陸上競技部

DATE:2024.04.07陸上競技部

陸上部新入生紹介2024 Vol.5

 今年度、駒大陸上部には選手11名、マネージャー3名の計14名が入部。入部のきっかけや寮生活の様子、今後の目標などについて聞いた。(聞き手:大塩希美、若山穂乃佳、梅川岳飛)

 今春も大ボリュームでお届けする「新入生特集」。全7回にわたって掲載します。本日は中野颯人選手、林晄生選手を紹介。

◆中野 颯人(なかの はやと)

240407_3-1
(撮影:若山穂乃佳)
学部・学科
文学部 歴史学科
出身高校(都道府県)
一関学院高(岩手)
5000m自己ベスト
14分23秒60
座右の銘、大切にしている言葉
獅子博兎(ししはくと)
どんな時も手を抜かず、全力を尽くすことのたとえ
同部屋の先輩
島子公佑(営2)
指導係
松井寛翔(市2)
趣味
映画鑑賞

ーー陸上を始めたきっかけは
「父が走っていたこともあり、親子でロード大会に出たことがきっかけ」

ーー駒大陸上部への入部のきっかけ
「自分の母校の監督が、2年次からは駒大出身の藤井輝先生(08年卒)だった。1つ上の工藤信太朗(地2)さんも駒澤に進学し、駒大の情報が比較的入りやすい環境でだった。藤田敦史監督(47)も学校まで来て勧誘してくださった」

ーーライバルは
「野崎太地(東国大)。高校の同級生で、高校時代はずっと一緒にいたから」

ーー得意な種目は
「まだ走ったことはないが、1万メートルやハーフマラソンなどの長い距離のほうが得意だと思う。スピードがなく、一定のペースで押せることが自分の強みだと思うから」

ーー寮生活には慣れたか
「まだ当番などは決まっていないが、これから慣れていきたい」

ーー部屋の雰囲気は
「部屋長は島子さんで、優しくしていただいている。礼儀として社会人になるまでのルールのことなどを指摘してもらっている。比較的気を使わなくていいという雰囲気にさせてくれる」

ーー東京には慣れたか
「少しずつ慣れていきたい」

ーー同級生とは仲良くなれたか
「まずまずなれた」

ーー高校と大学の練習の違いは
「高校の時は同じメニューを皆でこなすという形だったが、選手の能力によってメニュー、ペースが変わってくる。人数が少ない中で練習することが多いので、自分のレベルに合った練習ができると思う」

ーー駒大で学びたいこと
「将来は指導者になりたいので、陸上面ではできるだけ上のレベル(世界など)で結果を出していきたい。勉強面では、日本の歴史をしっかり学んでいきたい」

ーー1年目の目標
「上りに自信があるので、箱根駅伝では5区を走りたい。トラックレースやロードレースで実績を上げていきたい」

ーー大学生活4年間の目標
「三大駅伝で区間賞を獲り、区間記録を更新したい。また、駒大でもう一度三冠をしたい。三冠のメンバーに入るだけでなく、卒業式の時に先生やコーチ陣の方から『駒大といったら中野だな』と言ってもらえる選手になりたい」

◆林 晄生(はやし こうせい)

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(撮影:大塩希美)
学部・学科
法学部 法律学科
出身高校(都道府県)
八千代松陰高(千葉)
5000m自己ベスト
14分45秒44
座右の銘、大切にしている言葉
思考は現実化する
同部屋の先輩
宮川康之介(社4)
指導係
小松聖(政2)
趣味
服を買うこと、古着屋巡り、絵を描くこと


ーー陸上を始めたきっかけは
「小学校1年生の時の校内持久走大会。初めての大会で2位になったことが悔しくて、1年後に向けて頑張った。優勝できたが、走ることの楽しさに惹かれ、その後もずっと続けてきた」

ーー駒大陸上部への入部のきっかけ
「強い先輩方や同期に揉まれながら、今の自分の現状に決して満足することなく、常に向上心をもって努力し続けられる環境だと思ったから。また、小さい頃からの夢である世界の舞台で走るという目標を叶えるため」

ーー憧れている、尊敬している選手は
「篠原倖太朗(地4)さん。どんなレースでも、どんなコンディションでも勝ち切れるところを尊敬している」

ーーライバルは
「八千代松陰高時代の同期。負けてばかりだったので、大学では逆転したい」

ーー具体的に勝ちたい相手はいるか
「高校に入学した時、中学の時はよく走れていた方だったので、(タイムが)上の方で入学したが、そこから伸び悩み、入学した時には勝っていた相手にほとんど負けた形で卒業になってしまった。自分の中では高校時代は悔しい思い出が多いので、どうしても仲間に勝ちたいという思いが今でもある。都大路を走ったメンバーには勝ちたい」

ーー得意な種目は
「3000m障害。障害を越えることが好き」

ーー3000m障害は続けていくのか
「どこまで続けていくかはわからないが、藤田監督に『1年目はインカレなどを狙ってみるか』という話をしていただいた。まずはこの種目で勢いに乗れたらいいなと思っているが、この種目でどこかというよりは、波に乗れる1年にしようという思いで取り組んでいく」

ーー駒大で3000m障害をやる選手はあまりいないが、続けていくうえで意識していくことはあるか
「テクニックもあると思うが、まずは走力だと思う。ジョグの量や練習のボリュームなど、基礎的な部分が高校時代よりも増えるので、必然的にタイムは上がってくると思う。テクニック面では、一つひとつの障害を超えるごとにペースを落とすのではなく、むしろ上げていけるような形をとるのが自分の中ではポイントになっていくと思う」

ーー寮生活には慣れたか
「先輩方にも優しくしていただいたので、だいぶ慣れることができた」

ーー部屋の雰囲気は
「自分の部屋の先輩は寮長なので、私生活からすごく丁寧で、隙がない生活をされている。自分も先輩を見習って、生活も陸上も両方隙がない選手になりたい」

ーー高校と大学の違いは
「自分の高校は、余裕をもってこなす練習がメインだったので、日々の練習から追い込むことはあまりしていなかった。駒大では日ごろからラストで追い込む癖をつける練習が多い。自分はレースの後半に課題が残っているので、駒大で練習を積んでいくことで、自分の課題であるラストが強い選手になっていけると思う。駒大の練習は高校とは少し違うが、高校よりも自分に合っているような感じがする」

ーー箱根の希望区間は
「上ってみたい気持ちがある。自分は3000メートル障害をやっているので、下りよりかは起伏のある、脚力を生かせるコースで力を発揮できたらいいなと思っている」

ーー駒大で学びたいこと
「キャンパスで、友達をたくさん作れたらいいなと思っている」

ーー1年目の目標
「5000メートルで13分台、1万メートルでは28分台を出すこと」

ーー大学生活4年間の目標
「身の回りのことを丁寧にこなし、周りにも目を向けられるくらい余裕のある生活を心がけ、それを競技につなげていくこと」

次回は舩津類生選手、天野暖人マネージャーのインタビューを掲載予定。

執筆者:大塩希美

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