サッカー部

DATE:2023.04.19サッカー部

後半に攻撃陣爆発!大量5得点で快勝!

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1ゴール1アシストの活躍を見せた鈴木(撮影・赤川理子)
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チーム2得点目を挙げた後藤

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第3節・立大戦が4月16日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
駒大 5-2 立大

得点者
6分 [立]南口 周矢
26分 [駒]鈴木 心月
56分 [駒]後藤 康介
66分 [駒]松本 ケン チザンガ
77分 [立]南口 周矢
79分 [駒]松本 ケン チザンガ
90分 [駒]渡邉 康介

メンバー
ポジション背番号氏名
GK 22 永田 陸[2年=大成高]
DF 3 小針 宏太郎[4年=鹿島Y]
4 坂田 陸[2年=岡山学芸館高]
27 平山 歩夢[2年=広島県瀬戸内高]
MF 2 藤田 和也[3年=長崎総科附高](→83分 18 佐藤 大晴[2年=名古屋U-18])
5 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高](→67分 26 川口 大誠[1年=西武台高])
8 木村 匡吾[1年=岡山学芸館高](→61分 6 欠畑 魁星[3年=盛岡商高])
10 小島 心都[4年=湘南工科大附高]
14 後藤 康介[2年=相洋高]
FW 9 鈴木 心月[3年=三浦学苑高](→70分 28 渡邉 幸汰[1年=東北学院高])
19 松本 ケン チザンガ[4年=浦和東高](→89分 17 仁科 星哉[2年=神戸U-18])
SUB GK 1 亀井 一起[1年=長崎総科大附高]
SUB DF 15 飯田 晃明[3年=丸岡高]
SUB MF 7 上野 正騎[4年=熊本Y]
SUB FW 13 﨑山 友太[3年=米子北高]

第3節の相手は立大。前節に続き勝利を収めるため奮闘した。

雷雨の影響により試合開始時間を1時間遅らせてのスタートとなった。
試合は開始早々に動いた。6分、空中戦からこぼれたボールを相手に拾われゴールへ運ばれ、先制を許す。先制点を許した駒大は、ボールを前へ積極的に運ぶ。チャンスが巡ったのは26分。松本から木村へボールをつなぎ、パスを受け取った鈴木が相手GKをかわしゴール。試合は同点のまま前半を終えた。

互いに追加点がほしい中、56分に試合が動く。駒大は、GK永田からのロングボールに松本が競る。これを鈴木が頭でつなぎ、後藤が左足で押し込み逆転。その後試合は乱打戦の様相を呈する。66分、左サイドからあがってきた木村からのパスを松本が受け取り、冷静にゴールへ押し込む。77分、立大に高く上がったクロスに正確に合わせられ、失点。79分、交代で入った佐藤が自陣から抜け出し、右サイドからあがってきた松本へ裏からのパス。これに松本が反応し、ゴール左端へボールを沈めた。加えて90分、前へ蹴りだされたロングボールに渡邊が反応し追いつく。スピードを保ちながら抜け出しGKをかわしてシュート。駒大は後半に4点と大量得点。試合は5-2で見事逆転勝利となった。

次節は4月30日、作新大との一戦となる。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「評価的にはあんまり良くなかったと思うが、まあまあ点数を取れたかなという感じ」

――具体的には
「3試合とも失点を先にしてしまう。それを試合前に皆も言っていたし僕たちも言っていたけどそれがちゃんとやれていない。それもやられたのは縦パス1本だったのに。ちょっと意識が低いかなという風に思う」

――前の試合に続いて逆転勝ちという形になったが
「最初からやってほしい。でもリーグ戦をやっていくにはこういう勝ち方をやっていくと気持ちも盛り上がるし自信にもなると思うので勝ち方としては悪くない。逆転勝ちすると気持ちも乗るから」

――今回の大量得点の要因は
「最後まで走るハードワークをしたのとボールを前へ前へと運んでいけるそのタイミングで動きだせたこと。できるのにそれを今までサボっていた。足元で受けたそれを前に出ていって、そのほうが点数とるというのにはいいと思う。サッカーはパスを何本もつなげるのではなくてゴールに入れるゲームなのでそれで90分間で何対何のゲームだから点数取れないと勝てない。そのためにはそのほうが合理的だと思っている。そのようにヨーロッパでも勉強させてもらった。本当に強いチームはそれをシンプルにやる。パスの正確性とか止め方とかゴールへ入れる力とか全部がうちより長けているからしょうがない」

