サッカー部

DATE:2025.05.20サッカー部

快進の2発で首位早稲田大に完封勝利!

JR東日本カップ2025 第99回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・早稲田大戦が5月18日に開催された。結果は以下の通り。

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関東リーグ初ゴールを決めた石川(撮影者:安部宗太朗)
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PK含む全ゴールを封じた亀井(撮影者:前田琴音)
スコア
駒大 2-0 早大
得点者
33分 [駒] 今井 拓人
90分 [駒] 石川 大也

首位との勝ち点差4で3位の駒大は、ここまで負けなしの早稲田大と対戦した。

前半から攻めの姿勢でゴール前まで球を進めるもなかなか点を決められない。外から大きくパスを出す駒大に対し、早大ベンチからは「下でサッカー!」という声が響きわたる。攻めの姿勢が得意な駒大と効果的なポゼッションを確立しパス回しが得意な早大。どちらも譲らない戦い。均衡状態が続くかと思われた前半33分、相手のコーナーキック。セットプレーを狙ったボールを奪った渡邉幸汰(市3)が今井拓人(経3)にロングパス。ボールを受け取った今井と木村匡吾(政3)が走り、木村のアシストで今井が先制点を決める。その後も駒大は相手に得点を許さず前半終了。

後半、早大が反撃を試み駒大は守りの場面が多くなる。相手の巧みなパスを止められずゴール前で多くのチャンスを与える。後半19分、ゴール前が広く空き、必死に食い止めようと前に出た亀井一起(経3)にイエローカードが提示された。相手にPKのチャンスが訪れる。緊張の瞬間、亀井はゴール右下に放たれたボールを見事弾き、そのまま駒大がボールをクリア。相手のチャンスを危機一髪で食い止めた。終了間際の後半44分、前半に比べ攻撃の勢いを増すことのできなかった駒大にチャンスが訪れる。青森山田高のエースストライカーで今年入部した石川大也(歴1)が卓越したボールコントロールで相手を抜き去り、追加点を決める。ここまで無敗だった早大に快勝した駒大は首位に勝ち点差1まで迫った。

首位奪還の可能性のある次戦は2週間後、國學院大との対戦。

◆秋田浩一監督

ーー今日の試合を振り返って
「最後まで一生懸命にプレーし、勝つことができて良かった」

ーーお互いにゴール前までボールを持っていく展開が多く続いたがどのような展開をイメージしたか
「駒大は早い攻撃をする姿勢、早大はボールを回して攻める姿勢。自分たちは早い攻撃をして点数を取ることができた」

一一早大は足元でサッカーをするという声かけをしていた。駒大は舞い上がるパスも多いが
「自分たちはいつも同じ戦略。外側や遠くから渡邉幸汰(市3)にパスを出す流れ。例えばヨーロッパチャンピオンズリーグで1番多いゴールの種類はオウンゴール。早いボールを外から入れるとオウンゴールが生まれやすい。駒大にはボールを上げたときや外からパスを出せる選手がいるので下でサッカーすることを意識する必要はない」

一一次節に向けて
「勝ちたいと思う。そうすれば上位(優勝)に近づくことができる」

◆仁科 星哉副主将(商4)

ーー今日の試合を振り返って
「負けたら勝ち点7になってしまい後がない状況だったので、勝つしかなかった。勝つことができて本当によかった」

ーー無敗で首位の早大との対戦だったがチームの雰囲気は
「2連勝してたのでいい自信になっていたし、いい雰囲気で試合に入ることができた」

ーー早大相手に無失点で終われたが
「キーパーの亀井が止めてくれたことに尽きる。もし失点していたら全然違うゲームになっていた。感謝しかない」

ーー次節に向けて
「4連勝いきます」

◆亀井一起(経3)

ーー今日の試合を振り返って
「全員が最後まで気持ちを出して、体を張って守れたと思う」

ーーPKを止めた時の心境について
「みんなが体を張って守ってくれてたので自信を持って立てた」

ーー早大相手に無失点で終われたが
「非常にうれしい」

ーーフィールド内で大きな声を出しているが、普段の練習でも意識しているか
「みんなが走ってくれてる分、自分は声を出して声を走らせようと思っている」

ーー次節に向けて
「まだたくさん試合があるので次も勝てるように頑張っていきたい」

◆石川大也(歴1)

ーー今日の試合を振り返って
「監督が前期で一番重要な試合と位置付けていたため、チームに緊張感があった。前半に先制点を挙げ、良い流れを作れたことが大きかった」

ーー関東リーグ初ゴールを振り返って
「守備から入る意識を持ちつつも、結果を出す必要性を感じていた。こぼれ球が良い形で自分のところにきて、思い切って足を振ったらゴールが決まった」

ーーここまで無敗の早大との対戦だったがどんなことを意識してピッチに入ったか
「無敗ということを気にしすぎず、自分のプレーを徹底することを意識した」

ーー次節に向けて
「気を引き締め、チームのためにやるべきことをやり、次節に臨みたい」

執筆者:前田琴音

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