陸上競技部

DATE:2022.04.28陸上競技部

篠原が優勝&3位の大健闘!飛躍の年で「勝てる選手へ」2022日本学生個人選手権大会

4月15日から17日にかけて、日本学生個人選手権が神奈川・レモンガススタジアム平塚陸上競技場にて行われた。
駒大からは花尾恭輔(商3)、篠原倖太朗(地2)の2名が出場。篠原は1日目の10000mと3日目の5000mにダブルエントリーし、それぞれ3位と1位に入賞する圧巻の走りを見せた。
結果、コメントは以下の通り。

4月15日【男子10000m 決勝】

4月15日【男子10000m 決勝】
3位 篠原倖太朗 (地2) 28:43.03 ☆自己ベスト
12位 花尾恭輔 (商3) 29:20.08

◆篠原倖太朗(インタビュー)

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――今日の目標は
「初めての10000mで順位を狙っていたので、基準にしていたタイムはなかった。でも、28分30秒は切りたかった」

――今日の調子は
「練習している感じは普通だった」

――次の目標は
「次は5000mがある。今回は3番だったので、次も入賞できるように頑張りたい」

◆花尾恭輔(インタビュー)

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――今日の目標は
「特に目標はなかった。シーズン初の10000mだったので、とにかくしっかり走れればと思っていた。体が全然動かず、きつかった」

――見つかった課題は
「途中離れて一人になった時に粘り、前の選手に追いつくというところ。我慢が課題に上がったと思う」

――次の目標は
「次はハーフになると思うが、ハーフは自分の得意な種目。だんだん暑くなるが、暑い中でのレースも自信がある。そこでタイムを出していきたい」

4月17日【男子5000m 決勝】

4月17日【男子5000m 決勝】
1位 篠原倖太朗 (地2) 13:47.90

戦評

前半は特に動きがなくレースが進む。2500m地点で篠原は集団前方へ行くも、集団は崩れず。
3700m地点で青学大の若林と共に前へ、先頭集団は5名に絞られる。
ラスト一周、先頭集団は3名に。し烈なスパート合戦が繰り広げられたが、ラスト200m手前で篠原がトップに躍り出ると、そのままゴールした。

◆篠原倖太朗(インタビュー)

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――今日の目標は
「タイムもある程度狙っていたが、途中ペースが落ちていたため、着順に切り替えて優勝することを目標に走った」

――15日(金)の10000mから連戦となったが、今日の調子は
「良くもなく悪くもなくといった感じ。ちょうどいいくらいの疲労だった。上手く走れたと思う」

――今回のレースを振り返って
「自分はレース中1度も引っ張っていない。人の力を借りて優勝したから、そこが良かった点でもあり悪かった点でもある」

――新入生が入学して約1ヵ月。チームはどのような雰囲気か
「強い1年生が入ってきたので、『後輩には負けない』と2年生もやっている。3、4年生は上級生として、すごく背中で見せてくれているので良い雰囲気で練習ができていると思う」

――今シーズンの目標は
「トラックは今日優勝できたように、この感覚をずっと続けていって色々なレースで勝てる選手になっていきたい。駅伝は昨年度、全日本と箱根を外しているので、3つの駅伝を走って優勝に貢献できるように頑張る」

◆大八木弘明監督(インタビュー)

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――篠原選手の走りについて
「10000mはレースの流れで入りが後ろの方で心配していた。最後には前の方に上がっていったが、創価大の選手2人になかなか追いつかず、レースの持っていき方に不安なところがあった。2番以内に入れればと思っていたが、3番だったので本人も悔しかったんじゃないかと思う。5000mはとにかく順位が大事だった。最低でも2番に入っていかなければユニバーシアードにも行けないので、最後の勝負で抜け出して優勝してくれてホッとしている。ラスト1周はよく頑張ったと思う」

――篠原選手へレースプランについて何かアドバイスは
「とにかく5000mで2番以内を目指しながら、レースの中で組み立ててくれという話をした」

――今シーズン、篠原選手に期待することは
「スタミナをつけて、10000mで28分10秒くらいは出せる選手になってほしい」

――新入生が入部した現在のチーム状況について
「現在、なかなかチームでまとまった練習ができていないので、4月末から5月の始めにかけて、もう一度チームが1つになって練習できるようになってくれればと思っている。新入生達は優秀な選手が多く入ってくれているので、1年の学年が強くなってくれば、三大駅伝も面白くなってくると思う」

執筆者:清水呼春

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