Hirai Laboratory

Faculty of Global Media Studies, Komazawa University.

Vision

駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部 平井研究室では,2016年4月よりデジタルコンテンツとの新しい関わり方新しいコンテンツの在り方について情報学的な視点から研究しています. コンテンツの中でも特に音楽に注目し,音楽の創作支援や表現の拡張,鑑賞のためのインタフェースなどに関する研究を行っています. コンピュータの普及により音楽の創作/鑑賞環境は変化してきました.シンセサイザ,DAW,ソフトウェア音源等により音楽表現の幅は拡がっています. 各種配信サービス,推薦アルゴリズムにより便利に効率的に音楽を聴くことができるようになりました. このような有益な進化の反面,生成AIによる自動作曲は驚異的な速度で発展しており,人と音楽との関係性を大きく変えかねない影響力を及ぼそうとしています. 本研究室では,人にとって有益な音楽生成AIの活用方法を考え実践することや,既存の音楽生成AIには表現ができない微分音などの人による音楽表現の新たな境地を探求するといったテーマで研究を行っています. 情報技術をうまく活用することで,音楽は豊かなものとなってきた過去があり,その進化を今後も続けるためにどのような技術が望ましいのかを考え,実践します. 平井研究室は未来の音楽コンテンツのカタチを考え,創り出す研究室です.

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News

平井研究室(ゼミ)の活動にまつわる最新情報をお知らせします.

Publications

平井研究室の研究プロジェクト(発表文献)を紹介します.

