硬式テニス部

DATE:2024.08.26硬式テニス部

リーグ戦開幕! 見事な逆転勝ちで開幕戦を勝利で飾る

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ガッツポーズする稲葉(撮影・大庭瑠晟)
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シングルスで勝利した宮本

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ボールを打ち返す田村
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リーグ戦初出場の辻内

8月24日に関東大学テニスリーグ(女子第60回)が開幕した。駒大はダブルスを2つ落とすもシングルスで4勝し、見事開幕戦を勝利でおさめた。

◆トータル
☆駒大 4-3 青学大

◆ダブルス
D1
●穴田琴音・宮本雪凪 1(2-6,6-0,11-13)2 ○冨田夕夏・義基慧
D2
●白石真里名・横田真央 1(7-6,6-7,4-10)2 ○同前華怜来・原田遥

◆シングルス
S1
○稲葉梨莉 2(7-5,7-6)0 ●早重果波
S2
○宮本雪凪 2(6-3,6-2)0 ●原田遥
S3
○田村瑞姫 2(6-3,6-2)0 ●阿出川暖乃
S4
●穴田琴音 0(4-6,5-7)2 ○大河原彩楽沙
S5
○辻内未海 2(6-1,2-6,6-1)1 ●長瀬愛花

◆戦評

ダブルスD1ではインカレにも出場した穴田琴音(歴4)・宮本雪凪(歴3)ペアが出場。第1セットはなかなか調子が上がらず落としてしまうが、第2セットでは、穴田の力強いストロークが決まりストレートで勝利するも、第3セットで粘りを見せるも敗北した。シングルスではS3の田村が勝利をすると、勢いに乗った駒大はリーグ戦初出場のS5の辻内未海(社1)が、途中相手の勢いに押されるも粘り強いテニスで勝利をおさめると、S2の宮本は相手に流れを引き寄せず勝利すると、S1の稲葉梨莉(英3)は第1セットで2-5と劣勢の中から5ゲーム連続で取り最初のセットを奪うと、第2セットでは、ラリー戦が展開され我慢の時間が続くも最後は相手を振り切り、見事勝利をおさめた。
次戦は8月27日に対法大戦が駒大玉川キャンパスで行われる。

◆インタビュー

◆江口淳一監督(62)

ーー対戦相手の印象は
「朝見た時は、いけると思ったがダブルスを2つ落としたのは誤算だった。初戦ということもあってリーグ戦に初めて出場する選手もいた。その中でもダブルスを2つ落としてどうなってしまうのかと思った。負ける相手ではないと思っていたが、今日のようにリーグ戦は何があるか分からないので、改めてリーグ戦の怖さを感じた」

ーー選手のプレーを振り返って
「シングルスに入って、応援から絶対に挽回してやるという雰囲気でやってくれた。穴田は2試合で弱い相手ではなかったので、仕方ないにしても、他の選手たちが頑張ってくれた。稲葉に関しても途中負傷してしまい、厳しいことを言ってしまったが期待に応えてくれた」

ーーダブルスを落としてもシングルスで勝ち切れた点に関しては
「女子が1部に昇格した時も今日のような展開だった。ずっとドキドキしていた」

ーーリーグ戦に向けて
「去年のリーグ戦は混戦だった。今年も混戦になると思うので、女子が作ったいい流れのまま明日の男子もやっていきたい」

◆田村瑞姫(国4)

ーー今日の調子は
「調子は良くはなかったが悪くもなかった。そんな中で1ポイント1ポイントを大切にできたのが勝ちにつながったと思う」

ーー対戦相手の印象は
「苦手なタイプの相手ではあったが、アップの時から分かっていたので焦ることなく、自分のプレーをすることができた」

ーープレーを振り返って
「なかなか苦痛ではあったが、自分のプレーすることができた。応援もすごく力になって自分の中で盛り上がることができた」

ーーダブルスを落としてしまった中でのシングルスをどのような思いで挑んだか
「絶対に流れを変えてやるという強気な思いで挑んだ」

ーーリーグ戦の目標や意気込み
「絶対に全勝して1部昇格すること」

◆宮本雪凪(国3)

ーー今日の調子は
「インカレが終わって、すぐにリーグ戦が始まったなかで、地道に努力してきたことが結果として出てきたのは、自分の中でも分かっていたが、リーグ戦ですぐに重要なポジションや役割で出場するとは思っていなかったので、気持ちの面が追いついてないこともあった。緊張もあったなかでも自分らしいプレーばすることができた」

ーー対戦相手の印象は
「ダブルスの基本の形が堅く、ミスも少ない相手だった。シングルスは、自分が得意としているスライスなどを使ってタイミングをずらすことをやったら、うまく引っかかってくれた」

ーープレーを振り返って
「リーグ戦のダブルスは、初めて出場した。最初は少し緊張したままプレーをしてしまい固かったが、応援のおかげで緊張がほぐれて自分のプレーができるようになった。シングルスはダブルスで負けてしまったことを切り替えて臨めた」

ーーリーグ戦の目標や意気込み
「次は緊張しないでプレーし、全勝したい」

執筆者:大庭瑠晟

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