【結果・コメント】PK戦に敗れベスト4で総理大臣杯を終える
2022年度 第46回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 準決勝・大院大戦が8月28日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。
スコア |
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●駒大 1-1 (PK戦:3-4) 大院大○ |
得点者 | |
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54分 | [大]関 俊哉 |
56分 | [駒]髙橋 優斗 |
メンバー | ||
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ポジション | 背番号 | 氏名 |
GK | 1 | 深澤 颯人[4年=武南高] |
DF | 3 | 小針 宏太郎[3年=鹿島Y] |
4 | 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高] | |
5 | 相澤 佑哉[4年=熊本Y] | |
6 | 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高] | |
MF | 8 | 小島 心都[3年=湘南工科大附高] |
10 | 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高] (→57分 26 山本 修平[4年=札幌U-18]) | |
11 | ウォー モハメッド[4年=三浦学苑高] (→102分 32 﨑山 友太[2年=米子北高]) | |
24 | 後藤 康介[1年=相洋高] (→67分 18 上野 正騎[3年=熊本Y]) | |
FW | 14 | 髙橋 優斗[4年=前橋育英高] (→80分 2 塚原 舜介[4年=前橋育英高]) |
19 | 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高] (→87分 9 本吉 利安[3年=千葉U-18]) | |
SUB | 22 | GK 永田 陸[1年=大成高] |
30 | DF 藤田 和也[2年=長崎総科大附高] | |
7 | MF 須田 晃輝[4年=前橋育英高] | |
23 | MF 小林 栞太[1年=鹿島Y] |
◆秋田浩一監督
――今日の試合を振り返って
「もうちょっと戦えたら良かったかなぁと。残念だった」
――延長戦へ向けてかけた言葉は
「走り勝とうということで。相手の方が1試合多くやってきているのでそういう意味ではもっとやれるかなぁと思ったのだが、ギアが上がらなかった」
――予選からトーナメントを勝ち上がってきてどんなところが成長しているか
「今日も結果としては追いついたので、諦めないでやろうとか、最後までやるということは少しずつ身についてきているのかなぁと思う」
――まだ足りないと思うところは
「チームのやり方を純粋に受け入れてやるというところがまだまだかなぁと。去年の経験者で言うと相澤キャプテンぐらいだったので。篤(快青)も出たり出なかったりだったので。そう言った意味ではこの大会を経験したので少しは成長していくのかなと思う。今日みたいな試合をモノに出来ない、本人達は頑張っているのだと思うがもうひとつギアが上がっていればもう1、2点は取れたのかなと思うところもあるそういう点では相手が頑張ったのではないか」
――この大会を通して得られたものはあるか
「チームとして何をして何をやるかというのを理解しようとしているのではないか。僕もミーティングでそういう話をいっぱいした。1人がいくら出来てもチームとして上手くいかなくては駄目だし、1人が駄目な時は皆でカバーしてやる、そういうようなチームになっていって欲しいということを話したし、謙虚な心と向上心を持ってやらなくてはいけないし、ひたむきな情熱と思いやりというものを持ってやらなくては駄目だということをずっと言っていた」
――全国3位という結果をどう評価するか
「もう一つ上に行きたかったがそれなりには良くやったのではないか」
――リーグ戦へ向けて
「リーグ戦は下の順位からなので是非インカレに出られるぐらいに頑張って欲しいなと思っている」
◆相澤佑哉 (法4)
――今日の試合を振り返って
「自分達のやるべきことが徹底できなかったから敗戦したと思う。攻撃ではなかなかつながりを作ることができず、守備では必要以上に全体が引き過ぎてしまって、特に前半は守る時間帯が続いてしまった。やはり自分達がやるべきことをやらないと勝つのは難しいと感じた試合だった」
――この大会を通しての思い
「総理大臣杯は1回戦負けの経験しかなかったので、最低目標を初戦突破としてきた。そして2戦勝ったことで日本一になるチャンスがあり、全員で優勝を目指して闘っていたのでそれが叶わなくて残念だ」
――苦戦したところなどは
「守備でセットするときとプレッシャーに行くときの切り替えに少し苦戦した。自分達のやりたい、相手の縦パスや斜めの楔を狙うためにオーガナイズを整えているときでも、相手のバックパスなどでスイッチを入れてプレッシャーをかけにいくという判断が適切にできなかった場面があったので、改善していきたい」
――チーム、自分、どんなところが成長できたか
「個人としては守備の面で奪い切るところが以前より少し成長したと感じた。これまでは縦パスを相手に収められたら引いてしまっていたけど、今大会は相手のファーストタッチを狙って奪ったシーンを作れたのでそこは良かったと思う。チームとしては、以前より得点が取れるようになったと思う。特に仙台大戦と順大戦は自分達の特徴である早い攻撃やクロスからの得点、また高い位置でボールを奪ってからの得点ができたので今後も継続して狙っていきたいと思う」
――3位という結果を評価するか
「優勝以外はあまり大差ないと思うので3位という順位は全く満足できるものではない。ただ、トーナメントを勝ち進んでいけたことは多少自分たちの自信になるところもあるので、これからのリーグ戦に活かしていきたい」
――これからの駒大サッカーとしての意気込み
「この大会は駒大サッカーを徹底すれば勝てる、徹底できないと負けるということがよく分かった大会だった。この経験を活かして、後期のリーグ戦は駒大サッカーを徹底して勝利を積み重ね、インカレ出場圏内に入っていきたいと思う。そしてインカレ連覇という最大の目標を叶えられるようにチーム全員でやっていきたいと思う」
◆髙橋優斗 (法4)
――今日の試合を振り返って
「前半はなかなか自分たちのペースを掴めず、駒大のサッカーを徹底することができなかったと思う。そういったなか、0-0で折り返したのは良かった点ではあると思う。後半は前半よりも駒大らしいプレーができたと思う。先制点を奪われてしまったが、連続失点をせずに同点に追いつくことができた。自分たちの方が相手よりキツイ練習もしているし、走力に自信があった。しかし、延長戦になって試合を優勢に進めていたものの勝ち越すことができなかったのが敗因なのかなと思った」
――この大会を通しての思い
「去年はインカレで日本一やリーグ戦でも2位という好成績を残した中で、自分たちの代は周りから弱い、勝てないと言われていた。なので、総理大臣杯で優勝することが自分たちの実力を示すことになると思っていたので、3位と言う結果に終わって悔しい気持ちが大きい」
――苦戦したところなどは
「今までの環境と違うところだと思う。場所、相手、試合方式など不慣れな中で連戦をこなすのは難しかった」
――チーム、自分、どんなところが成長できたか
「チームとしては、前半は0-0で折り返すのが目的でありながら、リーグ戦では失点する試合も多かったので、今大会ではそれを全試合で失点しなかったことは成長だと思う。個人としては、攻撃面です。リーグ戦やアミノバイタルで何試合か出場させてもらったが、ゴールを奪うことができていなかった。それを全国大会の舞台で払拭することができたのは成長した部分かなと思う」
――3位という結果をどう評価するか
「自分たちは優勝を目指して今まで練習をしてきたので3位という結果については満足している選手はいないと思う。ポジティブに捉えれば、弱い代と言われ、全国大会を経験したことがある選手が少ない中で、3位になれたことは実力の示しがついたのかなと思う」
――これからの駒大サッカーとしての意気込み
「今大会では3位という結果で終わったが、まずリーグ戦でインカレ出場圏内を目指して1試合1試合闘い、インカレでは日本一になれるように日々精進したいと思う」