数学の基礎

講義要項

授業概要
人工知能で使われる数学を学びます。これには、基本的な関数、微分、線形代数、確率・統計などが含まれます。また、線形回帰モデル、自然言語処理、DNN(ディープニューラルネットワーク)にも挑戦します。 本科目はデータサイエンス・AI教育プログラムのリテラシーレベル科目の一つです。
到達目標
所謂数学アレルギーを克服し、数式を言語として読め、理解できることを目標とする。
授業スケジュール
第 1 回 数学基礎(変数・定数、1次式と2次式、関数の概念、平方根、累乗と累乗根、指数関数と対数関数、自然対数、シグモイド関数)
第 2 回 数学基礎(三角関数、絶対値とユークリッド距離、数列、要素と集合)
第 3 回 微分(極限、微分基礎、常微分と偏微分)
第 4 回 微分(グラフの描写、グラフの最大値・最小値、初等関数・合成関数の微分法・積の微分法、特殊な関数の微分)
第 5 回 線形代数(ベクトルとは?、足し算・引き算・スカラー倍、有向線分、内積、直交条件、法線ベクトル、ベクトルのノルム、コサイン類似度)
第 6 回 線形代数(行列の足し算・引き算、行列の掛け算、逆行列、線形変換、固有値と固有ベクトル)
第 7 回 確率・統計(確率とは?、確率変数と確率分布、結合確率と条件付き確率)
第 8 回 確率・統計(期待値、平均・分散・共分散、相関係数、最尤推定)
第 9 回 線形回帰モデル
第 10 回 線形回帰モデル
第 11 回 自然言語処理
第 12 回 自然言語処理
第 13 回 DNN(ディープニューラルネットワーク)
第 14 回 DNN(ディープニューラルネットワーク)
第 15 回 テスト
履修上の留意点
毎回出席すること。数学は一つ一つの積み重ねであるので、欠席した場合には補習が必要です。 また、教科書を予め読んでおき、分からないところをチェックしておくこと。それらを授業で集中して理解するようにして下さい。
教科書
石川 聡彦著『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』KADOKAWA出版
参考書等
適宜紹介する。
その他
講義が理解出来なかった場合は、遠慮なく質問して欲しい。全ての受講生が理解して進められるよう努力する。

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