全日学3日目 惜敗を喫し、白山のみランク決定戦へ
第90回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部) が10月30日、所沢市民体育館で行われた。
大会3日目はダブルスベスト8決定戦から決勝まで、シングルスは3、4回戦が行われた。駒大から勝ち進んだダブルス2ペア、シングルスには6名が出場した。結果は以下の通り。
ダブルス出場ペア |
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木村飛翔(商4)・白山遼(経4) |
加藤渉(経3)・管琉乃介(経2) |
シングルス出場選手 |
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木村 飛翔 |
白山 遼 |
相楽将(営4) |
加藤 渉 |
管 琉乃介 |
日髙智貴(経1) |
ダブルスベスト8決定戦
○加藤/管3-1田中/溜(専大)●
11-7
11-8
8-11
13-11
3球目攻撃で得点を重ねていき、相手のフォアミドルを狙って点を獲得。加藤のチキータでレシーブ攻撃をし、管が回り込んでストレートに打ち、勝利。
●木村/白山0-3谷垣/中村(愛工大)○
4-11
10-12
9-11
相手に攻められ翻弄されていたが第2セットは攻めの姿勢で点を重ねていく。白山・木村の鋭いカットで相手を翻弄していくが、互角で両者譲らない展開。しかし相手に攻められ、木村・白山はコートから下げられてしまう。木村のフォアドライブで食らいついて攻めていくが、相手の攻めに耐えきれず敗退。
ダブルス準々決勝
●加藤/管0-3小林/伊藤(日大)○
6-11
6-11
8-11
相手は今年の全日本ダブルスチャンピオン。相手のスマッシュにブロックしてさらに攻め込んでいく。さらに加藤のチキータで攻め込むも相手のコース取りにやられてしまう。加藤がチャンスを作り、管が回り込んで相手のフォア側にスマッシュ。しかし、相手にフォアサイドを狙われて点を取られてしまう。4-10から2連続ポイントとるものの、第2セットも取られる。管のバック強打で点を決めていくが、スピード対決となってしまい、敗退。
シングルス3回戦
○白山3-1木塚(専大)●
11-9
12-10
5-11
11-8
カットで相手に打たせてミスを誘っていく。相手に攻められ続け、コートからさげられてしまう。しかしフォアドライブされた際にブロックをし、前方で攻めていく。相手に攻められた時もコースを変えていき、点を獲得する。鋭いカットで相手のミスを誘い、デュースを制す。時にバックストレートで強打という攻めの姿勢を見せ、勝利。
●相楽1-3小林(日大)○
14-12
9-11
9-11
8-11
フォアでクロスにスマッシュ。常に攻め。相手の裏をかき、フォアストレート。相手をコートからさげる。フォアフリックでクロスを狙う。デュースにもつれ込み、相手のバックサイドにスマッシュを打ち込み、このセットを制す。相手に緩急をつけられ翻弄される。打ち合いになり、相手をコートから下げるものの点につなげることはできず、敗退。
●加藤0-3手塚(明大)○
6-11
12-14
2-11
回り込んでドライブをし、相手のバック側を攻めていく。相手に攻められてもブロックでミドルに返す。しかし相手も攻めの姿勢を止めず、相手のバック攻めに翻弄され、敗退。
●管2-3野田(専大)○
11-13
8-11
11-6
13-11
9-11
攻めの姿勢でいくが、相手に合わせられて、逆に相手のコース取りに翻弄されてしまう。レシーブでバッククロスに相手も対応できない程のスピードで打ち込む。攻め込むものの、バックに連続で打ち込まれ対応できず。フルセットへもつれ込み、粘るものの敗退。
●木村2-3横谷(中京大)○
6-11
6-11
12-10
11-9
9-11
相手が回り込み、フォアを狙われ、第1セットを落とす。相手に前後で揺さぶられてしまう。カットでバック前を狙い、フォアで打ち込んでいく。しかし相手に攻められ、なかなか自分のペースにできない。第3セットでは第1・2セットとは違い、相手のスピードでやられる前に攻められないよう、コース取りをしていく。デュースにもつれ込み、相手から強打されコートから下げられるものの、攻めていき点を獲得。第3セットの流れで第4セットでは相手のバックミドルを狙い、サービスエース。最後、相手の強打を返し、前方へ攻めていくが攻めきれず敗退。
●日高2-3青山(中大)○
11-7
5-11
3-11
11-4
4-11
相手のサーブに苦しめられる。バックでせめて行くものの相手に下げられてしまう。しかしバッククロスでスマッシュを決めていく。相手がブロックできないほどの速さで打ち込みフルセットへともつれ込む。相手のミスを誘っていくが、相手に逆をつかれる。相手と打ち合いになった結果、ものにすることはできず敗退。
シングルスベスト16決定戦
○白山4-1山本(明大)●
11-6
4-11
11-6
11-8
11-4
フォアドライブやレシーブで相手のバックに打ち込み攻めていく。カットの中、コートの前方にいきバックで打ち込む。フォアサイド・バックサイドと相手に翻弄されてしまい、第2セットを落とす。回り込んで、相手の逆をつくフォアストレート。第3セット、バックのツッツキ対決を制す。ツッツキ対決で相手に攻めさせない。第4セット、3連続ポイントをとる。回り込んでフォアをし、相手のバック側で逆をつく。攻められても食らいついていき強打でミドルを狙い、相手も手が出ない。最後、相手にドライブで攻められるも、フォアで返し、この試合を制した。
以上の結果より、ダブルスは木村/白山ペアがベスト16入り、加藤/管ペアがベスト8入りを果たした。シングルスは白山がベスト8決定戦進出を決めた。31日も同会場でベスト8決定戦から決勝まで行われる。