    2024   
  1. 安引海翔, 長川原颯人, 青柳西蔵, 服部哲, 平井辰典,「微分音コードが発音可能なXR弦楽器システムの開発」,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2024論文集,pp.272--277,2024.9.   
  2. 「MUS141国際会議既発表・デモセッション」,情報処理学会第141回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2024-MUS-141(6), pp.1--2,2024.8.[LINK]
    1. 中園文菜,加藤卓哉,平井辰典,「LLMを用いた印象推定モデルによるvlog用楽曲推薦システムの検討」
    2. 野﨑一渡,加藤卓哉,平井 辰典,「遠隔地でのバンド練習を可能にするXR音楽練習空間の提案」
    3. 安引海翔,長川原颯人,青柳西蔵,服部哲,平井 辰典,「XR技術による微分音コードが発音可能な弦楽器システムの開発」
    4. 平井辰典,伊藤可笑,大森脩友,岡﨑真侍,中川ひなた,中原丈,原見黎生,堀切智貴,「駒澤大学平井研究室における萌芽微分音楽情報処理研究の紹介」
    5. 長川原颯人,平井辰典,「微分音をはじめとする音の印象評価データをスワイプ操作で効率的に収集するアプリケーションの検討」
    6. 大矢規文,加藤卓哉,青柳西蔵,平井辰典,「微分音含有率を用いた初期的なラップの特徴分析」
  3. 平井辰典,「深層生成モデルへの微分音楽曲の適用」,音学シンポジウム2024(情報処理学会第140回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2024-MUS-140(4), pp.1--9,2024.6.
  4. 大矢規文,加藤卓哉,青柳西蔵,平井辰典,「歌唱における微分音含有率を用いた年代別の洋楽ラップと邦楽ラップの比較」,音学シンポジウム2024(情報処理学会第140回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2024-MUS-140(64), pp.1--5,2024.6.
  5. 長坂らも,加藤卓哉,平井辰典,「ハイライト表示を用いてユーザ好みの微分音の和音作成を支援するインタフェースの提案」,音学シンポジウム2024(情報処理学会第140回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2024-MUS-140(66), pp.1--6,2024.6.
  6. 安引海翔,青柳西蔵,服部哲,平井辰典,「拡張現実内で初心者ギタリストのストローク習得を支援し基本的なコードチェンジを再現する楽器システム」,音学シンポジウム2024(情報処理学会第140回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2024-MUS-140(69), pp.1--4,2024.6.
  7. 長川原颯人,平井辰典,「スワイプ操作による音の評価が可能なアプリによる3-8平均律の三和音の印象調査」,日本音楽知覚認知学会2024年度春季研究発表会, pp.1--6,2024.6.
  8. 植野天翔,加藤卓哉,平井辰典,「LLMを用いたチャットに基づくユーザの嗜好を反映したライブ配信動画ダイジェスト生成」,情報処理学会第208回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会,情報処理学会研究報告2024-HCI-208(4), pp.1--6,2024.6.
  9. 長坂らも,加藤卓哉,平井辰典,「微分音の共起関係の強調表示による非12平均律和音の可視化ツールの提案」,情報処理学会第86回全国大会,6V-05,2024.3.
  10. 鈴木規文,加藤卓哉,平井辰典,「歌唱における微分音含有率を用いたラップ音楽とポップス音楽の比較」,情報処理学会第86回全国大会,6V-06,2024.3.
  11. 植野天翔,加藤卓哉,平井辰典,「ライブ配信のチャットとLLMを用いたユーザの嗜好に応じたダイジェスト動画生成システム」,情報処理学会第86回全国大会,1W-05,2024.3.
  12. 井上和紀,加藤卓哉,平井辰典,「ウェビナーにおける聴講者の感情可視化システムの提案」,情報処理学会第86回全国大会,5ZE-06,2024.3.
  13. 野﨑一渡,加藤卓哉,平井辰典,「遠隔でのリアルなバンド練習を可能にするXR音楽スタジオの提案」,情報処理学会第86回全国大会,7ZG-03,2024.3.
  14. 滝田巧平,青柳西蔵,平井辰典,「声質選択インタフェースを用いた音声合成シナリオ執筆支援システム」,INTERACTION 2024, 3B-59, pp.1315--1320,2024.3.
    2023
  1. Tatsunori Hirai, "A Melody Input Support Interface by Presenting Subsequent Candidates based on a Connection Cost," in Proc. of The 16th International Symposium on Computer Music Multidisciplinary Research, pp.158--169, 2023.11.
  2. Tatsunori Hirai, "Quantum Circuit Design using Genetic Algorithm for Melody Generation with Quantum Computing," in Proc. of The 16th International Symposium on Computer Music Multidisciplinary Research, pp.367--378, 2023.11.
  3. Tatsunori Hirai, Lamo Nagasaka, Takuya Kato, "Microtonal Music Dataset v1," in Proc. of The 16th International Symposium on Computer Music Multidisciplinary Research, pp.764--767, 2023.11.
  4. Kaito Abiki, Saizo Aoyagi, Akira Hattori, Ken Honda, Tatsunori Hirai, "An Augmented Reality-based Guitar Strumming Learning Support System with Hand Tracking for Providing Audio Feedback," in Proc. of The 16th International Symposium on Computer Music Multidisciplinary Research, pp.680--683, 2023.11.
