サッカー部

DATE:2022.06.10サッカー部

先制に成功するも追いつかれ両者痛み分け

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第8節・明大戦が6月5日に開催された。

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今季初得点を挙げた仲田 (撮影:三塚結衣)
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今季初出場となった上野

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
駒大 1-1 早大
得点者
30分 [駒]仲田 瑠
75分 [早]安斎 颯馬
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 12 細川 竜征[4年=駒大高] (→90+6分:3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y])
4 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
6 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高]
MF 13 辻 稔貴[4年=静岡学園高]
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
10 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高]) (→90分:25 欠畑 魁星[2年=盛岡商高])
33 小林 栞太[1年=鹿島Y] (→90分:18 上野 正騎[3年=熊本Y])
FW 7 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→73分:14 髙橋 優斗[4年=前橋育英高])
19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高](→90分:9 本吉 利安[3年=千葉U-18])
SUB 21 GK 王 新宇[3年=G大阪Y]
30 DF 藤田 和也[2年=長崎総科大附高]
35 DF 後藤 康介[1年=相洋高]
20 MF 野村 天真[3年=C大阪U-18]

2部降格圏内に沈む駒大。3試合ぶりの勝利を目指す今節は、同じく降格圏に沈む早大との一戦だ。

前半序盤はボールが空中を飛び交う展開。23分、自陣右サイドを崩されグラウンダーのクロスからゴールネットを揺らされる。あわや失点かと思われたが判定はオフサイド。九死に一生を得た駒大は30分、フリーキックを松本が競り合い、こぼれ球に反応した仲田が右足を振りぬく。低く抑えられた軌道のシュートはペナルティエリア内でリフレクションしそのままゴールへ。第4節以来のスタメンとなった仲田が値千金の先制弾をあげ、1-0で前半を終える。

後半攻勢に出たい早大はハーフタイムに一挙2枚替え。勢いを持って攻めあがる早大の攻撃をなんとか耐える時間が続く。試合が動いたのは75分。自陣右サイドから個人技での突破を許し失点。なんとか勝利が欲しい駒大は78分には松本、80分には途中出場の辻がそれぞれ決定機を迎えるもゴールとはならず。1-1のまま試合は終了し、両者勝ち点1を分け合う結果となった。

次節は6月11日、ひたちなか市総合運動公園陸上競技場にて筑大との一戦に臨む。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「残念な試合だった。このまま一生懸命やれれば次に繋がると思う」

――久しぶりに先制に成功したがどのようなゲームプランだったか
「前半0-0で行ければ後半勝負だと思っていたが先に点が入ったので守りに入るのは嫌だと思っていた。ゴールシーンはスーパーな良いシュートだったと思う」

――上野正騎(政3)が今季初出場だったことについて
「怪我が治りたてなので10分ぐらいならプレーできるような感覚だった。同じポジションの崎山(友太)が怪我をしてしまったので急遽投入した。1、2週間はかかると思う。スピードがあるので使い方次第で来週も出場の可能性がある」

――今日はスタメンの選手の出場時間が長く、選手交代が遅かったが
「篤(快青)やセンターバックの(鷹啄)トラビス、サイドバックの細川(竜征)もそうだが90分やれるのがサッカー選手だと思う。先週は明大にこてんこてんにやられたのでDFだけでなく前からもディフェンスが大事であることを再確認するためにほぼ同じメンツで挑んだ。もう少し暑くなるかと思ったが曇ってくれたのでスタメンの選手たちが長持ちした」

――次節に向けて
「勝ち点を拾っていかないと厳しいのでまずはディフェンスをしっかりしてからだと思う。諦めずにめげないで何回も何回もやらないといけないことはきっちりやって戦っていきたい。それを繰り返し繰り返しやっていくしかない。魔法は使えないので今いるメンバーでやっていくしか近道はない」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「前半先制できたのは良かったが、後半45分押し込まれる時間帯が多く我慢できずに失点してしまった。勝ちきれないところが今の自分達の実力だと感じたので、そういったところを見つめ直して次はしっかり勝てるようにやっていきたい」

――前節6失点したが、守備で改善したことは
「前半からハメてマンツーの形ではっきりやる場面が多く、そこは意識的にやった。ボールを回すチームなのは分かっていたので、受け身にならないように自分達から主体的に守備をした。マンツーの判断を多くしたことで何度か良いハメ方ができていたのでそこは改善できたと思う」

――ディフェンスの中でボランチを前にあげてその分センターバックが入る形をしていたが、前半と後半での違いはあったか
「後半の方で疲れが出て、セットするときと行くときの判断が足りていなかった」

――後半押し込まれたときはどういう心境で対応したか
「追加点をとってくれると信じていたし、後半は0点のままでいれれば勝てる状況だったので、押し込まれてもゴールは渡さないという気持ちでやっていた」

――次節に向けて
「今日の課題は勝ちきれなかったことにあると思うので、そういったところを改善してチーム全体で勝利を目指してやっていきたい」

◆仲田瑠 (商4)

――今日の試合を振り返って
「正直勝てるゲームで、もったいない試合だった。点を取れるチャンスはいっぱいあったがそこを決めきれなかったのが勝てなかった原因だと思った」

――久しぶりのスタメンに臨んだ心境
「求められていることを出来なかったら次はないという気持ちで、絶対勝つそれだけを考えて挑んだ」

――ゴールシーンを振り返って
「セカンドボールの準備をしていて良いところにきたので行くしかないと思い打った。きれいに当たらなかったがいい感じに相手に当たり入ってくれたので良かった」

――マッチアップではどういう準備をして臨んだか
「ボランチでのデュエルという球際の部分が試合の流れを左右することも結構多くて、特に駒大は球際の部分を大事にしているのでそこでは絶対負けないという気持ちでやった」

――次節に向けて
「今年はまだ1回しか勝ててないので、今回は引き分けとなったが次は勝ち点3点を重ねられるように頑張りたい」

執筆者:岩渕隆悟

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