3分47秒90 ☆自己ベスト
4着
金谷紘大
3分48秒15 ☆自己ベスト
途中棄権(ペースメーカー)
白井恒成(歴2)

戦評

序盤、白井がペースメーカーとして先頭に立ち、工藤、金谷は集団の中程でレースを進める。中盤まで安定した走りで周回を重ね、1000メートル過ぎで工藤、金谷がそれぞれペースを上げ先頭集団に加わる。最後の1周、金谷がスパートをかけるが、工藤が抜き返し、そのままフィニッシュ。2人はそれぞれ自己ベストを更新した。

インタビュー

◆工藤信太朗

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ーー今日の調子は
「練習の一環として、関東インカレの標準を目標に臨んだ。実際にタイムを切れたのでほっとしている」

ーーレースプランは
「1000メートルまで同級生の白井恒成がペースメーカーをしてくれたので、そこについて行き、自分が得意とするラスト200メートルからの切り返しでタイムを縮めるというレースプランで臨んだ」

ーー走りを振り返って
「3周目にペースが落ちてしまい不完全燃焼。まだまだだと思った」

ーーベストを更新して
「高校時代、東北総体の1500メートルで優勝したときは3分50秒というタイムだったので、そこで40秒台を出せず悔しかった。今回40秒台が出たので、シーズンインにつながればと思う」

ーー監督やコーチから言われたことは
「距離が伸びたときのスタミナ不足が弱点なので、スピードからしっかり入って5000メートルや1万メートルの長い距離に対応していきたい。スタートとしては良かったという評価をいただいたので、これから自信にできたらと思う」

ーー今後の目標
「昨シーズンはけがに悩まされたので、スピードを保ちつつスタミナをつけ、昨年達成できなかった13分30秒台を出し、駅伝に絡んでいけたらと思う」

◆金谷紘大

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ーー今日の調子は
「練習も調子よくできていたので、しっかり自信を持ってスタートラインを見渡せた」

ーーレースプランは
「白井がペースメーカーをやってくれたので、その60秒ペースについて行き、ラスト1周からしっかりあげるプランだった」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「これから5000メートルや1万メートルの記録会に出るので『しっかりつながるようなレースになればいいと思う』と言われていた」

ーー走りを振り返って
「ほぼほぼプラン通りだったが、ラスト200メートルから体が動かなかった。最後工藤に差されてしまったので、上級生として少し悔しい」

ーーベストを更新して
「ベスト更新はあまり意識していなかった。(3分)45秒前後を想定していたので、最低限という感じ」

ーー今後の目標
「今後はトラックレースが始まってくるので、5000メートルと1万メートル でしっかり結果を出したい。近いところでは関東インカレで日本人トップを目標にしているので、そこを見据えてやっていきたい」

執筆者:梅川岳飛、大塩希美

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