  5. Tatsunori Hirai, "Melody Generation with Quantum Computing ―Automatic Quantum Circuit Design Using a Genetic Algorithm―," Journal of Global Media Studies, Vol.33, pp.37--55, 2023.10.
  6. 平井辰典,Jack Topliss,Thammathip Piumsomboon,「任意の鍵盤数と音高で演奏可能なXR音楽キーボードの提案」,情報処理学会第138回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2023-MUS-138(8), pp.1--9,2023.8.ベストプレゼンテーション賞(Best New Direction部門)受賞.
  7. Li Su,佐藤 可直,Tsung-ping Chen,吉井 和佳,安引 海翔,青柳 西蔵,服部 哲,平井 辰典,本多 賢,丸塚 凌,上瀧 剛,太田 竣,霍見 一希,山口 恭正,韓 炎,山本 雄也,酒向 慎司,辰巳 花菜,田中 愛菜,浜中 雅俊,河原 英紀,「MUS138国際会議既発表・デモセッション」,情報処理学会第138回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2023-MUS-138(18), pp.1--2,2023.8.
  8. 植野天翔,平井辰典,「BERTを用いてライブ配信のチャットから視聴者の好みに合ったハイライト動画を生成するシステム」,情報処理学会第85回全国大会,2023.3.
  9. 長坂らも,平井辰典,「微分音楽曲データセットの制作とその評価」,情報処理学会第85回全国大会,2023.3.
  10. 滝田巧平,青柳西蔵,平井辰典,「対話時の心理的距離を縮めることを目的とした発話内容変換の提案とその検証」,情報処理学会第85回全国大会,2023.3.
  11. 澤村 拓樹,長坂 らも,湯谷 承将,釜石 健太郎,廣田 曜,平井辰典,池永 考志,木野 伊祐,半田 尚暉,「第9回国際会議既発表・デモ・萌芽・議論セッション」,情報処理学会第136回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2023-MUS-136(8), pp.1,2023.2.
    2022
  1. Tatsunori Hirai, Shun Sawada, "A Method for Calculating Melody Concatenation Cost based on BiLSTM," Journal of Global Media Studies, pp.55--64, 2022.10.
  2. 安引海翔,平井辰典,「映像内のオブジェクトをVR空間内に再現し臨場感を高める動画鑑賞システム」,CGKyoto2022(VC+VCC2022)講演論文集, 予稿なし,2022.10.
  3. 滝田巧平,青柳西蔵,平井辰典,「発話内容変換を用いて多様な発話スタイルを実現するプロトタイプアプリの実装」,ヒューマンインタフェースシンポジウム2022講演論文集,2022.9.
  4. 滝田巧平,青柳西蔵,平井辰典,「状況に即して言語情報を変換する発話内容変換の提案とその初期試行」,音学シンポジウム2022(情報処理学会第134回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2022-MUS-134(51),pp.1--6,2022.6.
  5. 平井辰典,「微分音を含む任意の音数の音律のデザインとそれを用いたメロディ打ち込みインタフェースの提案」,音学シンポジウム2022(情報処理学会第134回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2022-MUS-134(41),pp.1--10,2022.6.
  6. 平井辰典,「量子コンピュータによるメロディ生成の試み ー遺伝的アルゴリズムを用いた量子回路デザインー」,音学シンポジウム2022(情報処理学会第134回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2022-MUS-134(12),pp.1--8,2022.6.
  7. Tatsunori Hirai, "Redesigning a piano roll: A melody input interface that can play microtones with an arbitrary number of keys," in Proc. of 19th Sound and Music Computing Conference (SMC 2022), pp.1--7, 2022.6.
  8. 相原拓実,滝田巧平,平井辰典,「フラットな対話の実現を目的として話者のマスク処理と声質変換を用いたAR匿名化システム 」,情報処理学会第197回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会,情報処理学会研究報告2021-HCI-197(3), pp.1--7,2022.3.
  9. Tatsunori Hirai, "Comparison of Deep Learning Models for Melody Generation," Journal of Global Media Studies, pp.1--16, 2022.2.
    2021
  1. 相原拓実,滝田巧平,平井辰典,「Web会議の機能をAR技術によって現実空間に実装する試みとその応用」,VC+VCC2021講演論文集, 予稿なし,2021.9.
  2. 滝田巧平,平井辰典,「中間ドメインの仲介による形状が異なるドメイン間の画像変換手法」,VC+VCC2021講演論文集,Article 13, pp.1--7,2021.9.
  3. 平井辰典,澤田 隼,「接続コストに基づく後続メロディ候補の提示によるメロディ打ち込み支援インタフェース」,情報処理学会第132回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2021-MUS-132(13), pp.1--10,2021.9.
  4. 平井辰典,澤田 隼,「LSTMを用いたメロディ素片間の接続コストの算出」,音学シンポジウム2021(情報処理学会第131回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2021-MUS-131(41), pp.1--7,2021.6.
  5. 平井辰典,「メロディを対象とした生成Deep Learningモデルの比較」,情報処理学会第130回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2021-MUS-130(15), pp.1--12,2021.3.
  6. 滝田巧平,平井辰典,「U-GAT-ITを用いた局所的な画像変換に基づく漫画キャラクタの顔の絵柄変換」,第5回コミック工学研究会,2021.3.
