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SPECIAL INTERVIEW

ヘッドコーチ 藤田 敦史
駒澤大学陸上競技部 ヘッドコーチ 藤田 敦史

栄光を得た後も高みを目指して

平素より陸上競技部の活動にご理解をいただき、心より感謝申し上げます。
私ども駒澤大学陸上競技部は今年度のスローガンを『原点と環~強さの証明~』と決め、大学駅伝三冠を目指しスタートいたしました。
前半は、田澤廉(4年)の世界陸上、佐藤圭汰(1年)のU20世界選手権など個人のレースが多くあったこともあり、夏の強化合宿では、なかなか足並みが揃わず苦しみましたが、選手たちは一生懸命に練習に取り組んでくれました。
そして迎えました大学三大駅伝初戦の出雲駅伝でしたが、ひとりひとりが自身の役割を全うし、アンカーの鈴木芽吹(3年)が9年ぶり4回目の優勝のゴールテープを切ることができました。
続いて迎えました全日本大学駅伝では、主力の鈴木を故障で欠く形となりましたが、出雲駅伝同様に全員がチームの目標へと向かいひとつになった結果、大会三連覇、15回目の優勝を勝ち取ることができました。
そして最後に迎えました箱根駅伝では、三冠という大きなプレッシャーがのしかかる中で、主力選手の怪我や体調不良が続き、決して万全な状態で本番を迎えた訳ではありませんでしたが、2年ぶり8回目の総合優勝を達成し、見事大学三大駅伝三冠を達成することができました。
これもひとえに皆様方のご支援の賜物と、改めて厚く御礼申し上げます。
今後は三冠を達成した強豪チームの肩書のもと、更なるプレッシャーの中で、新たな目標へと向かっていくこととなるかと思いますが、皆様方からのご支援に対しまして常に感謝の気持ちを忘れることなく、皆様方からのご声援を力に変えて、今までと変わらず精進して参ります。
最後になりますが、皆様方の益々のご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。
今後も陸上競技部に対しまして、変わらぬご支援とご声援をいただけますようお願い申し上げます。