山川5年ぶり1万で自己ベスト!-第229回東海大記録会
第229回東海大学長距離競技会が6月8日から9日にかけ、東海大学湘南校舎陸上競技場にて行われた。駒大からは5000mと10000mに計4名が出場。山川拓馬(営3)がケガからの復帰戦として5年ぶりの10000mに挑み、自己ベストを更新。5000mには亘理魁(地4)、吉本真啓(経4)、島子公佑(営2)が出場。雨の中のレースとなったが、島子が学生トップ、全体5位につけた。
結果、インタビューは以下の通り。
結果
種目 組 | |
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着順 | |
名前(学科学年) | |
タイム |
男子10000m 3組 | |
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1着 | |
山川拓馬 | |
29分10秒72 ※自己ベスト |
男子5000m 7組 | |
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5着 | |
島子公佑 | |
14分24秒63 | |
7着 | |
亘理魁 | |
14分26秒71 | |
12着 | |
吉本真啓 | |
14分39秒44 |
戦評
◆男子10000m 3組
7名と少人数で行われたレースは、山川が終始先頭を走る形に。序盤からハイペースで刻み、3000m手前で単独走となるが、その直後からペースが落ち始め、藤田敦史監督(47)から「我慢だぞ!」と声がかかる場面も。落ちたペースを戻すことができないまま終盤を迎えた山川だが、残り2000mから徐々にペースを上げ、最後は29分10秒台でゴール。復帰戦で自己ベストを更新した。
◆男子5000m 7組
亘理、吉本、島子の順で前方でスタート。2周目から島子が前に出る形でレースが進み、亘理と吉本はその後ろを走る展開に。2600メートルを過ぎると亘理と吉本が後退し、第二集団に吸収される。島子も3400メートルを過ぎると先頭集団からこぼれ、残り1周でペースを上げるも雨に足を取られ上げきることができず、そのままフィニッシュ。続く亘理、吉本も苦しい表情を見せながら走り切り、レースを終えた。
インタビュー
◆山川拓馬
ーーレースを振り返って
「28分50秒から29分を切るくらいが目標だったが、まだまだ力不足だった。29分10秒かかってしまったのは完全に練習を積めてきていなかったのがあったが、(タイムは)最低限だった。それでも引っ張って28分台を出せなかったら強い選手にもなれない。ポイント練習を3回やって練習の一環として今日のレースに挑んだ。最初は速くいって、中盤で少し落として最後に上げるというレースプランだったが、ラストの1000m以外上げられなかったので、そこが課題かなと思う。正直29分かかると思っていなかったので、過信していたなという部分がある」
ーーかなり久しぶりのレースだったが
「正直緊張していた(笑)。そもそも半年ぶりのレースで、5年ぶりの10000mの記録会だったので、緊張はあった。それでももう少しタイムは出せたかなと思う」
ーー自己ベストを更新して
「(最後の1周を)28分台で通過している。まだまだ納得はしていないので、これからしっかり練習を積んで、もっといい記録を出していきたい」
ーーレース中に応援がたくさん聞こえたが
「ありがたい限り。花岡寿哉や兵藤ジュダ(いずれも東海大)がいた。東海大の人たちが結構応援してくれて、本当にありがたい」
ーー今後の目標
「これからまずは学連記録会があるので、そこでしっかりとタイムを出し、それを夏合宿につなげて駅伝シーズンで結果を出し、去年のリベンジをしていきたい」