陸上競技部

DATE:2025.06.18陸上競技部

高温多湿の中、自己ベストに迫る走り!-第322回日本体育大学長距離競技会

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(撮影:梅川岳飛)

第322回日本体育大学長距離競技会が6月14日から6月15日にかけて日本体育大学横浜健志台キャンパス陸上競技場で行われた。駒大からは5000メートルに計7名が出場。2日目の5000メートルに三谷虎太郎(歴1)、上岡煌(政1)、林晄生(法2)、杉田遥翔(歴2)、大和田貴治(地4)、植阪嶺児(経3)、山口真玄(地4)が出場。高温多湿の中、三谷が自己ベストに近い結果となった。

結果と戦評、インタビューは以下の通り。

結果

◆男子5000m 11組
8着
三谷虎太郎(歴1)
14分26秒49
13着
上岡煌(政1)
14分32秒29
19着
林晄生(法2)
14分40秒22
20着
杉田遥翔(歴2)
14分46秒10
◆男子5000m 12組
16着
大和田貴治(地4)
14分28秒86
◆男子5000m 13組
11着
植阪嶺児(経3)
14分13秒59
12着
山口真玄(地4)
14分15秒81

戦評

男子5000m 11組

杉田、上岡、林、三谷の順で集団の前方でレースを進める。2200メートルから林、上岡、三谷が先頭から徐々に離されてしまう中、杉田は先頭集団に食らいつく。しかし、3800メートルで先頭の選手と差が徐々に開きスピードを落としてしまう。残り1000メートルで三谷はスピードを落とすことなく、駒大トップの8着でゴール。上岡は13着、林が19着、続いて杉田が20着でレースを終えた。

男子5000m 12組

大和田は集団の中腹でレースを進める。2000メートルを超えると後方から多数の選手が追い上げを見せるもペースを維持し周回を重ねる。4000メートルほどからややきつそうになるも最後まで安定したペースでフィニッシュした。

男子5000m 13組

山口、植阪の順で中腹でレースを進める。3000メートル付近でペースがやや落ちるも両者とも安定したペースで周回刻む。最後に植阪がペースを上げ山口を抜かし、植阪、山口の順でフィニッシュとなった。

インタビュー

◆三谷虎太郎

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(撮影:藤原菜那)

ーー今日の調子は
「悪くはなかったが、いつもより蒸し暑かったためレース前から汗が出て体のダメージは大きかった」

ーー湿度が高い中でのレースだったが
「レースが30分遅れてイレギュラーな感じになってしまったがどんな状況でもまとめられるような強い選手にならないといけないと感じた」

ーーレースプランは
「後半まで落ち着いて入ってラスト2000メートルでペースをあげるというプランで挑んだ」

ーーレースを振り返って
「少し前の日体大記録会で良くないタイムだったので、今日は最低でも自己ベストでまとめれたらなと考えていた。前半はいい感じで進めることが出来たが、3000メートル以降落ちてしまって自己ベスト更新にはならなかった。ただ、暑い中でも自己ベストに近いタイムでまとめられたので少しは良かったと思った」

一一監督やコーチから言われていたことは
「『ラスト2000メートルからペースアップ出来るようなレース展開にしていこう』と言われていた」

ーー今後の目標
「一旦前期の大会は終わったと思うので、こっから夏合宿などもたくさんあるので走り込んでまた後半の大会などで良い記録が出せるように頑張りたい」

◆植阪嶺児

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(撮影:梅川岳飛)

ーー今日の調子は
「2週間前に日体大記録会で走って大会が続いたが、思ったより調子はいい感じで13分台をしっかり出せた」

ーー湿度が高い中でのレースだったが
「アップの時から汗の量が多くて、きつい気候条件だった」

ーーレースプランは
「最終組である程度のペースで行くと思っていた。3000メートルまでしっかり余裕を持っていって、そこからどれだけ粘れるかと思っていた」

一一監督やコーチから言われていたことは
「タイムを狙える前半シーズン最後のレースだから、『しっかりと13分台を狙って行くようにと言われていた』」

ーーレースを振り返って
「2000メートルまでは、集団のハイペースに余裕を持って行こうとしたが、3000メートル以降粘れなくなって自分のメンタルの弱さであったり実力不足を痛感した」

ーー今後の目標
「3年生なので、夏合宿で立て直して、しっかりと秋以降、駅伝メンバーに絡めるように頑張っていきたいと思う」

◆山口真玄

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(撮影:梅川岳飛)

ーー今日の調子は
「調子自体は良い方で2週間前も日体大記録会で走ったが、疲労感はなく状態は8割・9割と良いほうだった」

ーー湿度が高い中でのレースだったが
「3000メートルまでは余裕があったが、ラスト2000メートルで体が重くなり、状態が崩れたことで自分の弱さが出た」

ーー今日のレースプランは
「先頭が13分50秒くらいで行くと聞いていたため着いて行こうと思っていたが、外国人がペースを上げた時に対応できなかったところが課題だと思った」

ーー今日のレースを振り返って
「前半シーズンの最後になると思いタイムを出そうと思っていたが、納得のいかないレースになってしまったので、練習をし秋以降頑張りたい」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「2週間前の日体大記録会も14分08秒と惜しいところで自分の弱さが出たので、今回は『ラスト粘るように』と言われていたが、まだ気持ちが入っていなかった」

ーー今後の目標
「4年生で、ラストシーズンなので、駅伝メンバーに絡んで出走できるように頑張りたい」

執筆者:梅川岳飛
戦評:藤原菜那

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