サッカー部

DATE:2022.06.02サッカー部

今季最多失点となる6失点で惨敗......

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第7節・明大戦が5月29日に開催された。

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久しぶりのスタメン出場となった小針 (撮影:岩渕隆悟)
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小林は1年生ながらも不動の左サイドバックとなっている

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
●駒大 1-6 明大○
得点者
43分 [明]林 幸多郎
48分 [明]太田 龍之介
53分 [明]佐藤 恵允
64分 [明]佐藤 恵允
74分 [駒]近藤 稜真
89分 [明]木村 卓斗
90+1分 [明]正田 徳大
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y]
4 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
33 小林 栞太[1年=鹿島Y]
MF 20 野村 天真[3年=C大阪U-18] (→HT 24 近藤 稜真[3年=岡山学芸館高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
12 細川 竜征[4年=駒大高] (→61分:10 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高])
13 辻 稔貴[4年=静岡学園高] (→76分:35 後藤 康介[1年=相洋高])
FW 7 須田 晃輝[4年=前橋育英高] (→61分:14 髙橋 優斗[4年=前橋育英高])
19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高]
SUB 22 GK 古屋 潤一[2年=高川学園高]
6 DF 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高]
30 DF 藤田 和也[2年=長崎総科大附高]
25 MF 欠畑 魁星[2年=盛岡商高]
9 FW 本吉 利安[3年=千葉U-18]

依然として成績不振にあえぐ駒大。首位争いを演じる明大との一戦に臨んだ。

試合はボールを握ってポゼッションサッカーをする明大が支配していく展開。駒大は明大の攻撃をひたすら耐え忍ぶ時間が続く。11分、小林のスローインから松本が強引に持ち運んでシュートを打つもGK正面。その後もまた守勢を強いられる駒大。なんとかスコアを0-0のまま推移させるも、44分。小林のペナルティエリア内でのスライディングタックルがファールの判定。PKを決められ0-1で前半を終えた。

攻勢に出たい駒大は、ハーフタイムに野村を下げて近藤を投入するも、いきなり出鼻をくじかれる。48分に後半のファーストシュートを決められると、53分にも立て続けに失点。後半開始8分で3点のビハインドとなってしまう。64分にはロングフィードから更なる失点を喫し4点差。なんとか一矢報いたい駒大は飲水タイム以降、前からのプレス強度を引き上げてボールを奪いに行く。セカンドボールの回収やインターセプトが上手く行き始めた駒大は74分。小林のアーリークロスに反応した辻が頭で折り返し、近藤が右足で押し込んでゴール。勢いそのままに押し込んでいきたい駒大だったが、前がかりになっていたところを突かれ、89分、90+1分にダメ押しとなる2失点。終わってみれば今季最多失点となる6失点を喫し、1-6での惨敗となった。

次節は6月5日、多摩市立陸上競技場にて最下位に沈む早大との一戦に挑む。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「完敗かな。はい」

――細川竜征(営4)を中盤で、須田晃輝(商4)を前線で起用した意図は
「相手の攻撃が前3枚で来た時に(対応できるように)。須田は前というよりは(松本を)1トップにしてディフェンスをもうちょっとできるように。細川をアンカーみたいにして使いたかったが、まぁダメだった」

――明大のポゼッションサッカーへの対応策は
「どうこうというよりは速くボールを動かしてゴール前に運んで行く。それからコンパクトにして高い位置からプレスをかけてという。それを長い時間継続できなかったのが現状だから。バックラインの上げ下げと前の人の頑張りが足りなかったのかなと思う」

――後半の飲水タイム以降は前からプレスをかけて1点返したが
「あれを望んでやってきたが実際は明大のボール回しのスピードが自分たちより速かったのではないかなと思う。大量失点してからなので「たられば」になってしまう。何回かは良く出来ていたところもあったのでこれを長い時間継続してやっていくしかない」

――次節に向けて
「厳しいけど今度はとにかくもう勝ち点を落としていくと大変なことになるので、ぜひ勝ち点を拾っていきたい。粘り強く頑張っていきたい。エースもいないし去年とは違うので選手達が頑張っていくしかない」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「前半なんとか風下の状態で0に抑えて後半勢い持って行きたいと思っていたが、最後の所でPKを与えて0-1で折り返してしまった。後半早い時間帯に失点を重ねてしまってなかなか思うようにいかない試合だった」

――明大がボールを持つ時間が長かったがどのようなことを意識したか
「相手が回してくるのに対して受け身にならずに前から前から行こうというのは考えていたが、前半も後半もボランチのところで捕まえきれなかったり、後ろで変に人が余ったりして、ハメられなくなってしまったのかなと思う」

――6失点してしまった具体的な原因は
「最初の前半の失点はボランチの押し出しのところや、人はいるのに相手に行けないというところが現状ある。また、点を取りに行かなくてはいけないところで前がかりになったところをカウンターで戻り切れずに失点というところ。点をとりにいかなくてはならない試合展開でもリスク管理をして、少ない人数でも守り切らなくてはいけないと思う。負けている展開でもっと失点してしまうと厳しくなってしまうので、そこはチャレンジしていかないといけない」

――後半の飲水タイム以降はプレスが上手くいっていたように思うがチーム内での意識は
「後半は点をとりにいかなくてはいけない状況だったので、後ろを余らせずに(鷹啄)トラビスを前に出してハメてハメてというところを意識して相手にプレスをかけ続けることができたと思う」

――次節に向けて
「自分たちは後ろ向いても何もないので、チャレンジャー精神で駒大らしいサッカーとは何かというのを毎試合毎試合追い求めていかないといけない。本当に走るところや戦うというのを見つめ直してまた1週間試合に向けてやっていきたいと思う」

◆近藤稜真 (国3)

――今日の試合を振り返って
「正直チームのことを考えられないプレーばかりだった。自分は流れを変えるために出されたと思うが、流れを変えることが出来ずに失点が続いてしまったので、自分の反省するところというか自分が悪いと思う」

――得点シーンを振り返って
「いつもGKのこぼれ球、誰かがシュート打つときは絶対にこぼれ球を狙っている。サイドの辻(稔貴)くんがヘディングで上手く相手の裏に転がしてくれたので、あとは触るだけという感じだった」

――サイドハーフとセンターフォワードではどちらがやりやすいか
「小学校のころからずっとセンターフォワードしかずっとしてこなかった。駒大来てからサイドをやらせてもらっている。サイドだと全然自分のプレーが生かせないので、自分的にはFWの方が長所を生かせるのかなと思う」

――自分の長所は
「スピードとか裏の抜け出しとか。自分はアクロバティックなプレーが得意なので相手の前に入るところやクロスに入るところなどのゴールがとれそうなところを狙っているので、そこが長所だと思う」

――次節に向けて
「次節はチームとして絶対に勝たなくてはいけないという立場になっている。ここからは負けなしでいくしかないと思うので死ぬ気でやっていく」

執筆者:岩渕隆悟

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