――前の選手が少ないパス数でゴールするなど連携が合ってきているがその点は
「たまたまじゃないか。前の選手が動いたところにボールがでてそれをシンプルにシュートしている。そういう形のほうが点数取れるからそれをやり続ければ今後も点数入るチャンスは増えるということだと思う」

――次の試合に向けて
「次も勝って一部復帰が決まるまでは気を抜かないでやらないといけないと思う」

◆小針宏太郎(経4)

――今日の試合を振り返って
「先制点をとられないというのはチームとして目標に掲げていたが入りのところでイレギュラーなこと、中断やそういうのを踏まえたうえでもう1回入りしっかりしていこうという中で、立ち上がりに先に失点してしまったというのがやっぱり今のチーム全体としての課題なのかなと思う。3試合連続で先制点とられているのでそれはディフェンス陣としても改善しなくてはいけないとこだと思うが、そこで逆転する力は前節含めてチームとしてついてきていると思うのでそこの失点というのを減らしていければもっとゲーム展開的に楽な試合だったのかなと感じる」

――1時間試合開始が伸びたが選手たちはどう挑んでいたか
「試合始まる直前で中断ということになってそこで1回リラックスではないがいい意味でちょっと時間ができたので、もう1回相手のことについて話し合う機会などもできた。そこでチームとして言いたい事など統一する時間もあったのでそういった意味ではもう1回あそこで時間をとれたというのはチームとしてよかったと思うが結果的に入りの緩さやそういうとこにつながってしまったのでそこはキャプテンである自分がもうちょっと締めなくちゃいけなかったとこかなと思う。そこはもう自分の課題でもあると思うのでキャプテンとしてしっかりやっていきたいと思う」

――3戦連続先制点を許しているがこの展開について
「前には点とってくれるタレントがいるので自分たち守備陣がしっかり耐えればというところで先制点をくらってしまっているがそこでチーム全体がもう1点とれるというようなマインドで試合には臨めているので、いい意味で落ちることなく焦らずにゲームを進めている結果がやっぱり逆転と言う結果につながっていると思う。そういったチームとしてのメンタル的な部分では今年のチームではいいものがあるのではないかなと思っている」

――3戦負けなしとなったが
「開幕戦をなんとか引き分けという形には持って行けたがここ2試合勝って、勝ち点は伸ばせているが優勝するためには1戦も落とせないと思うので1週空くが次の作新戦に向けてもう1回チームでいい準備して次こそ後ろはゼロで終わって次も勝ち点3が掴めるように頑張りたいと思う」

◆松本ケンチザンガ(商4)

――今日の試合を振り返って
『試合が一旦止まって、開始時間が伸びてのスタートだったので、みんなで「入りから集中して入ろう」と切り替えて、また気持ち入れて入ろう」と話をしていたが、その入りの部分でやられてしまった。でも誰も下を向かずにやり続けられて、言われたことやり続けていたら、こういういい結果になったのかなという感じ』

――自身の2回のゴールシーンを振り返って
「監督にはヘディングの部分を毎日言われていて。そこは自分の武器なので、やり続けていた。それプラスアルファで、裏の抜け出しとかのヘディング以外の部分を最近教わっていて、相手の背後をとるとか。そういう最近深井さんに教わった部分が少しずつできた結果かなというゴールだった」

――少ないパス数で攻撃できていた
「一昨年の日本一になった代もそうだが、前の3枚だけで完結するみたいなプレーが駒大らしい攻撃。そこは駒澤大学、秋田監督のぶれないサッカーなので、そこを自分たちで体現しようと毎日やっていたので、そこは続けてやっていきたい」

――これまで3試合で3得点、コンディションは?
「自分的にはそんなにとても良いとは感じていないが、新入生のなべ(渡邉幸汰)や、FWもいっぱい良い選手入ってきて、自分もいっぱい見習うところがあって、自分も試合に出ているのが当たり前じゃなくて、常にスタメン争いがあったりして、自分にも後輩がいい刺激になっているかなと思っている」

――次節に向けて
「1週空くが、みんなで良い準備して、次も3連勝目指して頑張っていければなと思う」

(執筆者:赤川理子)

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