  7. 平井辰典,「メロディを対象とした生成Deep Learningモデルの比較」,情報処理学会第130回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2021-MUS-130(?), pp.1--12,2021.3.
    2020
  1. 服部圭介,平井辰典,「画像認識を用いて自己位置推定を行うスマートフォンによるインサイドアウト方式のAR/VRHMD用コントローラシステムの提案」,Visual Computing 2020 講演論文集,Article 22,pp.1--7,2020.12.
  2. Keisuke Hattori, Tatsunori Hirai, "Inside-out Tracking Controller for VR/AR HMD using Image Recognition with Smartphones," in Proc. of ACM SIGGRAPH 2020, Article 23, pp.1--2, Poster, 2020.8. Online.Student Research Competition Semi Finalistノミネート.
  3. 服部圭介,平井辰典,「自己位置推定可能な複数のデバイスを用いた操作を可能とするインサイドアウト方式のXR用コントローラの提案」,情報処理学会研究報告2020-HCI-188(8), pp.1--6,2020.6.
  4. 平井辰典,「Doc2vecの応用によるメロディ検索」,音学シンポジウム2020(情報処理学会第127回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2020-MUS-127(27), pp.1--7,2020.6.
    2019
  1. Keisuke Hattori, Tatsunori Hirai, "An Intuitive and Educational Programming Tool with Tangible Blocks and AR," in Proc. of ACM SIGGRAPH 2019, Article ??, pp.??:1--2, Poster, 2019.7. Los Angeles Convenion Center, CA, USA.Student Research Competition Semi Finalistノミネート.
  2. 服部圭介,平井辰典,「AR空間内でのインタラクティブなプログラムを作成可能なプログラミングツール の提案」,予稿なし,2019.6.早稲田大学 国際会議場(ポスター発表).フォーラムエイト賞受賞.
  3. 服部圭介,井上馨太,志賀野桐生,平井辰典,「プログラミング初学者を対象としたARを用いたタンジブルに制作できるプログラミングツールの提案」,情報処理学会研究報告2019-HCI-183(17), pp.1--8,2019.6.
  4. Tatsunori Hirai, Shun Sawada, "Melody2Vec: Distributed Representations of Melodic Phrases based on Melody Segmentation," Journal of Information Processing, Vol.27, pp.278--286, 2019.3.
  5. 中村栄太,太田悠紀,中西圭太,北原鉄朗,平井辰典,浅倉駿,毛利数馬,武田郁弥,「デモンストレーション:音楽情報処理の研究紹介XVIII」,情報処理学会第122回音楽情報科学研究会,情報処理学会研究報告2019-MUS-122(24), pp.1--3,2019.2.
    2018
  1. 服部圭介,井上馨太,志賀野桐生,平井辰典,「AR 技術を用いた物理/ビジュアルプログラミングのハイブリット型開発環境の提案」,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集, pp.248--254,2018.9.
  2. Tatsunori Hirai, "Frame Wise Video Editing based on Audio-Visual Continuity" Journal of Global Media Studies, Vol.23, pp.71--82, 2018.9.
  3. 平井辰典,澤田 隼,「GPRに基づくメロディセグメンテーションによるフレーズの分散表現の獲得」,音学シンポジウム2018(情報処理学会第119回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2018-MUS-119(44), pp.1--8,2018.6.
  4. 佐々木真菜,坂井拓己,平井辰典,「メロディの自動補間によるメロディ編集手法の検討」,音学シンポジウム2018(情報処理学会第119回音楽情報科学研究会),情報処理学会研究報告2018-MUS-119(24), pp.1--4,2018.6.
  5. Tatsunori Hirai, Hironori Doi, Shigeo Morishima, "Latent Topic Similarity for Music Retrieval and Its Application to a System that Supports DJ Performance," Journal of Information Processing, Vol.26, pp.276--284, 2018.3.
    2017
  1. Tatsunori Hirai, "Seamless Video Scene Transition Using Hierarchical Graph Cuts," in Proc. of ACM SIGGRAPH Asia 2017, Poster, pp.1--2, 2017.11.27-30. BITEC, Bangkok, Thailand.
  2. 平井辰典,「シーン間の接続コストに基づくシームレスな動画シーンの遷移手法」,Visual Computing/グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2017講演論文集,Article 14,pp.1--6,2017.6.18-19.国立情報科学研究所(口頭発表).

People (大学院生以上)

Supervisor



平井 辰典
(准教授)

音楽情報処理,動画像処理,ヒューマンコンテンツインタラクション,マルチメディア情報処理

加藤 卓哉
(Super Advisor)

株式会社エクサウィザーズ ・機械学習エンジニア,駒澤大学非常勤講師

M2 Member





安引 海翔

M1 Member





植野 天翔




鈴木 規文




長川原 颯人

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Last update 29, Oct, 2024.

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