硬式テニス部

DATE:2022.09.21硬式テニス部

関東大学テニスリーグ第4戦、法大に大差をつけて勝利!

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全員で円陣を組む女子硬式テニス部(撮影:神戸桐夏)
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声かけで空気を和ませる谷井・髙田ペア
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S2で出場した谷本
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S4で出場した山田

関東大学テニスリーグが3年ぶりに開催。女子テニス部は初戦の日大を6-1で下し、第2戦の東国大に3-4で惜敗。第3戦では5-2で立大を制した。続く第4戦の相手は法大。ダブルスは駒澤大学玉川キャンパス、雨天によりシングルスの続きは翌日、有明テニスの森公園インドアコートで行なわれた。(9月7日~9月8日)

トータル
駒大 6-1 法大
ダブルス
D1 ○谷井涼香・高田晴菜 2(6-1、6-3)0 ●猪川結花・贄田佳穂
D2 ○金内葵春・清水瑶 2(6-2、4-6、6-3)1 ●山崎京花・中込笑愛
シングルス
S1 ●谷井涼香 0(6-0、0RET-1)2 ○猪川結花
S2 ○谷本ひなた 2(6-2、6-0)0 ●山崎京花
S3 ○猪瀬瑞希 2(6-2、7-5)0 ●贄田佳穂
S4 ○山田梨香子 2(6-2、6-2)0 ●中込笑愛
S5 ○高田晴菜 2(7-5、6-1)0 ●鵜飼日南乃

D1の谷井・髙田ペアはストレートで快勝。D2の金内・清水ペアもファイナルセットまでもつれる接戦を制し、ダブルスで全勝を挙げた。

シングルスでは、S1の谷井選手がけがによりリタイアするも、その他は全勝。6-1と圧倒的な差を見せつけた。S2の谷本とS4の山田は今リーグ全試合に出場しており、シングルスでは4戦4勝と負けなしの好成績。連勝記録を保持できるか、次戦に期待がかかる。

◆谷井涼香(英4)

――3年ぶりのリーグ戦はどうだったか
「自分たち4年生は1年生の時にリーグ戦を経験したが2年間全くやっていないという状況。最初は主将としてチームをまとめられるか不安だったが、現在4戦目の途中まで終えて、とても良い雰囲気でここまで来れているのではないかと思う」

――今日の調子はどうだったか
「最初のダブルスは入りが良く、自分自身サーブの調子が良く、サーブでとっていくゲームもあれば、リターンでとっていくゲームでもペアの1年生の高田選手とラリーで攻めることができたテニスができた。これで負けるなと思うことが一切なかった。自信があった」

――今日のダブルスを振り返ってどうだったか
「今回の相手は何回も試合をした相手であるため強いのはわかっていたが、しっかり自分たちのテニスをすることができれば勝てると分かっていたので、相手のプレーに翻弄されることなく、自分のテニスをやり抜こうと思いダブルスに挑んだ」

――ペアの高田選手とはどのような声かけをしていたのか
「基本的にどこに打つのか、戦術的になるが、全てそのような話になると固まってしまうので、ペアと話す時は全く関係のない話をして和ませることを意識している。例えば、今日何食べたいとか。そのような会話で和ませつつ、大事なところはしっかり話し合いポイントを取っていく形をとっていた。メリハリをつけていた」

――今回の相手の法政大学の印象は
「チームの雰囲気は和やかだが、しっかり個人個人が実力を持ち戦ってくるチームなので、全く油断はできない。自分たち駒大はチーム一つとなり戦うという意識を持ち、今回のリーグ戦に挑んだ」

――次の試合の意気込み
「雨天で延期になり、連戦になったので、気持ち的にも身体的にも選手に負担がかかるが、主将として、チームの雰囲気や個人個人の状態を見ながら、自分は自分の試合をする。疲れは出てしまうが、最終戦は2部の集大成としてもう一回ギアを上げ、みんなに声をかけて全勝して、入れ替え戦に臨みたい」

――今回のリーグ戦全体の目標と、個人の目標
「リーグ戦の目標は2部1位になり、入れ替え戦でも勝ち1部昇格すること。個人の目標は、自分がエースかつ主将として勝利を収める存在として活躍したい」

◆高田晴菜(社1)

――今日の調子はどうか
「サーブはそんなに良くないが、ストロークが別に悪いわけではなかったので、とにかくストローク戦に持っていこうと思っていた」

――今日のダブルスを振り返ってどうだったか
「相手のストロークが良いということも前から分かっていたので、そこをボレーでどう止めるかを先輩と話しながらやった。ダブルスは二人なので、どちらかがカバーするのを心に決めてやっていた」

――ペアの谷井さんはどのような先輩か
「普通の生活でもテニス面でも頼れる良い先輩」

――今日の相手の法大の印象は
「ダブルスもシングルスも前(ボレー)に出てきて動くというよりも、ストロークで崩してくるイメージが強い。そして個々に力があると感じた」

――翌日に延期になったシングルスと次戦の専大戦の目標は
「今回の法大のリーグはダブルス2-0だが気を抜かずに、一本でも多く勝ってチームに貢献したい。自分がどこで出させてもらうかわからないが、出させてもらったらそこで自分の力を発揮するだけだと思うので、何もノンプレで1年生らしく頑張ろうと思う」

――リーグ全体での目標と個人での目標は
「駒大は1部昇格を目指しているので、2部の専大までの試合を全力で戦って、入れ替え戦でも個々で力を出しきれるようにチームで目標としている。個人では、1年生らしく向かっていけるようなテニスで笑顔でプレーをしたいと思っている」

◆磯辺薫女子監督

――今日の試合を振り返って
「前日からの途中だったので、S5以外は全部の試合でリードしていて少し余裕があった。そんなに緊張している感じもなかった。お互いに応援もなかったので、逆にそれが試合に集中でき、個人戦に近い感じの雰囲気で落ち着いて試合に入れていたと思う。緊迫した場面も少なく、落ち着いて見ていられた」

――2日間に分かれた影響は
「2戦目もそうだったが、そのときは3日間かかってしまい、しかも遠いところだった。それを経験したため、出来るだけ早く決断して昨日の時点で準備はできていた。ここのコート(有明テニスの森公園インドアコート)はイベントで使ったことがあり、雰囲気はわかっていた。なので、場所が変わったことによるナーバスな感じはなかった。はっきり何時にやるとわかっている方が、雨で何時間も待つよりもよかったと思う」

――次の試合の目標は
「今回の相手校(法政大)が全勝できていて、今回勝ったことで駒大はそれに並んだ。次にちゃんと勝てば入れ替え戦に行けるので、次を締めてしっかり勝ちにいかないといけない。最後が勝負」

執筆者:神戸桐夏

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