卓球部

DATE:2025.04.22卓球部

【絆vol.4】丸山哲史選手インタビュー

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ラリーを行う丸山哲史選手(撮影・前田夏実)

絆vol.4の今回では、2年生の中でも特に今後の活躍が期待される丸山哲史選手(営2)をゲストに迎えた。

2024年9月に行われた秋季・1部関東学生卓球リーグ戦で1部Aクラス入りを果たした駒大卓球部。関東の卓球強豪校がひしめく1部の中、5勝2敗で掴み取った3位入賞は、2006年以来の過去最高記録と並ぶ。今後の活躍が見込まれる駒大卓球部だが、主力であった最上級生はこの大会が引退試合となった。
ダブルエースであった木村飛翔(25卒)・白山遼(25卒)が引退した駒大卓球部を引き継ぐ下級生の中で、注目すべき選手が丸山哲史である。

福岡県で卓球強豪校として知られる希望ヶ丘高校出身の丸山は、小学生時代から多くの大会に出場し、賞を獲得している。丸山が高校3年次に行われた、第92回全国高等学校卓球選手権大会福岡県予選(インターハイ予選)では、希望ヶ丘高校が男女ともに本線出場枠を独占。丸山はシングルス、ダブルスで優勝を収め3冠を手にした。
この他にも、令和5年度全九州高等学校体育大会第76回全九州高等学校卓球競技大会では、男子ダブルスで準優勝、男子学校対抗で優勝を収めた。

駒大卓球部に進学後も丸山の躍動はとまらない。2024年8月に開催された第90回全日本大学総合卓球選手権大会・関東地区予選会。全国の大学生の中から個人トップ選手を決める本戦の予選会であり、重要な大会として位置づけられている。丸山はこの大会で、同学年の原圭佑(地2)とともに男子ダブルス代表決定戦に勝利し、10月に行われる本戦への出場権を掴み取った。さらに、同年11月に行われた第77回東京卓球選手権大会東京都予選会では、男子ダブルスの部に出場し、本選出場が決定した。2025年2月に開催された神奈川卓球選手権大会では、個人戦は4回戦で敗退するも、団体戦では決勝トーナメント2回戦に進出するなど、着実に結果を残している。

幼少期からの活躍が目覚ましい丸山選手だが、一体どのような人物なのか。丸山選手の素顔に迫った。

インタビュー

――駒大卓球部に入部したきっかけ
「高校が一緒だった先輩が、今の3年生と25卒の選手にいたため入部した。
勧められたというのもあるが、1部である駒大卓球部に行きたいという自身の思いもあった」

――駒大卓球部の雰囲気
「皆優しく接しやすい」

――駒大卓球部で大切にしていること
「明るく楽しむことを大切にしている。そのため、部内に暗い人がいない」

――チーム内にライバルはいるか
「自分は今下級生であるため、先輩方全員に勝てるように意識している」

――4年・3年生の先輩の全体の印象
「3年生は、管さん丹羽さんなど落ち着いた人が多い。4年生は個性が強い人が多いという印象」

――丸山選手の中で憧れの先輩
「白山遼選手」

――今までで思い出に残っている試合
「全日学のダブルス予選(第90回全日本大学総合卓球選手権大会・関東地区予選会)。最終の5セット目。10-4のリードから10-10まで追い付かれたが、最後決めきれたことが印象に残っている」

――得意技は何か
「相手が打ってきたドライブをそれより強く返す、カウンターという技が得意」

――25卒の選手が引退して意識はどのように変わったのか
「今まで、白山選手・木村選手のダブルスが強かったこともあり、その2人に頼っていた。主力が抜け、自分たちが2年生にあがるとリーグ戦での戦力が落ちるため、そこでさらに勝てるようにという意識はしている」

――今後の目標
「1年生の時はリーグ戦に出られなかったため、2年生からはリーグ戦に出られるように意識していく」

――今後強化したいところ
「メンタルが弱いこと。勝っている時に巻き返される展開が多いため、そこを思いきって攻めていけるようにする」

駒大の魅力を「真面目な人が多く、加えて元気で明るいところ」と答える丸山選手。さらなる飛躍を遂げ、これからの駒大卓球部をけん引する選手として目が離せない。

執筆者:五味沙那子

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