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5000mは3名ともに決勝進出!―関東インカレ
第102回関東学生陸上競技対校選手権大会が5月11日から14日にかけ、相模原ギオンスタジアムにて開催されている。駒大は1500m、5000m、10000m、ハーフマラソンに出場。2日目は5000m予選が行われ、出場した小山翔也(経1)、白鳥哲汰(経4)、安原太陽(地4)の全員が決勝進出を決めた。結果、インタビューは以下の通り。
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◆男子2部 5000m 予選1組目 | ||
---|---|---|
順位 | 名前 | タイム |
5着 | 白鳥哲汰 | 14分09秒94 ※決勝進出 |
8着 | 小山翔也 | 14分10秒25 ※決勝進出 |
◆男子2部 5000m 予選2組目 | ||
---|---|---|
順位 | 名前 | タイム |
5着 | 安原太陽 | 14分08秒98 ※決勝進出 |
◆戦評
<5000m1組目>
序盤、白鳥は集団先頭、小山は集団の真ん中付近に位置。集団は崩れることなく周回を重ねていき、中盤で小山も先頭集団へと加わる。レース終盤で先頭集団のペースが上がっていくが、白鳥はペースを崩すことなく落ち着いた様子でラストまで入り5着。小山は8着でゴールした。両者ともに日曜日の決勝へ進出が決まった。
<5000m2組目>
10番以内を狙ったレース。安原は序盤から集団の前方でレースを進める。留学生を中心に徐々に集団はペースアップするが、安原は落ち着いて対応。ラストは日本人トップでゴールし、無事決勝へと駒を進めた。
◆白鳥哲汰
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――今日の調子は
「練習が結構できていたので、自信を持って久々に臨めた。公式戦だったので、動きとしてはそこそこ」
――今日の目標やレースプランは
「とりあえず決勝に残ることが1番大事だった。よく位置取りを失敗して出遅れるので、それだけは気をつけようと考えていた」
――今日の走りを振り返って
「意外とゆとりを持ってできた」
――レース前、監督からなにか言われたか
「『予選を通ることは必須になっていくから、油断しないように』と」
――14日(日)の決勝に向けての意気込み
「決勝で順番が決まってくる。外国人選手にしっかり付いていきながら、安原(太陽)だったり、強い選手に引けを取らないレース内容をできればなと思っている」
――今年度の目標は
「去年は箱根を走れずに終わってしまったので、前期はトラックシーズンを頑張り、夏・秋にしっかり繋げて、3冠に貢献できるようにしたい」
◆小山翔也
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――今日の調子は
「アップまでは動きも鈍かったが、レースの中でもキレも良くなくて、動きが自分の中で良くない状態だった」
――今日の目標やレースプランは
「余裕を持って着順で決勝を決めるというようにレース前は思っていたが、着順では決めることができたが、少し力を出しすぎてしまったというか、ゆとりを持って走ることが出来なかったので、そこまで思っていたレースではなかった」
――14日(日)の決勝に向けての意気込み
「まずは、決勝に進める事が出来たので、しっかり疲労を抜いて、1年生ではあるが、そういう学年っていうのはあまり関係なく戦えるように、1日しっかり疲労を抜いて戦えるように準備していきたい」
◆安原太陽
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――今日の調子は
「学生個人が終わって、それなりに順調に練習ができていたので、調子は良かった」
――今日の目標やレースプランは
「予選なので確実に通るというところ。あとは、決勝に向けての余裕度をどれだけ持つかということを考えて走った」
――今日のレースを振り返って
「前半かなりスローペースで落ち着いて入ったが、留学生がかなり上げていった。とにかく10番以内に入ることを考えて、余裕を持って走った」
――14日(日)の決勝に向けての意気込み
「留学生の強い人たちがいるので、その中でどこまで勝負できるかというところと、日本人ではトップを取って強い駒澤を示していきたいと思う」
◆藤田敦史監督
――5000m予選を振り返って
「3人順調に予選を突破できたので良かった。安原(太陽)と白鳥に関しては、落ち着いたレース運びをしてくれたので、理想的なレース展開の中で位置取りをしてくれた。小山は位置取りが悪かったところがあったので、ちょっと力を使ったかなという感じはある。でも、通れたことはよしとして、あとは1日リカバリーを取る。本番(決勝)が日曜日にあるのでどれだけ3人で他大学と勝負ができるか。特に安原(太陽)。この中では1番力があるので、外国勢とどれだけ勝負ができて、唐澤と同じで、日本人の中でもトップを取るレースができるかどうかがポイントになってくる」
(執筆者:大﨑陽凪、宮澤希々)
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