4人が自己ベスト!第311回日体大長距離競技会-前編
第311回日本体育大学長距離競技会が12月2日に行われた。駒大からは9名が出場。帰山侑大(現2)が自己ベストを大幅に更新し13分台に突入したほか、4人が自己ベストを更新した。結果、インタビューは以下の通り。
(今回は5000m15組を掲載。5000m16組、17組、10000m5組は後編へ)
結果
◆男子5000m 15組 | |
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名前 | |
タイム | |
森重清龍(社2) | |
14:07.93 ☆自己ベスト | |
大和田貴治(地2) | |
14:16.42 ☆自己ベスト | |
白井恒成(歴1) | |
14:20.56 | |
久保貴大(経3) | |
14:35.73 |
戦評
15組
序盤、大和田と久保が前方につけるが、5周目を過ぎたところで久保が後退。大和田は追い上げてきた森重と先頭を争う場面もあったが、大和田が徐々に後退していく。森重は最後の1周まで先頭争いを続けたが、4着でフィニッシュ。大和田は13着でレースを終えた。白井は中盤から徐々にペースを上げ17着。久保は後方を走り続け、最後までペースを上げきることができず、そのままフィニッシュとなった。
インタビュー
◆森重清龍
ーー今日の調子は
「疲労はなかったが、調子は良くもなかった」
ーーレースプランは
「練習を積めていたとはいえなかったため、後ろの方にいて、余裕をもって上げていきたいと思っていた」
ーー監督やコーチから言われていたことは
「後半3000メートル以降が勝負で、しっかりと上げていけと言われていた」
ーーレースを振り返って
「後半を上げきれない部分があり、練習不足の部分が出てしまった。最後も抜かされてはいけないところで抜かされ4着だったので、反省のほうが大きい」
ーー自己ベストを更新して
「自己ベストではあるが、チーム内で見れば下のほうなので、タイム的にも伸ばしていかないといけないと思った」
ーー今後の目標
「現状では今年、駅伝のメンバーに入ることは厳しいと思うので、来年以降を見据えて故障しないように1年間練習を継続していきたい」
◆大和田貴治
ーー今日の調子は
「連戦ということもあり練習がそこまでできていなかったが、調子は悪いわけでもなく良くもない。普通だった」
ーーレースプランは
「自己ベストと14分一桁台を自分の中ではねらいに行ったレースだった。ラストで上げて(14分)一桁に乗せたかったが、ラストが上がり切らなかったという感じ」
ーー監督やコーチから言われていたことは
「大八木総監督には(14分)15を最低でも切るように、藤田監督には(14分)一桁とは言われていた。どちらもギリギリで達成できず、最低限の走りもできなかった」
ーーレースを振り返って
「ラスト1000mが上がらなかったので、まだ体力不足だなと感じた」
ーー今後の目標
「今後はまず5000mで13分台を出し、10000m、ハーフを走れるレベルの体力をしっかりつけて臨みたい」
◆白井恒成
ーー今日の調子は
「ふくしま駅伝に1週間前ぐらいに出場しており、その時の疲労が残っていた」
ーーレースプランは
「前回、東海大記録会で自己ベストを出したときのラストの3000〜4000メートルの間が3分くらいかかってしまったので、そこのペースを落とさないレースプランだった」
ーー監督やコーチから言われていたことは
「高校生とかがだいぶ速くなってきていて14分10は切らないといけないぞと言われていた」
ーーレースを振り返って
「(前回走った)東海大記録会のときとレース的には変わらないレースをしてしまった。次は違う切り替え方、レースプランをして走りたい」
ーー今後の目標
「13分台をチームの平均タイムとしても目標にしているため、そこに少しでも食らいついていけるようにしたい」
◆久保貴大
ーー今日の調子は
「3週間前の日体大記録会よりはよかったが、スタートしたらあまり体が動かなかった」
ーーレースプランは
「3000mまではゆとりも持って行く、残り2000mでペースを上げるというプランだった」
ーー監督やコーチから言われていたこと
「『3000mまでゆとりを持って行き、最後はペースアップし最低でも14分一桁は出すように』と指示が出てた。指示通りにいかず本当に情けない気持ちになった」
ーー自身の走りを振り返って
「1000mで実際のタイムと自分の体感しているタイムのギャップが激しく、イメージした動きができなかった。最初からいっぱいいっぱいになってしまい、ずるずると後退していってしまった」